名前:ザ カハラ ホテル&リゾート 横浜
場所:〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-3
地図はこちらからどうぞ
交通手段:みなとみらい線 みなとみらい駅 徒歩15分
また行きたい度:=☆☆☆☆☆=圧倒的なみなとみらいの眺望を楽しめるゴージャスで煌びやかなプライベートリゾート感たっぷりのラグジュアリーホテル
外部リンク:ザ カハラ ホテル&リゾート 横浜の公式ページへのリンク
備忘録
(2023/11/28記載)
こちらのホテルは開業した翌月の2020/10に一度宿泊していたのだが、「2万円分のトラベルクレジットプレゼント」というアメックス・プラチナカードのお得なイベントがあったので様々な特典が付く「Fine Hotels + Resorts」対象のホテルを探しているとこちらのホテルを発見。
前回宿泊した際は開業当初ということもあってプライベート感がウリにも関わらず宿泊客以外の見物客が多く訪れていてかなりごちゃごちゃとした感じであったり、オペレーションがまだ回っていないという状況でそこまで好印象ではなかったので、リベンジも含めて2年後の2023/10に改めて宿泊してみることにした。
なお、「Fine Hotels + Resorts」対象のホテルでは、公式サイトや旅行サイトの最安値より数%ほど高い金額ではあるものの、当日の空き状況次第ではあるがアーリーチェックイン・レイトチェックアウト・客室アップグレードの特典が受けられ、更に朝食無料提供、ホテルクレジット(多くの場合は$100)は確約という非常に魅力的なサービスを受けられるので、アメックス・プラチナホルダーであれば使わない理由はない。
朝食編のインプレはこちらで掲載。
夕食編のインプレはこちらで掲載。
こちらのホテルはスイートタイプが3種類(ザ カハラ・エグゼクティブ・プレミア)、その他のタイプが4種類(プレステージ コーナー・グランドハーバービュー・グランドアッパーフロア・グランド)の計7種類の部屋タイプがある。
通常タイプの部屋は名称としては4種類あるが、実際には部屋の2面がガラス張りになっている「プレステージ コーナー」と、いわゆる普通の客室に多い1面のみがガラス張りになっているタイプの2種類に分けられる。
グランドハーバービュー、グランドアッパーフロア、グランドの違いは眺望とアサインされる客室の階層の違いのみとなっており、客室の広さそのものには大きな違いはなく、いずれも50平米程度とかなりゆったりとした造りになっており、いずれの部屋もツイン・キングの2種類が用意されている。
なお、グランドハーバービューはみなとみらい方面の眺望が確約され、かつ高層階(9~12階)がアサインされる部屋で、グランドアッパーフロアについては高層階(9~12階)ではあるもののみなとみらいエリアとは反対側の部屋がアサインされるもの、グランドは低層階(4~8階)の部屋(眺望選択不可)がアサインされる部屋となっている。
こちらのホテルはみなとみらい側にはパシフィコ横浜があるので、低層階のみなとみらい側の部屋は正直眺望が全く望めないので、もしグランドでブッキングして低層階がアサインされた場合はチェックイン時にみなとみらい・中央卸売市場のどちらの部屋がアサインされたのかを確認した方が良いかも知れない。
こちらがホテル外観。
全面ガラズ張りに見えるような外観はスタイリッシュでモダンな雰囲気。
ホテルの車寄せはそこまで広いという感じではないが、こちらのホテルのキーワードであるゴージャス感を良く表現している。
夜は夜でライトアップされ、かなりゴージャス感が増す。
なお、こちらのホテルは窓が掃き出しのものということもあり、写真の通り夜は室内が丸見えになるのでカーテンは必須。
ホテル内に入るとすぐにスタッフの方が対応、チェックインであることを告げるとエレベーターで14Fのロビー階まで同行の上、手配を進めてくれる。
こちらが14Fのロビーフロア。
2フロア分を使っているようで、エレベーターの表示階は12階の次が14階となっていたのが印象的。
開業当初は人が溢れていたが2年経って落ち着いたことと、今回は平日だったこともあって非常にゆったりとした時間が流れている。
こちらは夜のロビー階。
昼の開放的な雰囲気とは異なり、照明をうまく使いゴージャスな雰囲気と優雅さを演出している。
今回は「グランドハーバービュー」にて事前にブッキング、チェックイン時にアップグレードの有無を確認するとアーリーチェックインは使えなくなるがスイートを除くと最上級の客室である「プレステージ コーナー」へのアップグレードは可能という案内をされた。
