首里そば (2025/07)


名前首里そば

場所: 〒903-0813 沖縄県那覇市首里赤田町1-7
地図はこちらからどうぞ

交通手段:ゆいレール線 首里駅 徒歩5分

営業時間:11:30~14:00 毎週木・日

また行きたい度:=☆☆☆=味わいもコスパも抜群で誰もが納得納得する「ザ・沖縄そば」

外部リンク首里そばの公式HPへのリンク

備忘録

(2025/07/22記載)
2025年7月の上旬の平日に訪問。
普段沖縄を訪問するときは美栄橋エリアを中心に行動するのだが、この日は首里エリアに行く機会があったので、こちらのお店に再度チャレンジしてみた。
こちらのお店は首里に行く機会があればトライしていたのだが、行列になっていて挫折したり、閉店時間ギリギリに行ったら売り切れのため閉店していたりとなかなか相性が良くないお店であった。
今回は11時過ぎに首里エリアに行くことが出来たので、開店待ちをして確実に入店出来るよう万全の体制で訪問。

<お店の場所はどこ?>
公共交通機関で店舗に向かう場合、最寄駅はゆいレールの首里駅となる。
改札を出たらゆいレールを右手に見るように地上まで降りる。
ゆいレール沿いの通りを那覇空港方面に戻るような形で首里城方面を向かう。
100メートルほど進むと信号のある交差点(鳥堀)があるので、そのまま交差点を渡り、更に50メートルほど進んた先の信号のあるT字路を渡ってから右折、一つ目のT字路を左折して道なりに40メートルほど進むと右手に店舗がある。
店舗前には6台ほどの駐車スペースがあるので車での来店も可能だが、縦列で前後に車を停めるため、後ろになると少々出にくいのが難点。
それが面倒であれば、店舗すぐ脇にコインパーキングがあるのでそちらを利用するのもアリ。

こちらが店舗外観。
パッと見は沖縄の一般的な民家のような外観。
横に駐車用があるので民家でないことは分かるのだが、知らないとここが目的地だとはすぐには分からない。


入口に近づくと「首里そば」の看板があるので、これが目印。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の11時過ぎに到着。
この時点で既に店内は満席、待ちが2組という相変わらずの人気っぷり。
ただ、幸いなことに涼しい店内で待つことが出来たのが嬉しい誤算。
店内は木をベースにした和モダンな民家という印象だが、どことなく普通の家を改築したような雰囲気もある。
客席はカウンター、テーブル、小上がりとあり、テーブル席は2名用から6名用まで様々なサイズ感があったり、半個室のエリアがあったりとバラエティー豊か。
トータルキャパは30席弱という感じであった。
今回はタイミング良く小上がりの席に通されたこともあり、待ち時間は5分程度であったが、その後も続々と入店、11時半時点で3組程度が待っているような状況であった。
なお、小上がり席は少人数の場合相席になる。


こちらが店内の雰囲気。
何となく民家の壁を取っ払ってお店風な造りにしたような店内。


小上がりのエリアは普通に和室という感じ。


何となく懐かしさを感じさせる造りでとてもアットホームな雰囲気。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は沖縄そば専門店ということで、料理は沖縄そばがメイン。
とはいえ沖縄そばはボリューム別に大中小の三種類のみとなっており、サイドメニューには煮付けや白米、じゅうしぃなどが用意されている。
沖縄そばはトッピング等では選べないので、今回は「首里そば中(500円)」をオーダー。
ほぼ朝昼兼用という時間帯であったので、「煮付け(600円)」も追加でオーダーした。


こちらがメニュー。
非常にシンプルで選びやすい。
周辺を見ていると、多くの人がサイドメニューとしておにぎりやじゅうしぃ、煮付け等もオーダーしていた。

オーダーして待つこと6分程度で着丼。


こちらが「首里そば中」。
透明感が非常に高いキレイなスープの上に三枚肉などのチャーシュー、チキアギ、刻みネギと生姜が乗せられたシンプルなもの。

まずはスープから一口頂くが、カツオのカエシがガッツリと効いたわけではないものの、しっかりとしたコクのある味わいが印象的。
獣感はそこまで強くなく、味わいにコクを加えるようなスパイスという感覚で、いわゆる「ザ・沖縄そば」という感じのとてもバランスの良いスープ。
刻み生姜がアクセントになっており、爽やかな印象を加える。
そして定番の味変グッズであるコーレーグースだが、島とうがらしの風味が効いたそれなりに辛めのものとなっている。

トッピングのチャーシューはほろほろ系に仕上げられたもの。
味わいは醤油系だしに魚介の風味がほんのりと効いたもので、スープの風味としっかりマッチするバランスの良い味付け。
デフォルトで三枚肉とロースと部位の異なるものが2種類乗っているにも関わらず、これで500円という金額はかなりお値打ち感がある。


合わせる麺は平打ちストレートのもの。
手打ちということ少し色づいており、太さも不均一。
沖縄そばにしてはしっかりとしたコシが特徴的。
クリアなスープとの相性もよく、中サイズでもボリューム感はそこそこある。


そしてこちらが「煮付け」。
いわゆるおでん的な見かけではあるが、味付けは少し異なる感じがある。
何となく沖縄そばのダシを少し濃いめにして煮ているような感じで、三枚肉や赤味、大根、インゲン、厚揚げ、しいたけにその味わいが染み込んでいる。
お酒のつまみとして食べたい一品であった。

<まとめ>
何度かチャレンジしては食べられなかったこちらの店だが、初めて食べてみてその人気っぷりに納得。
透明感が非常に高いキレイなスープの上に三枚肉などのチャーシュー、チキアギ、刻みネギと生姜が乗せられたシンプルなビジュアルだが、そのビジュアルから想像する味わいを裏切らない「ザ・沖縄そば」的なとても良いバランスに仕上げられている。
スープはカツオのカエシがガッツリと効いたわけではないものの、しっかりとしたコクのある味わいでで獣感はそこまで強くなく、味わいにコクを加えるようなスパイスという感覚。
沖縄そばと言えばこういう味のスープと想像できるような味わいで、観光で初めて沖縄そばを食べる人でも何度も食べている地元民でも満足できる味わい。
そのスープに合わせる麺は平打ちストレートのもので手打ちということ少し色づいており、太さも不均一。
沖縄そばにしてはしっかりとしたコシが特徴的。
クリアなスープとの相性もよく、中サイズでもボリューム感はそこそこある。
味わいもさることながら、これだけ手間暇かけた沖縄そばを大サイズでも600円で味わえるというコスパも突き抜けた外さない沖縄そばの店という印象であった。

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首里そば沖縄そば / 首里駅儀保駅

昼総合点★★★☆☆ 3.9

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