ザ・プリンス パークタワー東京宿泊記 (2023/10)=客室編=


名前ザ・プリンス パークタワー東京

場所:〒105-8563 東京都港区芝公園4-8-1
地図はこちらからどうぞ

交通手段:都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅 徒歩2分

また行きたい度:=☆☆☆=40平米近いゆったりとした客室から東京タワーを目の前に眺めながら優雅に過ごせるラグジュアリー系のプリンスホテル
外部リンクザ・プリンス パークタワー東京の公式ページへのリンク

備忘録

(2023/11/09記載)
2023年10月上旬の平日にアメックス・プラチナカードの更新特典である「アメックス フリーステイギフト」の無料宿泊券を利用して宿泊した。
こちらはアメックスプラチナカードを更新する度に貰える特典となっており、プリンスグループをはじめとして、国内のマリオット・ヒルトン等の高級ホテルに1泊無料で泊まる事が出来るもの。
いずれのホテルも一泊当たり4~5万円程度のグレードの部屋が用意されており、今回宿泊したこちらのホテルは「デラックスツインルーム」に無料で宿泊が可能であった。
なお、空き状況次第ではあるが差額を支払うことによって部屋のアップグレードが出来るので、今回は折角なので東京タワー側の部屋を指定するために追加料金を支払った。
また、今年からこのフリーステイギフトを利用した際でも各ホテルの上級会員特典の併用が出来るようになり、アメックス プラチナカードに付帯される「西武プリンスクラブ」のプラチナ資格を利用することで朝食を無料で楽しめるのもありがたいポイント。

朝食編のインプレはこちらで掲載。

こちらのホテルは東京プリンスホテルと並び、東京タワーのすぐ近くに位置するラグジュアリー系ホテル。
2005年4月に開業したホテルということで、間もなく開業20年というそれなり歴史のあるホテルのよう。
客室タイプは非常に様々なタイプがあるが、大別すると客室最上階に位置するスイートルームの「ロイヤルフロア」、クラブラウンジが利用可能な「プレミアムクラブフロア」、他の客室よりもガラス面が多く眺望重視の「パノラミックフロア」、2Fの低層階の立地を生かした和室タイプスイートルームのみの「ガーデンフロア」、そしていわゆる一般的な扱いの客室である「パークフロア」の5タイプに分かれている。
ロイヤルフロアとパークフロアを除いた客室にはツイン、キング、バルコニー付き、コーナールーム等の設定があり、トータル26タイプと膨大な種類の客室がある。
また、同じ客室でも東京タワーの見える部屋指定のアサイン(追加料金発生)もあったりと、初めて利用する際には少々戸惑う程選択肢が広い。
但し、一番スタンダードな客室である「パークツイン」でも約29平米あるので、眺望を気にしなければこちらの部屋でも十分に寛ぐことが可能。
今回は38平米ある「デラックスツイン バルコニー付き」の部屋をフリーステイギフトで予約し、追加料金を払って東京タワー側の部屋を指定した。


こちらがホテル外観。
ホテルの名前の通り、まさにタワーという感じ。
木に隠れて見えないが、すぐ近くに東京タワーも見ることが出来る。


こちらがホテルのロビーエリア。
ロビー階が公共スペースやショップなどがある関係で、ホテルのロビーエリアはこの規模・クラスのホテルとしてはかなりこぢんまりとした雰囲気。


ただ、落ち着いた雰囲気と余裕をもって配されたソファーなど、プリンス系の中でもラグジュアリー系ホテルであることがすぐに分かる。

さてフロントでは西武プリンスクラブの上級会員用カウンターがあったのでそちらでチェックインを済ませると、今回アサインされたのは9階の903号室であった。
建物自体は最上階が33階建て、うち3〜18階までが今回予約したクラスの客室となるので、中層階がアレンジされた格好となった。


ロビーエリアを抜けてエレベーターホールに向かうが、これがまた圧巻。
贅沢にも建物中央部が吹抜けとなっており、そこにエレベーターが配されている。


壁や床は石張りになっており、程よいゴージャス感を感じられる。


エレベーター内にはセキュリティーは特にかかっておらず、客室・レストラン共通のエレベーターを使うことになる。


エレベーターを降りるとエレベーターホールからは中央部の吹き抜けを見ることが出来る。
これだけ空間を贅沢に使ったホテルはあまり見ない。


エレベーターホールから客室に向かうが、木を基調とした落ち着いた雰囲気になっている。


こちらがホテルの見取り図。
建物は三角形をしており、中央はエレベーターホールと吹抜けとなっている。
写真の右下が東京タワー側となっており、部屋の正面から東京タワーが見られるのは下側の5部屋と右下の4部屋、そして右上の5部屋となっている。
それ以外の部屋からは東京タワーを見ることは難しい。


