アルプス食堂 (2023 /08)


名前アルプス食堂

場所:〒407-0262 山梨県韮崎市中田町中條1027-1
地図はこちらからどうぞ

交通手段:中央道 須玉インターから車で約10分

営業時間:11:00~15:00 毎週月・火

また行きたい度:=☆☆☆=臭みの全くない柔らかく癖になる味わいの「もつ煮丼」が美味しい地元民に愛される定食店

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備忘録

(2023/11/18記載)
2023年8月下旬の休日に訪問。
この日は諏訪方面から山中湖方面に移動していたのだが、ちょうど須玉~韮崎間が工事渋滞しており時間帯もお昼にかかっていたこともあり急遽周辺昼食を取れるお見せを検索。
するとこちらの食堂がヒット。
全く前情報はなかったが、評判も悪くなさそうなので須玉インターで降りて向かうことにした。

<お店の場所はどこ?>
場所は中央道の須玉インターから車で10分ほど、カーナビで目的地設定すれば迷うことなくたどり着ける場所にある。
公共交通機関でもアクセスが可能で、その場合は中央本線の新府駅が最寄駅となる。
駅からの直線距離はものの500メートルくらいなのだが、間に川が流れており、橋を渡るために若干迂回する必要があるので徒歩であれば15分弱かかる距離感となっている。
なお、店舗前は大きな空き地となっておりそこが駐車スペースとなっており10台少々停めることは可能なのだが、特に駐車枠等は書かれていないので空いているスペースにうまく駐車する必要あり。


店舗は空き地の奥にあり、パッと見ただけでは何のお店かがよくわからない。


が、建物には年季の入った「アルプス食堂」の名前が書かれた看板などがあり、こちらの看板が意外と道路から目立つ。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は休日ではあったが13時半と少しずらした時間帯、かつそこまで人が押し掛けるような立地ではないのであまり混雑を想像せずに店舗に向かったが、店内はちょうど満席で2組が待っている状況。
我々が列に並んだ後にも3組が接続してくるが、いずれも地元ナンバーの車ということで、観光客ではなく地元民に愛されているような雰囲気であった。
なお、店内は年季の入った食堂というような雰囲気で、小上がり4名席が4席、4名掛けテーブル席が2席、そしてカウンター席が4席とトータルキャパは30名程度のこぢんまりとしたサイズ感。
我々が列に並んだタイミングがちょうど入れ替えの時間だったようで、5分程度の待ちで入店出来たが、厨房は1名体制ということもあってか一度回転すると、その後は料理の提供までに時間がかかることもあってかなかなか席は空かない。
結局14時を過ぎても常時1~2組が並んでいる状態で、なかなかの繁盛店という感じであった。


こちらが店内の雰囲気。
昔懐かしい食堂のようなレトロ感が漂う。


小上がり席は4名利用で少し余裕がある広さ。
隣席ともしっかりと距離が保たれているのでゆったりと食事が出来る。


店舗入口には土間的な場所があり、こちらで1組か2組程度待つことが出来る。

<オススメのメニューは?>
今回は事前に全くメニューを調べないでの来店。
ただ、サッと見たところラーメンやもつ煮系のメニューがオススメのよう。
こちらのお店は食堂というだけあって、メニューはラーメンや焼きそば、チャーハンや丼ものというラインアップ。
特に丼ものは甲州エリアということもあって、もつ煮やもつ焼き、レバー焼きなどのメニューが充実している。
また、丼ものはミニサイズもあるので、いわゆる「ラーメン+半チャーハン」的な感じで各種ミニ丼をオーダーするのもアリかも知れない。
今回は定番メニューを抑えるべく「ラーメン(750円)」、「もつ煮丼(850円)」、そして「コロコロチャーシュー丼ミニ(500円)」をオーダーした。


こちらがメニュー。
定食屋さんと言われると想像できるメニューが一通り取り揃えられているが、土地柄「もつ系」メニューも充実している。


飲み物は場所柄車での来店が必須ということもあってか、アルコール類はビールと日本酒のみと控えめ。

スタッフの方にオーダーして待つこと20分程度で着丼。
我々が入店したタイミングがちょうど回転して一斉に入店したタイミング、かつその中でも一番最後の入店であったり、厨房が1人体制ということもあって、提供までにそれなりに時間がかかったという印象。


