OKINAWA SOBA EIBUN (2023/05)


名前OKINAWA SOBA EIBUN

場所:〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1-5-14
地図はこちらからどうぞ

交通手段:ゆいレール 牧志駅 徒歩8分

営業時間:11:00~売り切れ次第終了 毎週水曜日

また行きたい度:=☆☆☆=スタンダートな沖縄そばを食べ尽くした人向けの進化系沖縄そばを提供する大人気混雑店

外部リンクOKINAWA SOBA EIBUNの公式HPへのリンク

備忘録

(2023/05/18記載)
2023年5月上旬の平日の昼食に利用。
以前からこちらお店にはチャレンジしていたのだが、平日・休日・時間問わず常に大行列で挫折すること既に数回。
そして2023年のGW中には全国ネットのテレビでも紹介されたようで絶望的な状況の中、再度チャレンジしてみることにした。

<お店の場所はどこ?>
最寄駅はゆいレールの牧志駅となり、そこからの徒歩が公共交通機関を使った場合のアクセスとなるが、店舗近くにはコインパーキングがかなりあるので車でのアクセスも可能。
公共機関を使ってアクセスする場合は牧志駅から国際通りを県庁駅前方面に進み、むつみ橋の一つ手前の信号のある交差点(ローソンが目印)で左折し、右手に公園とハイアットリージェンシー沖縄を見ながら進み、ファミリーマートが左手に見えるT字路で右折、すぐ先にあるT字路を左折して50メートルほど歩くと右手に店舗が見える。
なお、この道をそのまま50メートルほど進むと、こちらの店の支店である「Stand Eibun」がある。


こちらが店舗外観。
交差点の角にあるので位置的には目立つのだが、派手な外観ではないので、開店前はしっかり見ないと見逃してしまう。
壁に書かれた青のお椀が目印。


店先にはウェイティングリスト置かれているので、こちらに名前を書いて待つスタイル。
なおこのウェイティングリストは朝10時頃から置かれているようなので、余裕があれば朝記入をして開店少し前に店に戻るスタイルが一番効率的。
今回は10時15分頃に行ったが、その時点では3組のみが待っている状況であったので、時間に余裕があれば一旦ウェイティングリストに名前を書いてから開店時間まで軽く観光するというプランがオススメ。


こちらが開店後、平日11時半の状況。
ウェイティングリストに名前を書いてどこかに行っている人もいることを考えると、平日の開店30分後でこの混雑はかなりのもの。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日ではあったが、これまでの経験を活かして少し早めに到着。
余裕をもって早めに行くと既にウェイティングリストが出されており、その時点で3組が前に並んでいる状況ではあったが、確実にファーストロットで入れる順番であったので名前を記入して開店までは国際通りエリアを散歩することにした。
開店の11時少し前に戻ってくると周囲は人だかりになっており、ウェイティングリストも1枚20組書けるものが既に2枚目に突入しているような状況であった。
店内は4名掛けテーブル席が3つ、カウンター席が9席程度の計20席強のキャパ。
オシャレなカフェというような感じの雰囲気になっているが、シャープでモダンなカフェの雰囲気がある支店の「Stand Eibun」とは正反対で木を活かした落ち着いた雰囲気になっている。
なお、こちらのお店も支店の「Stand Eibun」と同様に、開店直後はフルでは店内に入れずに少しずつ時間差で入れていくオペレーションになっているのでファーストロットで並べたとしても、実際に入店するまでにかかる時間はかなり差が出るのでファーストロットでも出来る限り早めの順番で並んだ方が効率はよい。


こちらが店内の雰囲気。
木をベースとした落ち着いたオシャレな雰囲気になっている。


テーブル席の他にボックス席もあるので、家族連れなどにはありがたい。


1名客でも安心して利用できるオシャレなカウンター席もある。
隣席との距離も比較的離されているのでゆったりとした雰囲気で食事が楽しめる。

<オススメのメニューは?>
こちらの店はベースとなる沖縄そばからトッピングの種類で派生したメニューがある他に、オリジナリティーのある冷やし系のメニューなどもあるよう。
アルコール系のドリンクも取り扱いがあり、「ちょっと呑んで沖縄そばを頂く」というような使い方も出来そう。
トッピングはフーチバーやパクチーなどの香草や肉系があるのだが、「Stand Eibun」と同様に軟骨ソーキ関連のトッピングは素材の入荷が無いとの事で全てNG。
また軟骨ソーキを使った沖縄そばのメニューも全て休止中となっていた。
今回は三枚肉、まかない肉、軟骨ソーキ(本ソーキに変更中)、炙り軟骨ソーキが乗ったいわゆる全部乗せ的なメニューである「BUNBUNそば(1050円)」をオーダーし、そこにトッピングで「アーサー120円)」を追加した。
なお、麺はEIBUNオリジナル麺か生麺(+50円)を選べるとの事なので、「生麺(50円)」をオーダーした。


