名前：ジャンジャン軒
場所：〒412-0043 静岡県御殿場市新橋1898-3
地図はこちらからどうぞ
交通手段：JR御殿場線 御殿場駅 直結
営業時間：11:00～翌1:00 無休
また行きたい度：＝☆☆☆＝トマトとチーズをたっぷりと使った濃厚トマトクリームスープパスタを思わせる絶品変わりダネラーメン
外部リンク：ジャンジャン軒の食べログページへのリンク
備忘録：
（2023/11/26記載）
2023年8月下旬の平日のランチに訪問。
この日は平日の昼間の時間帯に山中湖に移動する予定だったので、御殿場エリアでサッと昼食が食べられるお店を検索。
お手軽というと真っ先に思い浮かぶのがラーメンなのだが、このエリアはなかなか評判の良いラーメン店が無いと思いつつ探していると、「トマトラーメン」が美味しいと評判のこちらの店を発見。
アクセス的にも悪くないので行ってみることにした。
＜お店の場所はどこ？＞
公共交通機関であればJR御殿場線の御殿場駅が最寄、というよりも直結という立地。
車の場合は駅前の道路を挟んだ場所に1時間200円のコインパーキングがあるので、そちらを利用すれば徒歩1分かからない距離感。
万が一そちらのコインパーキングが満車だったとしても、駅前にはかなりの数のコインパーキングがあるので駐車場に困ることはまずない。
こちらの店舗は写真の通り、御殿場駅の駅舎に直結した立地となっている。
今回はこちらのラーメン店を利用したのあまり気にしなかったが、こちらの店舗の奥には居酒屋もあるよう。
なお、店舗前にはメニューが出ているので事前に確認することも可能だが、今回訪問した時は夏場ということもあってか、「冷やしトマトらーめん」の推しっぷりが半端なかった。
＜混雑状況・店内の様子は？＞
今回は平日の14時に訪問したが、カウンター席が6席、4名掛けのテーブル席が2席の計10席程度のキャパの昭和レトロな味のある店内は4名が利用しているという状況。
昼食時間帯を外したタイミングにもかかわらずそれなりに混雑していたが、出張らしきサラリーマンや観光客が移動の合間に食事をしているという印象。
その後もぼちぼちと出入りはあるが、さすがに昼食時間帯を過ぎていることもあってか5割を超えることはなかった。
こちらが店内の雰囲気。
食券を購入し引き戸を引いて入ると、昭和レトロな雰囲気の店内が目の前に広がる。
写真奥に見えるのがテーブル席。
カウンター席は比較的隣席との距離が近いという印象。
今回は隣席が空いていたが、全ての席が埋まると若干窮屈感はあるかも知れない。
＜オススメのメニューは？＞
色々な口コミを見ても、こちらの店の一押しは「とまとラーメン」というのが圧倒的。
メニュー的には中華そばや塩・味噌等の定番メニューもあり、季節限定の冷やしとまとラーメンもあるのだが、ここは初志貫徹で「とまとラーメン（920円）」に決定。
トッピングも豊富に準備されているのだが、何となくとまとラーメンなるものにトッピングというのもイメージがわかなかったので今回はパス。
また、有料で辛さも選べるようだが、辛み増しというメニューでもないのでシンプルに単品でオーダーすることにした。
なお、その他オススメのメニューは120円で追加できる「リゾットセット」のよう。
今回は食べきる自信が無かったのでオーダーしなかったが、こちらは麺を食べ切った後のスープにご飯を入れてリゾット風で頂くもののよう。
店の外にある券売機で食券を購入してから入店するスタイルになっている。
券売機にはかなりの数のボタンがあるが、推しメニューは一番上に写真付きで乗っているとまとラーメン系のよう。
トッピングや辛さなども豊富に選べる。
そのとまとラーメンだが、+120円でリゾットセットをオーダーして、麺を食べ終わった後のスープにご飯を入れてリゾット風にして食べるのもオススメらしい。
スタッフの方に食券を渡して待つこと8分程度で着丼。
こちらが「とまとラーメン」。
着丼と同時にトマトの甘い香りとベーコン・チーズの香りが目の前に広がる。
香り的には全くラーメンという雰囲気はなく、むしろ「トマトクリームパスタ」という感じの香り。
またビジュアルも同様で、トマトの色をしたスープの上にはベーコンとピューレ状のトマト、そしてなぜかラーメンのトッピングであるほうれん草が乗せられている。
まずはスープから一口頂くが、文字通りトマトの甘味と旨味がガッツリと効いた味わい。
そこに粉チーズととろけるチーズの2種類のチーズの濃厚な味わいと、更に細かく刻まれたウィンナーの旨味が加わり、ラーメンというよりもスープとして普通にレベルが高い。
トマトとチーズの旨味が前面に出ているが、どうやらトンコツスープもブレンドしているようで、それもあってかスープ全体に厚みを感じることが出来る。
今回は特にトッピングを追加せずにオーダーしたこともあり、デフォルトではベーコンが3枚乗っているだけのシンプルなもの。
そのベーコンだが、薄くスライスされた一口サイズのもので、スープの味わいのインパクトの方が強く、正直そこまで印象には残っていない。
このスープに合わせる麺はバジルを練りこんだ自家製麺とのことで心持ち麺そのものが緑色になっている。
細めの縮れタイプのもので、若干平打ちのような感じではあるが、バジル感はそこまで感じられない。
食感はデフォルトで比較的固めに仕上げられており、麺の量そのものは若干少な目という印象。
＜まとめ＞
御殿場エリアのラーメンを探していてたまたま見つけた店、かつ、いわゆる「ラーメン」の分類ではなく少し亜流のラーメンということで、正直あまり期待せずに行ったのだが、良い意味でその期待を裏切ってくれた。
着丼と同時にトマトの甘い香りとベーコン・チーズの香りが目の前に広がるスープは香り的には全くラーメンという雰囲気はない。
その味わいはラーメンというよりは、むしろ「トマトクリームスープ」という感じで、文字通りトマトの甘味と旨味がガッツリと効いた味わい。
そこに粉チーズととろけるチーズの2種類のチーズの濃厚な味わいと、更に細かく刻まれたウィンナーの旨味が加わり、トンコツツスープもブレンドしているようで濃厚な味わいに仕上がっている。
合わせる麺はバジルを練りこんだ自家製麺とのことで心持ち麺そのものが緑色になっている。
細めの縮れタイプのもので、若干平打ちのような感じではあるが、バジル感はそこまで感じられない。
御殿場エリアを旅行で訪れた際にわざわざ行くような感じではないが、濃厚トマトクリームパスタという感じの斬新な味わいは地元民であれば定期的に訪れたい店であった。
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