以前宿泊した部屋は「グランド」タイプの低層階、かつ中央卸売市場側の眺望であったので折角ならば角部屋で広さも60平米近くある「プレステージ コーナー」の部屋を利用しようということで、アーリーチェックインは諦めてアップグレードを取ることにした。
なお、アップグレードされた部屋とブッキングした部屋の差額はおおよそ2万円なので、これだけでも「Fine Hotels + Resorts」の特典の恩恵を十分に享受できている。
チェックインを済ませると、今回アサインされたのは8階の832号室であった。
こちらのタイプの部屋は4~8階まで各フロアに1部屋のみ、4,5階はツインタイプで6~8階がキングタイプとなっており、今回アサインされた部屋は同タイプの部屋としては最上階の部屋であった。
客室への移動はエレベーター内にあるセンサーにルームキーをかざす必要がある。
エレベーターホールから客室に向かうが、ゴージャスで煌びやかなパブリックスペースとは一転して照明が落とされかなり落ち着いた雰囲気となっている。
こちらがホテルの見取り図。
建物は長方形となっており、フロアの客室の数もそこまで多くない。
こちらは客室入口からの写真。
一般的なホテルの造りとなっており、入口の通路先に客室があり、手前には水回りの設備が配されているスタイル。
ただ、60平米と客室の広さにはかなり余裕があるので全てがゆったりとした配置になっている。
なお、トイレは写真の丁度後ろ側に個室として配されている。
入口のすぐ横には大型のクローゼットがある。
1週間分くらいのサイズのトランクケースが置けるくらいのゆったりとしたスペースとなっている。
そしてその横にはバーコーナーがある。
冷蔵庫の上にはバーカウンターがあり、ここにはカプセル式のネスプレッソが準備されている。
グラス類も充実しており、ワイングラスだけでなくタンブラーなどもデフォルトで準備されている。
紅茶はシンガポールの有名ブランドであるTWGのものが3種類用意されている。
また、有料のミニバーも充実している。
こちらは客室から入口を撮ったもの。
一番奥がトイレ、その手前の右側に収納、ミニバーなどがある。
こちらが客室エリアの写真。
客室は60平米と通常のホテルであればスイートに近い広さが確保されている。
また、角部屋ということで2面がガラス張りになっているのでベッドサイズが200センチのキングタイプのベッドやソファーなどが置かれていても全くをもって窮屈感は感じられない。
なお、こちらの部屋は角部屋ということで隣接する「横浜ベイコート倶楽部」の客室が窓から見えるような造りになっている。
日中は特に問題ないが、夜はレースのカーテンを閉めておかないと完全部屋が丸見えになるので要注意。
こちらが夜の客室。
写真ではわかりずらいが、窓の向こうにはライトアップされたベイブリッジが見える。
そしてこちらのホテルはターンダウンサービスがあり、夕方以降にベッドのターンダウンが行われる。
チェックイン時にサービスの有無を確認されるので、不要であればその際に断るか「do not disturb」のメッセージを点灯させておけば問題なし。
なお、ターンダウンサービスと共にヴェローナのチョコレートが枕元に置かれるのも嬉しいサービスの一つ。
今回は「Fine Hotels + Resorts」での予約ということもあって、ウェルカムギフトのプレゼントという特典があったのだが、こちらのフルーツプレートがそのギフトであった。
ブドウ、イチゴ、ラスベリーなどのフレッシュフルーツの盛り合わせプレートであった。
その奥に写っているのこちらのホテル定番のマカデミアナッツチョコレート。
こちらは全客室にウェルカムギフトとして準備されている。
こちらが窓からの景色。
目の前には臨港パークビューが広がる。
建物自体がそこまで高くないという事もあって、逆にガーデンビュー的な景色もとても新鮮。
角部屋ということで、こちらがもう一つの窓から見た景色。
こちらからはみなとみらいエリアを臨むことが出来るが、目の前にパシフィコ横浜があるため、そこまで眺望のヌケは良くない。
ただ、今回利用した「プレステージ コーナー」の最上階はこちらの8Fなので、同じタイプの部屋であればどの部屋をアサインされてもこれ以上の眺望は望めない。
なお、夜になるとこのような感じでライトアップされる。
一方で左側には「横浜ベイコート倶楽部」の客室があるため、写真のようにカーテンを閉めておかないと客室内が丸見えとなるので要注意。
