山本 生うきうき 純米吟醸



購入場所
購入日 2025年03月02日
購入金額(税込み) 1890円
テイスティング日 2025年06月11日

日本酒データ:

地域 秋田県
タイプ 純米吟醸
使用米種 吟の精100%
好み度(MAX五つ星) ★★★★☆

コメント:
久しぶりに行きつけの酒屋を巡回しているとこちらの日本酒を発見。
ピンクのラベルが可愛らしく「うきうき」の文字も目立っており、迷わずに購入。
色は薄濁り系ではあるが澱の量は非常に少なくほんのりと濁っている程度。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁にしっかりとした脚が出る。
香りは爽やかで軽やかな甘味を感じるもの。
ほんのりと酸のニュアンスを感じさせながらラムネのような甘さも感じられ、甘さ控えめの上質なホームメイドサイダーのような印象。
穀類の香りはほぼ感じられず非常に親しみやすい香り。
口当たりも軽やかで上品な甘味が口一杯に広がる。
その甘味は程よく熟した青りんごのようで、フレッシュな甘味と酸味のバランスがとても良い。
軽やかな口当たりではあるがしっかりとした日本酒の旨味は感じられ、物足りなさは全くない。
余韻は心地よく、優しい甘味がしばらく口の中に残る。
軽やかながらも物足りなさは感じさせない甘味と酸の心地よいバランスを楽しめる季節限定酒。
<アルコール度数14%、精米歩合55%>


この日は宮崎牛を使った肉豆腐と合わせてみた。
味付けには宮古島産の黒糖も使い、コクのある濃厚な味わいに仕上げた。
牛肉の旨味がしっかりと感じられ、その脂をたっぷりと吸い込んだ豆腐やネギも濃厚の味わいに仕上がった。
一方、日本酒は思いのほか優しく柔らかい味わいということで、肉豆腐の味わいに負けてしまっているというのが正直な感想。
ただ相性が悪いわけではなく、味わいの方向性は一緒なのでどちらかがどちらかを邪魔するという感じでは全くない。
日本酒が軽やかで優しい系の味わいなので普通に日本酒だけで楽しんでも十分満足できそうな感じもするので、料理と合わせるならば塩で頂く天ぷらや、つまみ系であればいぶりがっこクリームチーズなどの程よく主張するおつまみや漬物などと合わせてもよいかも知れない。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>

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