こちらが「ラーメン」。
濃い目の醤油ベースのスープに程よい油の層、その上にはノリ、ナルト、チャーシューや刻みネギが乗った、いわゆる定番中の定番の中華そばというビジュアル。

まずはスープから一口頂くが、こちらは見た目通りの昔ながらの醤油スープ。
醤油感に加えてしっかりとガラの風味も効いており、表面の油の層が味わいに濃さを追加している。
が、コクはそこまでなく、いわゆる町中華の中華そばという印象の味わい。

デフォルトで入っているチャーシューだが、しっとり系に仕上げられ醤油感がそこそこあるタイプ。
こちらも町中華で提供されるラーメンに入っているようなイメージのもの。


麺は細めでやや縮れタイプのもの。
少し黄色のニュアンスがあり、食感は少しモチモチ感がある。
比較的小麦粉感を感じられるタイプで、スープが少しスッキリ系ということもあってか、麺がアクセントを与えてくれる。


そしてこちらが「もつ煮丼」。
丼ものだけかと思いきや、味噌汁と漬物の小鉢もセットで提供される。


ラーメン丼に近いサイズ感の丼で提供され、ボリューム感はそれなりにある。
モツの上には少し辛味の効いた刻みネギがたっぷりと乗せられただけのシンプルなビジュアルであるが味わいはなかなかのもの。
モツというと少し臭みがあったり、逆に生姜をガッツリ効かせたり煮汁で味付けを濃くしてて臭みを消したりという印象もあるが、こちらのモツの味わいはしっかりと感じつつも臭みない。
臭みけしの生姜の風味は感じられるが、あくまでモツの風味がメインになっている。
食感もとても柔らかく、モツの味わいと刻みネギの辛味、そして少し甘めのタレが後を引く、気付けばご飯が無くなっているようなオススメメニュー。


こちらが「コロコロチャーシュー丼ミニ」。
角切りチャーシューが文字通りコロコロと丼の中で踊っており、そこに刻みネギと海苔がトッピングされている。
なお、キャベツがご飯とチャーシューの間に敷かれており、その上には甘めの醤油ダレがたっぷりとかけられている。
辛めのネギの味わいが甘めのタレに程よいインパクトを加えている。
ミニとはいうもののそれなりのボリューム感はある。

<まとめ>
今回は下調べを一切せずに色々とオーダーしたが、やはり甲府エリアが近いだけあり、「もつ煮」の味わいはかなりレベルが高い。
モツの上には少し辛味の効いた刻みネギがたっぷりと乗せられただけのシンプルなビジュアルであるが、食感がとても柔らかいモツは臭みをほとんど感じられない。
モツというと少し臭みがあったり、逆に生姜をガッツリ効かせたり煮汁で味付けを濃くしてて臭みを消したりという印象もあるが、こちらのモツの味わいはしっかりと感じつつも臭みない。
そのモツの味わいと刻みネギの辛味、そして少し甘めのタレが後を引く、気付けばご飯が無くなっているようなオーダー必須のメニューであった。
「ラーメン」もオーダーしたが、こちらは濃い目の醤油ベースのスープに程よい油の層、その上にはノリ、ナルト、チャーシューや刻みネギが乗った、いわゆる定番中の定番の中華そばというビジュアル。
そのスープはビジュアル通りの味わいで、醤油感をベースとしてガラの風味も効いており、表面の油の層が味わいに濃さを追加している。
麺は細めでやや縮れタイプのものを使っており、少し黄色のニュアンスがあり、食感は少しモチモチ感がある。
比較的小麦粉感を感じられるタイプで、スープが少しスッキリ系ということもあってか、麺がアクセントを与えてくれる
各メニュー共に1000円以下で食べられつつもボリューム感はそれなりにあり、昼を過ぎた14時の時間帯でも地元民が途切れることなく待つ、味わいも雰囲気も地元に密着した定食店という雰囲気であった。

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アルプス食堂ラーメン / 新府駅

昼総合点★★★☆☆ 3.4

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