こちらはみなとみらいエリアの眺望。
全景はパシフィコ横浜に阻まれて見ることは出来ないが、それでも部屋からこのような開けた眺望で見えるのは開放感があってとても心地よい。
なお、こちらの部屋は東南東側なので、朝早起きをするとベイブリッジを背景に朝焼けを見ることが出来る。
こちらが作業用テーブル。
部屋の雰囲気に合わせて黒と白を基調としたモダンな雰囲気になっている。
広さは申し分なく、また、掃き出しの窓になっているので開放感もある。
テーブルとテーブルの横にコンセントが設置されているので充電しながらPCでの作業も問題ない。
コーナーサッシの部分には他の部屋と同じタイプのソファーが配されている。
角部屋だけにとにかく圧倒的な開放感がたまらない。
さて水回りだが、流石にこのクラスのホテルなのでかなりしっかりとこだわって作られていた。
トイレと水回りは完全に独立、水回りについてもかなり広くスペースがとられており、とにかくラグジュアリー感が半端ない造りとなっている。
こちらが客室入って左側にあるトイレスペース。
個室タイプとなっており、トイレ内に手洗いもあるので、いちいち洗面エリアまで行かずとも完結する。
こちらが水回りエリア。
石張り、ダブルボウルとスペース的にもかなりゆったりと取られているのだが、加えてシャワー・バスエリアからはみなとみらいエリアを臨む事が出来る。
ダブルボウルの洗面エリアはかなり広くスペースがとられており、2名で同時に使っても全く窮屈感を感じさせな。
そしてこちらがバスエリア。
シャワーは当然レインフォールタイプのものも設置されている。
また、バスタブも大き目のものが入っており、脚を伸ばしてゆったりと湯舟に浸かることが出来る。
そして何よりみなとみらいエリアを窓から臨むことが可能で、かつテレビも見ることが出来る。
アメニティーはカハラブランドの使い切りタイプのものが準備されている。
日本の化粧品メーカーである「アドバンスト メディカル ケア」とコラボしたものようで、シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・ボディーローション・バスジェル・バスオイル2種類の計7種類がセットで置かれている。
シャンプー・リンス・ボディーソープともにエレガントで上品なフローラル系を思わせる香り。
いわゆる香料がガッツリ入った市販のものやアメリカ系ラグジュアリーホテルのウッディーで洗練されたものとは異なり、優雅なバスタイムを過ごせるような香りであった。
洗いあがりも比較的滑らかで、コンディショナーと合わせて使えば全く問題ない仕上がりになる。
なお、こちらは「アドバンスト メディカル ケア」の公式通販サイトで全てが入って2156円で販売されている。
その他のアメニティーも充実している。
こちらは歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ。
その他にはボディータオルや基礎化粧品などのしっかりと準備されている。
なお、シャンプーなどのアメニティーは2セット用意されており、余った分は持ち帰ることも可能。
開業当初はその話題性に惹かれて宿泊客以外がかなり出入りしていてプライベート感が無かったこと、また、ホテル運営もまだあまりレベルが高くなかったこともあって期待していたほどという感じではなかったが、今回は客室だけでなくサービスやホテル内のプライベート感含めて前回利用時よりも数段レベルが上がっていたという印象で、特に客室についてはとにかくラグジュアリーの一言に尽きる。
60平米という、一般的にはスイートに近い広さが確保された客室に加えてガーデンライクな低階層にアサインされた角部屋から眺めることの出来るパノラミックなみなとみらいエリアの眺望は格別。
また、当日の空き状況次第ではあるがアーリーチェックイン・レイトチェックアウト・客室アップグレードの特典が受けられ、更に朝食無料提供、ホテルクレジット(多くの場合は$100)は確約という非常に魅力的なサービスを受けられる「Fine Hotels + Resorts」の利用ということもあって、ホテルそのもののステイだけでなく、トータル的にホテルライフを満喫できたのも嬉しいところ。
こちらのホテルは「Fine Hotels + Resorts」の指定ホテルのようなので、機会があればまた同じブランでの利用をしてみたい。
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