鮨処 銀座福助 横浜高島屋店 (2023/10)


名前鮨処 銀座福助 横浜高島屋店

場所: 〒220-8601 神奈川県横浜市西区南幸1-6-31 横浜高島屋 8F ローズダイニング
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 横浜駅直結

営業時間:11:00~22:30 不定休

また行きたい度:=☆☆☆=板前さんとの会話を楽しみつつリーズナブルに握りを楽しめる落ち着いた雰囲気の駅近鮨処

外部リンク鮨処 銀座福助の公式HPへのリンク

備忘録

(2023/12/20記載)
2023年10月上旬の休日の夜に利用。
今回は会食ということで、先方が時々利用するこちらの店で食事をすることになった。
個人的には高島屋のローズダイニングを利用する機会はかなり少なく、こちらの店を事前にリサーチしてみたところ、銀座に本店を置く寿司と天ぷらを手掛ける老舗のよう。
銀座を中心に寿司店を都内に4店、そして横浜高島屋にこちらの店を出店している。

<お店の場所はどこ?>
こちらの店は横浜高島屋内にあるので、公共交通機関であれば横浜駅、車の場合は高島屋の駐車場を利用することが可能。
とはいえ、高島屋の提携駐車場は駐車場までのアクセス経路が比較的狭く、逆に様々な路線が乗り入れている電車でのアクセスの方が間違いなく便利ではある。


こちらが店舗外観。
高島屋内8Fのレストラン街の中にある。
落ち着いた雰囲気の造りになっており、店の前には本日のオススメメニューが置かれている。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日の17時過ぎという混雑時間帯であったので店内は満席。
かつ3名でカウンターを希望していたこともあり30分近く待っての入店。
店内はカウンター席が10席程度、2名もしくは4名掛けのテーブル席が計6卓程度と、トータルキャパは40席程となっている。
1~2名でテーブル・カウンターを選ばなければそこまで待たない感じではあるが、いずれにしても休日は比較的早い時間から混雑することと、こちらのお店は予約を受けていないこともあって、休日利用の際は時間に余裕を持っての来店がオススメ。
ただ、休日であっても19時半を過ぎると店内はかなり空くので、時間に余裕があれば少し遅らせてから向かった方が混雑なく入店出来るよう。
店内はいわゆる板前さんがカウンターで握りを握るというスタイルになっており、落ち着いた上質な雰囲気となっている。


こちらが店内の雰囲気。
調理場を囲むように10席程度のカウンター席が配されている。


それぞれのエリアに担当の板前さんがつくので、適宜直接オーダーを入れていくスタイル。

<オススメのメニューは?>
レギュラーメニューは50種類程度と、食べたいと思うメニューは大抵カバーしているという感じ。
また、それぞれ握り・手巻き・細巻でオーダーすることが可能なよう。
金額も1貫165円から880円となっており、中心の価格帯は1貫275円から440円と、本格的な寿司の店としては比較的リーズナブルな価格設定となっている。
また、シャリの量も変更可能なので、色々なネタを食べたい時はシャリ少なめでのオーダーが可能なのもありがたい。
握り系の他にも一品料理もあるので寿司に行く前にお酒を飲みながらつまむことも可能。
なお、コースメニューもあるようだが、今回はアラカルトで色々頂くことにした。


こちらはレギュラーメニュー。
各メニューそれぞれ握り・手巻き・細巻でのオーダーが可能。
また、マグロは天然本鮪もあり、そちらだけは別記載となっているこだわりよう。


こちらがドリンクメニュー。
寿司と言えば日本酒ではあるが、ビールやウィスキー、ワインなどもそれなりに取り揃えている。
なお日本酒はメジャーどころの地酒を10種類弱取り揃えているが、価格設定は若干高めという印象。


まずはゲソのつまみから。
甘いタレに絡んだプリプリのゲソはまさにつまみという感じで日本酒が進む。


そして続いて「貝の盛り合わせ」をオーダー。
こちらは赤貝、平貝、ホタテなど貝好きにはたまらないネタが盛られている。


今回は貝好きなメンバーが多かったこともあり、握りに行く前に「煮ハマグリ」も頂くことに。
かなり大振りなハマグリを絶妙な味付けと火入で仕上げており、身に程よく味が染みつつもプリプリの食感となっている。

そしてこの後は握りを頂くことにした。


まずは中トロ・天上ぶり・ホタテから。
シャリは一般的な量で多くもなく少なくもなくという感じだがネタはしっかりとシャリが隠れるくらいの大きなサイズになっている。
中トロとぶりは脂の乗りは申し分なし。
ホタテも肉厚で貝柱の程よい歯ごたえと甘味がとても美味。


続いて鯵・北海生たこのコンビネーション。
しっかりと飾り包丁の入った生たこは程よい食感を残しつつタコの旨味をしっかりと感じられるもの。


こちらは白いか・富士の介(キングサーモン)。
富士の介という日本で唯一キングサーモンの血を引く魚らしく、普通のサーモンのよりも味わいが濃厚であった。


その後は塩いくら・北海生たこをオーダー。
いくらは通常醤油漬けにしている事が多いのだが、こちらは塩で仕上げたもの。
醤油ダレに浸かっていないのでいくらの味わいをダイレクトに感じられることが出来るものであった。


そして締めは中トロ・ボタンエビ。
中トロはインドマグロのものと天然本鮪のものがあるのだが、板前さん曰く普通に食べたらそこまで違いは分からないとの事。
ただ、毎日見ていることもあって、やはりきめの細かさと脂の旨味は本鮪の方が上とのこと。
ボタンエビは立派なサイズ感で独特の甘味がたまらない。


なお、ボタンエビをオーダーすると頭の部分を焼きもしくは味噌汁にして別途提供してもらえる。
今回は焼きで提供して貰ったが、パリッと香ばしく焼き上げられているので、一番固い角の部分以外はパリパリと美味しく頂くことが出来た。

<まとめ>
今回は3名で利用して貝の盛り合わせや他1品料理の2品ほど、日本酒を3合頂いて握りは11貫となかなかの満腹感で大体1人で8000円弱という金額感。
お酒が若干割高ということもあるので、量を少し抑えればもう少し安くはなるが、それでもしっかりとお腹一杯に食べて飲んでこの金額であれば悪くはない。
一品ものでは貝を中心に頂いたが、刺身は新鮮でなかなかのサイズ感、煮付けは絶妙な火入ということもあって味わいと食感のバランスが非常に良かったという印象。
寿司はシャリの量は多くも少なくもなくという感じで、ネタはそのシャリをしっかりと覆い隠す大きめのサイズ感でボリューム感もしっかりとある。
いずれのネタも美味しかったが、その中で印象に残ったのは北海生たこと塩いくらとボタンエビであった。
飾り包丁を入れた北海生たこはたこの食感を残しつつ旨味をしっかりと感じられる味わい。
醤油ダレではなく塩で味付けしたいくらはその濃厚な味わいそのまま楽しめるるものになっており、ボタンエビはその甘い身と濃厚な海老味噌が詰まった頭の部分を余すこと無く頂けるものであった。
板前さんとの会話を楽しみつつリーズナブルに握りを楽しめる落ち着いた雰囲気の駅近鮨処という感じで、ランチ利用や会食利用と幅広いシチュエーションで使えそうなお店であった。

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鮨処 銀座福助 横浜高島屋店寿司 / 横浜駅新高島駅高島町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.4

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