基本は沖縄そばとなっており、そこにトッピングの種類によってメニューが派生する。


但し、軟骨ソーキの入荷が無いということで、2023年4月に訪問した時から既に軟骨ソーキが入ったメニューは休止している。


その他にもこちらのお店のオリジナリティー溢れる冷やし系のメニューもあるので、リピートしたときには試してみたい。


なお、麺はベーシックなEibun麺以外にも追加料金はかかるが色々なタイプの麺を選ぶことが出来る。


そしてサイドメニューとして沖縄定番のじゅーしーなども取り揃えている。


子供用メニューやちょっとした呑みに使えるメニューなどもある。

オーダーしてから待つこと7分程度で着丼。
ファーストロットでの入店かつオーダーもかなり早めにしたこともあって思ったよりも待ち時間が短く提供された。


こちらが「BUNBUNそば アーサー増し」。
アーサーがしっかりと増されているので、丼一面がほぼアーサーで覆い尽くされているような感じで、スープの香りに加えてアーサーの程よい潮感を感じさせる香りが辺りに漂う。
その上には大きな三枚肉が1つと本ソーキが1つ、炙り軟骨ソーキが1つに細かく刻まれた三枚肉(まかない肉)がちりばめられ、肉の存在感が半端ないイメージ。

まずスープを頂くが、アーサーの潮の風味が風味いい感じにアクセントになった少し甘めな味わい。
沖縄そばの出汁がガッツリ効いた味わいとはちょっと違うので、いわゆる王道な沖縄そばを期待していると少しベクトルが違う感じではある。
また、甘みが強めでマイルド系な味わいなので、アーサー無しの場合は少し甘みに寄った味わいのスープとなり、当然ながら味わいは支店である「Stand Eibun」と同じ傾向。

トッピングも頂いてみるが、どのトッピングもボリューム感がありつつもスープの味を邪魔しない程度の程よい味付けになっている。
三枚肉は厚み2センチ弱あろうかというボリューム感たっぷりのもの。
程よい繊維感を楽しめる食感と濃すぎず薄すぎずの味付けがそばにピッタリとマッチする。

本ソーキと炙り軟骨ソーキだが、こちらはそれぞれ骨が2本付いたしっかりとした食べごたえを楽しめるボリューム感のもの。
食感は柔らかくも程よい繊維感を感じられ、一方で脂身はトロトロ。
骨からの身離れもよく、味付けは三枚肉と比較すると若干濃いめの印象ではあるがそれでもスープの味わいを邪魔しないレベル。
また、炙り軟骨ソーキはしっかり香ばしさも加わっており、それぞれの味わいの違いを楽しむ事が出来る。

そしてまかない肉だが、こちらは三枚肉の脂身の部分を刻んだようなもの。
一口程度に細かく刻まれており、脂感をたっぷりと楽しめるもの。
醤油ベースのしっかりした味付けがされており、ご飯に乗せてチャーシュー丼にしたら間違いなく美味しいトッピングであった。
トッピングで選べるものならば追加したいと思うアイテム。


こちらが麺。
平打ちやや縮れてタイプのもの。
生麺らしくもちもちとした食感で小麦粉の風味しっかり楽しめる。
いわゆる沖縄そばで使われている麺とは全く異なるタイプだが、麺としては個人的に好きなタイプ。

<まとめ>
今回は全部入り沖縄そば的なメニューである「BUNBUNそば」をオーダーしたが、そばの味わいもさることながら三枚肉、まかない肉、軟骨ソーキ(本ソーキに変更中)、炙り軟骨ソーキの4種類の肉がトッピングされた肉感ガッツリタイプの沖縄そばであった。
トッピングの肉はそれぞれ柔らかくも肉の繊維感を程よく感じられる仕上がりになっており、脂身の部分についてはトロトロな食感を楽しめる満足度の高いものであった。
また、味付けもそばの味わいを邪魔しないギリギリレベルの濃さになっており、単体で頂いても物足りなさを感じさせない味わい、かつボリューム感もかなりのものであった。
一方のスープはカツオ出汁がしっかりと効いた沖縄そばとは少々違う味わいで、獣臭さを感じさせない動物系のスープと甘味と旨味たっぷりの魚介出汁を掛け合わせた甘みが強めでマイルド系な味わいのもの。
スープとしての味わいは非常に完成度が高く美味しいのだが、いわゆる沖縄そばとは少し違った方向性の味わいとなっている。
またそれに合わせる麺も生麺を選ぶともちもちとした食感で小麦粉の風味しっかり楽しめる、麺としてはかなりレベルが高いものが提供されるが、こちらも一般的な沖縄そばのそばとは少々異なるタイプ。
個人的には沖縄初訪問で食べる沖縄そばというよりは、沖縄そばを何種類か食べた後に次のステージのそばとして楽しむ進化系の沖縄そばというイメージが強い味わいであったが、料理としてのレベルはかなり高いのは間違いない。
但し大人気店なので平日・休日問わず常に混雑しているので時間に余裕を持っての来店がオススメ。
そういう意味では以前利用したこちらのお店の支店である「Stand Eibun」は本店と同じクオリティーを比較的混雑なく食べられる穴場的なお店ではあったが、それも時間の問題かも知れない。

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OKINAWA SOBA EIBUN沖縄そば / 牧志駅安里駅美栄橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.6

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