中国家常菜 燕郷房 (2023/09)


名前中国家常菜 燕郷房

場所: 〒900-0021 沖縄県那覇市泉崎1-11-3
地図はこちらからどうぞ

交通手段:ゆいレール線 県庁前駅 徒歩5分

営業時間:11:00~14:30、17:30~23:00(平日)12:00~22:00(日) 毎週火曜日

また行きたい度:=☆☆☆=平日ランチタイムを外しても混雑している地元民に大人気のモダンチャイニーズの店

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備忘録

(2023/11/30記載)
2023年9月下旬の平日の昼食に利用。
この日は旭橋エリアに滞在していたこともあり、以前から行こうと思っていた駅近立地の沖縄そばの店に行くも、店先に書いてある営業情報的には営業しているはずなのになぜか閉まっているというオチ。
旭橋エリアで気になる沖縄そばの店のブックマークが無く、少し範囲を探して広げてみたところ、こちらの中華料理店をブックマークしていたことを思い出した。
「沖縄まで来てわざわざ中華か?」と毎回自問自答していてなかなか行く機会が無かったのだが、距離もそこまで遠くないので行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
こちらの店はゆいレールの旭橋駅と県庁前駅の丁度中間にある。
どちらの駅を利用しても駅を降りたら川沿いに県庁前駅方面もしくは旭橋駅方面に進む。
旭橋駅から向かった場合は1つ目、県庁前駅から向かった場合は2つ目の橋のある比較的大きな通りを川を渡らずに国際通り方面に進み、30メートルほど歩いた先の進行方向右側にお店がある。
ダイワロイネットホテルを過ぎ、コインパーキングの並びにお店はあるが、建物そのものはあまり目立たないものの壁には店名が大きく書かれているのでそれなりに目立つ。


こちらが店舗外観。
正面から見ると比較的シンプルな感じになっており、中華料理店的なガッツリ目立つような雰囲気ではない。


お店の外にはメニューが張り出されているので、混雑時はこちらで事前にメニューの検討が出来る。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の13時20分頃に到着したが、それでも店内は満席。
2組が待っている状態で、その後も後続で2組が続くという人気店。
平日でも結構待つというコメントを結構見かけたが、そのコメント通りの状況であった。
丁度入れ替えの時間ということもあってか、10分待たずして入れたがやはりなかなかの人気店。
その後もラストオーダーの14時まで客足はと絶えず、常に店内は8割程度が埋まっている状況であった。
店内は1階と2階席があり、今回案内された1階席は4名掛けテーブルが5卓、2名掛けテーブルが3卓、そして円卓が1卓と30席強のキャパ。
コンクリート打ちっ放し・レンガ造りの雰囲気は中華料理の店という印象よりもオシャレなダイニングカフェというようなイメージ。
なお、混雑時は店内にあるウェイティングリストに名前を書いて待つスタイルとなっている。


こちらが店内の雰囲気。
コンクリート打ちっ放しの壁等、中華料理の店というよりはオシャレなダイニングレストランという感じもしなくはないが、不思議と書いてある絵、置かれている椅子などの影響もあってか、香港の街中華というようなイメージもある。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は中華の店なのでメニューは当然中華が中心。
ただ、いわゆる野菜炒めやフカヒレのスープのようなコテコテの中華というよりも、「チャーシュー丼」や「ラーメン」系と言った定食や一品ものを中心としたものが多い。
メニューは大きく定食、麺、炒麺、のせごはん、かけごはん、粥というカテゴリーに分けられていることもあって、まずはざっくりと食べたいカテゴリーから探すことが出来るのはありがたい。
なお、定食には日替わり定食もあり、この日は「柔らか豚肉とエリンギのカレークリーム炒め」という、ちょっとフュージョン系のメニューになっていた。
中華の店なので当然ながら沖縄テイストの入ったメニューは無く、沖縄そばの気持ちだったこともありメニュー選びが難航。
そんななか、のせご飯のメニューに自家製叉焼と蒸し鶏の両方を贅沢に乗せた「ダブルのせごはん(1080円)」になぜか目が留まり、今回はこちらを試してみることにした。


こちらがメニュー。
店先に張り出されているものと同じもの。
カテゴリーに分けて記載されているのでずらずらっと一覧で書かれてはいるものの比較的選びやすい。


こちらは日替わりメニュー。
この日は「やわらか豚肉とエリンギのカレークリーム炒め」というメニューであった。

オーダーして待つこと10分弱でセットのスープから提供された。


こちらが「ダブルのせごはん」。
丼のサイズが分かりにくいが、いわゆる一般的なラーメンどんぶりのサイズ感。
その上には半分にカットされた味玉が1個分、チャーシューが4枚と蒸し鶏が半身乗せられ、青梗菜がたっぷりと盛られており、見た目はなかなか華やか。

まずはチャーシューから頂くが、少し小さめのものが4枚入っている。
ハチミツのような甘みが特徴的で柔らかく脂身もそこそこあり手作り感を感じられる味でなかなか美味しいのだが、サイズ感が少々小さく物足りなさはある。
そして蒸し鶏だが、こちらはしっかりと生姜が効いたネギがトッピングされている。
蒸し鶏は柔らかくてとてもジューシーな口当たり。
味付けもシンプルで、そこまで醤油感は強くなく、鶏そのものは上品な味わいになっているが、ネギと生姜のトッピングしっかりと効いていることもあって物足りなさはない。
青梗菜はシャキシャキでたっぷりと載せられており、味玉はほんのり八角効いた中華の味わいに仕上がっておりなかなかの美味。
ご飯はしっかりと盛られておりボリューム感があるのだが、トッピングの肉系の具は少し少なめの印象なのは否めない。


そしてこちらがセットのスープ。
玉子メインのいわゆる玉子スープではあるが、加えて豆腐や椎茸、しらすなどが入ったもので一品料理として出しても十分通じるものであった。
魚介系のダシの風味がしっかりと効いていてコクのある味わい。

<まとめ>
今回はたまたま目に留まった「ダブルのせごはん」をオーダーしたが、こちらについてはわざわざ沖縄で食べなくてもいいかな、という印象であった。
ハチミツのような甘みが特徴的で柔らかく脂身もそこそこあり手作り感を感じられる味のチャーシューと、しっかりと生姜が効いたネギがトッピングされている柔らかくジューシーな蒸し鶏が乗せられており、ご飯のボリューム感もそれなりにある美味しい丼系メニューではあったが、一方で、沖縄でなくても食べられそうな感じもある味わいであった。
他のメニューを試していないので何とも言えないのだが、地元に住んでいて美味しい中華が食べたいときには間違いなくオススメの店ではあるが、短期間の旅行等でわざわざ時間を作って並んで食べるよりは沖縄そばなどのお店に行くのが良いという印象であった。

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中国家常菜 燕郷房中華料理 / 旭橋駅県庁前駅壺川駅

昼総合点★★★☆☆ 3.3

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