サファイ屋 (2023/07)


名前サファイ屋

場所: 〒403-0032 山梨県富士吉田市上吉田東9-3-1
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 富士山駅 徒歩35分

営業時間:11:00~14:00 毎週水曜日

また行きたい度:=☆☆☆=ほどよいコシのうどんをダシと味噌をバランスよくブレンドしたつけダレと共に広い店内でゆったり食べられる穴場的なお店

外部リンクサファイ屋の食べログページへのリンク

備忘録

(2023/10/22記載)
2023年7月下旬の昼食に利用。
最近は富士吉田エリアでの有名な地元グルメの「吉田のうどん」を定期的に訪問。
コシの強いうどんに優しい味わいの出汁とトッピングの茹でキャベツがトレードマークのうどんで、こちらの店で「吉田のうどんマップ」に掲載されている45店舗のうちの7店舗の訪問となった。

<お店の場所はどこ?>
こちらの店舗は山中湖から富士吉田エリアに抜ける裏道の途中にあり、夏場はしょっちゅう店の前を通っていたのだがお店の存在は知らなかった。
ナビで設定すれば迷うことなく目的地まで辿りつくのだが、店舗外観からはここが飲食店とわからないので通り過ぎないように要注意。
店の前は大きな空き地になっており、20台程度の駐車スペースがある。
なお、最寄駅は富士山駅ではあるが、徒歩で行く距離ではないので公共交通機関利用の場合は富士山駅からタクシーとなる。


こちらが店舗外観。
道路沿いにはあるのだが、店舗前は大きな駐車スペースになっており、かつ店名等が書いていないので一瞬戸惑う。


建物には一応「サファイ屋」と書かれた看板があるのだが、文字が消えており確認不能。
唯一の目印が「営業中」の大きな看板のみ。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日の12時半過ぎということで、店内は先客が3組程度。
お店は以前居酒屋やスナックとして使われていたような感じがあり、いわゆる吉田のうどんの店でよく見る「自宅の居間で振る舞う」ようなスタイルではない。
店内にはバーのようなカウンター席やワインボトル、オリガンがある面白い作りになっており、昔の店の作りを居抜きで使っているような雰囲気。
テーブル席は2名席を中心にトータル20席程度、小上がりも2名座卓が10卓程度、カウンター席5席程度と、トータールキャパは60席程度という感じ。
観光客は少なく、地元のサラリーマンや常連が足繁く通っているようなイメージ。
店内キャパはかなり広いので週末でも満席になるような感じではなさそう。


店内は喫茶店のような感じ。
料理のオーダーは席に置いてある注文票に記載の上、こちらのカウンターまで持ってくる方式。


こちらがカウンター席。
吉田のうどんを提供する店の雰囲気とはちょっと異なり、棚にはいろいろなお酒が並べられている。


こちらは小上がりの席。
デフォルトで1つの座卓に座布団が2つセットされているが、4名でも使えるサイズ感のもの。


こちらがテーブル席。
高い天井とちょっと洋風な雰囲気の店内は他の吉田のうどんの店の雰囲気とはかなり異質。

<オススメのメニューは?>
吉田のうどんの店なのでベースは吉田のうどんだが、平日限定で豚丼やカレー丼、そばなども提供している。
また、ベースメニューの吉田のうどんには鍋焼きうどんもあったりと、他の店の比べるとメニューの範囲は広め。
なお、冷たいうどんは「冷やしたぬき」と「ざるうどん」のみで、他のメニューは全てあたたかいもの、かつ冷たいものうどんへの変更はできないとのこと。
流石に暑い時期なので今回は「ざるうどん(500円)」をオーダー。
また、折角なので平日限定の「豚丼(420円)」もオーダーしてみた。
なお、オーダーはテーブルにある注文表に記載の上、カウンターまで持って行くスタイル。


店先にはオーダー方法が書かれた看板があるので、初めての来店でも迷うことはない。


こちらがレギュラーメニュー。
テーブルにある注文票には他にもいくつかメニューがある。


なお、平日限定ながら、うどん以外のメニューもあるので、平日に来た際にはオーダーしてみるのも良さそう。


こちらがテーブルに備え付けられている注文票。
オーダーを記載してカウンターまで持って行き注文する。

カウンターに記入し注文票を渡し、待つこと10分弱で着丼。


こちらが「ざるうどん」。
つけダレとうどんが別盛りで提供される。


まずつけダレを頂くが、昆布の風味がしっかりと感じられカツオのカエシに若干煮干し的な魚介の旨みが加わるタイプ。
醤油感控えめで比較的麺つゆ系の印象があるが、つけダレをしっかりと混ぜると味噌の風味も感じられる。

テーブルには味変用のペースト状の七味があるが、こちらは色が真っ赤で見るからに辛そう。
少しいれただけでもかなりガッツリと辛味を感じるので、中盤以降に少しずつ入れるのがオススメ。


今回はざるうどんをオーダーしたので冷たく冷やされたうどんが別盛で提供される。
こちらのうどんは太さは一般的なうどんと比較するとやや太めではあるが、吉田のうどんとしては標準という印象。
コシも吉田のうどんの強烈なコシはないが普通のうどんと比較すればそれなりという感じ。
うどんには塩味もそれなりに感じられ、また小麦粉感もしっかりあるタイプなので、つけダレ無しでうどんだけでも楽しめる味わい。


こちらが「豚丼」。
このエリアはうどんに入れる肉を時雨状にすることが多いので、それもあってか豚丼の豚肉も時雨状なっている。
しっかりと味のついた豚肉と、添えられているアクセントの揚げ玉の食感のコントラストが面白い手作り感のある味わい深い豚丼であった。

<まとめ>
今回オーダーした「ざるうどん」はこちらのお店の中では数少ない冷たいメニューの一つ。
つけダレは昆布の風味がしっかりと感じられカツオのカエシに若干煮干し的な魚介の旨みが加わるタイプ。
醤油感控えめで比較的麺つゆ系の印象があるが、つけダレをしっかりと混ぜると味噌の風味も感じられる吉田のうどんらしい味わい。
またそれに合わせるうどんは太さ・コシ共に一般的なうどんと比較するとパンチがあるが、吉田のうどんとしては標準という印象。
よって、吉田のうどんらしい個性的な味わいを期待すると少し物足りないかもしれない。
一方でうどんには塩味もそれなりに感じられ、また小麦粉感もしっかりあるタイプなので、つけダレ無しでうどんだけでも楽しめる味わいであった。
味わいに何か特徴的なものがあるかと言われると正直ないのだが、広々とした客席で比較的観光客の少ない空間でゆったりと吉田のうどんを楽しめる穴場的なお店という感じであった。

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サファイ屋うどん / 富士山駅月江寺駅下吉田駅

昼総合点★★★☆☆ 3.2

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