購入場所 |
エノテカ御殿場アウトレット店(こちらから購入可能) |
購入日 |
2023年08月14日 |
購入金額(税込み) |
1691円 |
テイスティング日 |
2023年08月14日 |
ワインデータ:
国名 |
フランス |
地域 |
N/A |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2022年 |
ブドウ品種 |
グルナッシュ60%、ピノノワール40% |
コメント:
こちらのお店で購入する際にいつも色々と教えてくれるスタッフの方のおすすめワイン。
まとめ買い価格で10%安く購入。
こちらのワインはいわゆるヴィンテージ的なものではなく、○○年にボトル詰めされたワインという表現をしている。
樽詰め時には以前からある複数ヴィンテージがブレンドされたワイン樽の半分のみを使い、そこの新しいヴィンテージのワインを入れて継ぎ足していく方式で、スタッフの方曰く「鰻屋の創業からの秘伝のタレ」方式とのこと。
なかなかうまい表現と思い試したくなったので購入した。
色はしっかりとした輝きのある赤紫色でピノノワール感は一切感じられない。
粘度はそれなりに高く、グラスの縁からしっかりとした脚がゆっくりと伝わり落ちていく。
香りはそれなりにしっかりとしており、グラスをスワリングすると辺りにジューシーで芳醇な果実の香りが広がる。
その香りは2022年のものとは思えない重厚さ凝縮感を感じられる。
甘味が凝縮された干し葡萄を中心として、そこに若々しさを感じられるカシスやチェリー系の甘酸っぱいニュアンスが加わる。
そしてほんのりとしたスパイス感が香りにアクセントを加えている。
アタックはチャーミングでまろやかながら、しっかりとした骨格のあるジューシーな果実感が口一杯に広がる。
中盤にはピノらしいイチゴ系を思わせる甘味をしっかりと感じるが、ピノの特徴的な酸味は不思議とあまり感じない。
そして余韻でほんのりとタンニンを感じるもの角はなく、むしろ熟成された柔らかさすら感じられる心地よいもの。
なんとなくマスカットベーリーAを思わせるような印象。
熟成された濃厚で柔らかい果実感とピノのチャーミングさが融合した独特の世界感をもつサンコムが放つマニア好みの一本。
<アルコール度数14%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
輝いている |
色の濃淡 |
中庸 |
粘度の高さ |
脚が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ガーネット |
香り |
強さ |
ほどほど |
果実感 |
黒すぐり、ブラックベリー |
乾燥果実 |
レーズン、乾燥イチジク、イチゴジャム |
香辛料 |
ナツメグ、胡椒 |
味わい |
アタック |
心地よい |
甘辛度 |
やや辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
穏やか |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★☆ |
コスパ |
★★★☆ |
総評 |
★★★☆ |
この日は夕食を済ませていたので軽くナッツと合わせた。
ワインそのものは嫌いでは無い味わいなのだが個人的にはこの甘さがワインだけだと少し辛いという感じもあったので、ナッツくらいのおつまみと合わせるとついつい飲み進めてしまう。
食事と合わせるのであれば、意外と国産の霜降り和牛のような甘い脂を楽しめる鉄板焼きとの相性は良さそうな印象。
同じ甘味系の傾向をもつので邪魔することなく、お互いの味わいをうまくリセットするようなイメージ。
すき焼きなどの和食とも相性が良さそうな感じ。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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