こちらは客室入口からの写真。
一般的なホテルの造りとなっており、入口の通路先に客室があり、手前には水回りの設備が配されているスタイル。
なお、冷蔵庫やグラスなどは品川プリンスやグランドプリンスホテル高輪と同様に客室側ではなく写真手前側にある。


こちらが冷蔵庫。
ホテルにしては比較的大き目なサイズのものが入っている。
なお、グラスはコーヒーカップ、湯飲み、タンブラー、ワイングラスと一通りのものが揃っており、有料のミニバーも充実している。


冷蔵庫の上にはバーカウンターがあり、ここにはカプセル式のネスプレッソや紅茶などが準備されている。


こちらが客室エリアの写真。
客室そのものは38平米とかなり余裕があり、ベッドサイズも115センチのシングルタイプが入れられていることもあってかなりゆったりとしたスペースになっている。


ベッドサイド間にはベッドサイドテーブルがあり、コンセントも設置されているので枕元で寝ながらスマホの充電も出来る。


こちらが窓側からの写真。
1人掛けのソファーとコーヒーテーブルが置かれ、壁側には3名で座っても十分なサイズ感のソファーが置かれているが、それでもスペースは十分。
また、テレビはベッドの足元側にはあるものの、サイズ感としては40インチ弱と少々小さめの印象。


コーヒーテーブルの上には「赤坂柿山」の「慶凰」がウェルカムギフトとして準備されていた。


こちらが窓からの景色。
目の前には公園があり、東京タワーまでの視界を遮るものはない。


今回アサインされた部屋がギリギリ東京タワーが見える位置ということもあって、窓側にかなり斜めになって座らないと全体像を見ることは出来なかった。


こちらは夜の眺望。


ベランダに出るとライトアップされた東京タワーが見える。


こちらが作業用テーブル。
雰囲気のあるデザインのテーブルはパソコンを広げて作業をするのには十分なスペース。
テーブルにコンセントが2口設置されているので充電しながらの作業可能。


こちらは何となく唐突感のあるソファー。
3名が横に並んで座っても十分なサイズ感のものなのだが、こちらは3名で宿泊時のソファーベッドとなるよう。

さて水回りだが、流石にこのクラスのホテルなのでかなりしっかりとこだわって作られていた。
客室入って右側にはトイレが、左側にはシャワーブース、バスタブのある洗面エリアが配されており、複数人で宿泊した場合でもそれらを同時に利用することが可能。


こちらが客室入って右側にあるトイレスペース。
個室タイプとなっており、トイレ内に手洗いもあるので、いちいち洗面エリアまで行かずとも完結する。


客室に入って左側にある洗面エリアにはシャワーブース、そしてバスタブが配されている。
石張りになったこちらのエリアはスペースも十分に取られており、ゆったりと使う事が出来る。


洗面台はツインボールではないものの十分なスペースが確保されている。


そしてバスタブだがこちらはかなりの大きさのものとなっている。
大人がしっかりと脚を伸ばしても反対側まで届かないサイズ感で、ゆったりと湯舟に浸かって過ごすことが出来る。


こちらがアメニティー。
歯ブラシや髭剃りなどの定番アイテムに加えて、バスソルトも2種類準備されていた。
シャンプーやリンス類はボトルタイプのものが多い中、使い切りタイプの小さなものが設置されている。
COBIGELOW(シー オー ビゲロウ)製のもので、調べてみるとこちらはアメリカ・ニューヨーク発祥のブランドとのこと。
また、このシリーズはホテルのアメニティー用として開発されたもののようで、ペパーミントの爽やかな香りに加えて、ラベンダーの上品なニュアンスも感じられるもの。
洗いあがりもそこまでキシみはなく、ラグジュアリー系ホテルらしいエレガントさを感じられるアメニティーであった。

今回はフリーステイギフトでの滞在であったが、通常料金で宿泊すると安くて4万円程度、かつ東京タワーが見える部屋を指定するとさらに1万円以上が追加されることを考えるとなかなかの金額という印象。
ただ、オシャレで優雅さのある雰囲気や贅沢感を感じさせる吹抜け、更には客室の目の前に東京タワーがあるという立地は他のホテルでは味わえない体験。
また、客室の造りそのものは若干古さを感じるものの、壁紙等はしっかりと手入れがされており古さを全く感じさせないのも好印象なポイント。
観光やビジネスでの滞在というよりも、ホテルの客室でゆったりと過ごしながら周辺エリアを散策して優雅にホテルライフを満喫するのがオススメのホテルであった。

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