名前:てぃしらじそば
場所:〒903-0806 沖縄県那覇市首里汀良町1-1
地図はこちらからどうぞ
交通手段:ゆいレール 首里駅 徒歩6分
営業時間:11:30~16:00 月・火
また行きたい度:=☆☆☆=分厚い三枚肉とワシワシ系平打ち麺が印象的なカツオだししっかりの濃口正統派沖縄そば
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備忘録:
(2023/10/28記載)
2023年8月中旬の休日の平日の昼食として利用。
この日はゆいレールで移動可能な場所、かつ外は暑いのでなるべく駅近で食べられる沖縄そばの店を検索。
空港から国際通りエリアの店で対象となる店、かつ少し遅い時間まで営業している店はほぼ行き尽くした感があり、エリアを少し拡大してみるとこちらの店を発見。
何か名物メニューがあるわけではないが、とりあえず新規開拓ということで行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
アクセスは首里駅もしくはその一つ前の儀保駅からでもほぼ変わらない中間地点となる。
が、このエリアは首里駅に向かって坂になっているので、行きは首里駅からアクセスして帰りはそのまま坂を下って儀保駅を使うコースがおすすめ。
首里駅を降りたらゆいレールを那覇空港方面に向かって坂を降りていくイメージ。
進行方向右手にゆいレールを見ながら坂を下っていくと左手に店舗が見える。
なお、車でのアクセスの場合は店舗真横の砂利の空き地に4台程度停められるのだが、道を数メートルほど儀保駅側に向かって進むと舗装された10台分程度の店舗専用駐車場があるので、そちらに入れた方が車の出し入れは遥かにしやすい印象。
こちらが店舗外観。
店舗の上に大きく店名が書かれているのと、歩道に看板があるので見逃すことはない。
が、どうやら現在は営業エリアを少し縮小しているようで、店舗への入口は駐車場側からとなる。
こちらが店舗裏にある駐車場。
5台程度は停められるのだがかなり狭い。
なお、店舗は写真には写っていないが左側にある鉄扉を開けて入っていく。
店舗を数メートルほど儀保側に進むと非常に停めやすい駐車スペースがある。
個人的には断然こちらの駐車場がオススメだが、なぜかほとんど車が停まっていない。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日ということもあって少しだけ昼食の時間帯をずらして13時半に店舗に到着したがやはり満席。
店内は細長く、カウンター席が5席と2名テーブルが1席、その他に5名程度で使える小上がり席が1席とトータルキャパは10名少々。
また、そもそものキャパが少ないのと半分以上の席がカウンター席ということもあって、基本的に少人数で利用する店というイメージ。
家族連れや大人数だと店舗一番奥の小上がりしか使えないので場合によってはかなり待つことになる。
店舗到着時に3組が待っている状態だったがうち1組が5名ということもあって、空いたカウンター席に先に案内してもらい、結果的には10分程度の待ち時間であった。
ただタイミングが微妙だったのだが、これ以降は全く客が入ってこず、14時過ぎになると半数以上が空席という状況であった。
こちらが店内の雰囲気。
店内は細長く、席の半数以上がカウンター席になっている。
写真ではわかりにくいが一番奥には5名掛け程度で使える小上がり席があり、その手前には2名掛けのテーブル席もある。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店はメニューがシンプルに「沖縄そば」のみ。
その他サイドメニューとしてジューシーや油みそご飯、いなり、ミニぶた丼などがあり、沖縄そばとセットでオーダーすると単品価格の半額でオーダーすることが可能。
今回は何となく「ミニぶた丼」に惹かれたこともあり、「沖縄そば+ミニぶた丼セット(800円)」をオーダーしてみた。
なお、食後にはコーヒーや自家製ちんすこうなども無料で頂けるのがありがたい(ただしセルフサービス)。
