Francis Coppola Diamond Collection Zinfandel 2019（フランシスコッポラ）

ワインデータ：

コメント：
毎回、山梨に行く際に必ず立ち寄るこちらのお店で30％オフシリーズを色々みていた際に見つけたので購入したもの。
定価だと3600円程度のものを2500円でお得に購入。
色はルビー色とブラックチェリーを思わせる濃厚で輝きがあるタイプ。
粘度はしっかりとありグラスの縁に細かい脚を長く出す。
香りはしっかりとしており、スワリングすると濃厚な果実感が当たりに広がる。
しっかりと熟したアメリカチェリーのような程よい酸の刺激やジューシーな甘味、レーズンやプルーンのような凝縮された果実感が前面で主張しており、僅かにハーブのようなニュアンスも見え隠れする。
アタックはカシスや若いブラックベリーを思わせるような比較的酸が強めな味わい。
その後に追いかけてレーズンやプルーンのような果実の甘味を凝縮させた風味を感じられる。
果実のジューシーな味わいをストレートに感じつつもナツメグなどのスパイスのアクセントがほのかに加わり複雑な味わいになっている。
余韻には優しく果実の甘味が残るがそこまで長いという印象ではない。
ガッツリ濃厚でパンチで攻めてくるタイプではなく、ジューシーな果実の甘味を上品にバランスよく楽しめるジンファンデル。
＜アルコール度数14.5%＞

インプレッション：

この日は既に食事を済ませていたので軽くおつまみと合わせて頂くことにした。
合わせたのはテッパンアイテムのナッツとサラミ。
ナッツはハズしようのないおつまみ。
一方のサラミは今回購入したものがチーズ入りということで、スパイシーなサラミの味わいにチーズがまろやかさのアクセントを加えてる。
比較的ワイルドな味わいではあるがワイン自体もしっかりとパンチのあるタイプなので負けることはない。
ステーキなどとの相性も良さそうではあるが、ガッツリ焦げ目のついたワイルドなバーベキューというよりは鹿肉のローストや鉄板焼などのような少し繊細で柔らかい味わいの料理の方が相性は良さそうな印象。
＜マリアージュ指数：3可もなく不可もなし＞