こちらがメニュー。
そばはシンプルに「沖縄そば」のみ。
ご飯ものメニューが数種類あり、それらを組み合わせたセットメニューでオーダーすると単品価格の半額で頂けるのがありがたい。
店舗入って左側にはセルフサービスコーナーとして麦茶やコーヒー、自家製ちんすこうが置かれている。
オーダーしてから待つこと5分程度で着丼。
こちらが「沖縄そば+ミニぶた丼セット」。
ミニぶた丼とはいうものの、普通にご飯一膳分あるたっぷり目のサイズ感。
なお、もずく酢は沖縄そばを単品でオーダーしても付いてくる。
沖縄そばは透き通るようなスープの中に存在感のある麺、そしてかなり厚く切られた三枚肉が2枚のせられ、千切り生姜と刻みネギが乗ったシンプルながらインパクトのあるもの。
まずはスープから頂くが、見た目の印象通りカツオ出汁がしっかりと効いている正統派沖縄そばのスープという印象。
全体的に濃いめの味付けとなっており、動物系の豊かな脂感もしっかりと感じられコクもあるので物足りなさは一切ない。
また、不思議とスープに甘味も感じられ、全体のバランスもとても良い味わい。
テーブルにはコーレーグースもあるのだが、こちらはかなり島唐辛子の味わいが強く辛さがしっかりとあるもの。
スープ自体がコクのある味わいなので、個人的にはコーレーグースでの味変は不要という印象。
トッピングに入っている三枚肉だが、こちらはかなり立派なサイズ感のものが2つ入っている。
まちまちではあるが、厚みは3センチ弱はあろうかというもの。
味付けは比較的甘めに仕上げられており、醤油の風味は控えめ。
流石にこのサイズ感なのでトロトロという感じの食感ではないが、肉の繊維感はあまりなく箸で切ることも出来るレベル。
このサイズ感・クオリティーの三枚肉が2枚も入っているのは他の沖縄そばの店と比較してもコスパはかなり高い。
それに合わせる麺は手打ち系の平打ちやや縮れタイプ。
無漂白の小麦粉をあえて使っているとのことで、麺はわずかに茶系の色が付いている。
食感としてはしっかりとしたワシワシ系のタイプのもので、麺を噛めば噛むほど小麦粉感を感じられるタイプ。
しっかりと主張する麺ということもあって、濃いめのスープとのバランスはなかなかのもの。
そしてこちらがセットメニューの「ミニぶた丼」。
ミニとは名ばかりで、しっかりご飯一膳分入った丼の上にはたっぷり豚肉と玉ねぎが乗せられている。
甘めのダシで仕上げられた豚丼はこれだけでも普通に一品料理として提供できるレベルであった。
ただ、他の席でオーダーしていた油みそごはんも気になるところ。
<まとめ>
こちらの店は「沖縄そば」1種類のみであったので沖縄そばにサイドメニューの「ミニぶた丼」を追加したセットメニューでオーダーしたが、沖縄そばのクオリティー・レベルはなかなかのもの。
見た目こそ透き通るようなスープはその印象通りカツオ出汁がしっかりと効いている正統派沖縄そばのスープという印象。
ただ、濃いめの味付けとなっており動物系の豊かな脂感もしっかりと感じられコクもあるので物足りなさは一切なく、不思議とスープに甘味も感じられ、全体のバランスもとても良い味わい。
それに合わせる麺は手打ち系の平打ちやや縮れタイプでワシワシ系の食感。
麺を噛めば噛むほど小麦粉感を感じられ、しっかりと主張する麺ということもあって、濃いめのスープとのバランスはなかなかのもの。
そしてトッピングの三枚肉だが、こちらもかなりインパクトがある。
厚みが3センチ弱はあろうかというものが2枚入っており、味付けは比較的甘めに仕上げられており、醤油の風味は控えめ。
流石にこのサイズ感なのでトロトロという感じの食感ではないが、肉の繊維感はあまりなく箸で切ることも出来るレベル。
スープ・麺・三枚肉それぞれかなりレベルが高く、それを700円で頂けるのはかなりのコスパと言えそう。
今回はサイドメニューで「ミニぶた丼」をセレクトしたが、次回は背脂的なビジュアルが印象だった「油みそごはん」にチャレンジしてみたい。
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