今宮半平 (2023/05)


名前今宮半平

場所:〒395-0071 長野県飯田市今宮町4
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR飯田線 飯田駅 徒歩20分

営業時間:11:00~14:00、16:00~21:00 不定休(夕食は完全予約制)

また行きたい度:=☆☆☆=味のある店内で蕎麦と五平餅をリーズナブルに楽しめる地元密着の穴場的なお食事処

外部リンク今宮半平の公式HPへのリンク

備忘録

(2023/08/10記載)
2023年5月上旬の休日のランチタイムに利用。
長野県ということでやはり思い浮かぶのは蕎麦。
そしてこのエリアで有名な郷土料理のひとつである「五平餅」をまとめて頂けるということ紹介してもらったでこちらの店に行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
こちらの店は真横に市営の「今宮球場」や「かざこし子どもの森公園」などの施設があるものの基本的には住宅街の一角にあるお店。
JR飯田線の飯田駅からだと徒歩15分程度の距離ではあるが、駅からお店まだは登り基調となっているので実際の距離よりも少し時間がかかる。
今回は車でこちらの店に向かったのだが、ナビで設定すれば迷うことなく店までたどり着ける。
が、お店は道路沿いではなく少し奥まったところにあるため、お店の駐車場に向かうには今宮球場を右手にかなり細い道を入っていく必要があるので要注意。


こちらが店舗外観。
森の中にある民宿のようなイメージ。
建物右側は宴会施設になっており、こちらは法事や事前予約の夕食・宴会のときのみに使えるよう。


ランチは建物右側の1Fのみとなっているので、「御昼食処」の暖簾をくぐってお店に入っていく。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日の13時前ということで先客こそ1組のみであったが、その後続々と出入りがあり、味のある雰囲気の店内は4名掛けのテーブル席と4名掛けの小上がり席がそれぞれ3席ずつあり、その8割程度が埋まっていた。
かなりマニアックな場所にあるお店なので、観光客というよりは近くの公園で遊んだ家族連れや地元の常連が気軽に食事をしに来ているという感じであった。


こちらが店内の写真。
障子や座布団の敷かれた椅子など、何となく味のある雰囲気の店内。


こちらが小上がりの席。
隣席とは障子のパーティションで仕切られているだけなので、大人数での利用の場合はこちらを取り外して広く使うことも出来る。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店はいわゆるお食事処という感じで、そばを中心にうどんやラーメン、そして五平餅を単品や定食で取り揃えている。
五平餅は4本からであればテイクアウトも可能で、そば・うどん・ラーメンそれぞれセットにすると五平餅が2本付いてくるという五平餅推しが半端ない。
長野と言えば何となくそばという感じがあったので、今回はうどんとラーメンはパスしてそばをセレクト。
そばはスタンダードなざるそば以外に山菜そばやとろろそばがあったが、折角ならば五平餅を食べたかったのでシンプルにざるそばをセレクトしてそれに五平餅が2本と漬物がつく「ざるそばセット(850円)」をオーダーしてみた。
なお、そばとうどんは温かいもの、冷たいものいずれでのオーダーも可能なよう。


こちらがメニュー。
そば、うどん、らーめんをベースとして、それに五平餅が2本付くセットメニューがある。
また五平餅が主役の五平餅定食もあるので選択肢はそれなりに幅広い。

オーダーしてから待つこと15分弱で料理が提供された。


こちらが「ざるそばセット」。
しっかり1人前あるざるそばに加えて漬物と小鉢、揚げ玉と五平餅が2種類付いているなかなかボリューム感のあるセットメニュー。
なお、ざるそばのつけダレを頂くが、しっかりとカツオの旨みと共に醤油の味わいが効いた甘味のあるガツン系の味わい。


そばは艶やかで若干太さが違う手打ち感のある平打ちタイプ。
味わいは特に蕎麦粉ガツン系でもなく喉ごしツルツル系でもなく取り立てて特徴は無いが、普通に美味しく頂ける。


そしてこちらが五平餅。
若干辛味のある辛味噌のものと甘味噌のものが入っている。
サイズ感としては普通によく見るお団子を一回り大きくして潰したようなもので、2本食べるとそれなりにボリューム感はある。
米の粒状感を程よく感じ、うるち米ながら程よい粘りを感じもち米のような食感に仕上がっている。
焦げ目はそこまで無いタイプなので五平餅自体の味わいはマイルドで、そこにたっぷり塗られている辛味噌・甘味噌の風味が味わいにアクセントを与えている。

<まとめ>
今回はざるそばと五平餅を両方楽しめる「ざるそばセット」をオーダーしたが、850円でしっかりとお腹が満たされるボリューム感であった。
そば艶やかで若干太さが違う手打ち感のある平打ちタイプで味わいは特に蕎麦粉ガツン系でもなく喉ごしツルツル系でもなく取り立てて特徴は無いが、普通に美味しく頂けるもの。
それに合わせるつけダレは、しっかりとカツオの旨みと共に醤油の味わいが効いた甘味のあるガツン系の味わいで、スタンダードな味わいのそばを引き立てている。
そして名物の五平餅は若干辛味のある辛味噌のものと甘味噌のものがそれぞれ1本、計2本入っている。
米の粒状感を程よく感じ、うるち米ながら程よい粘りを感じもち米のような食感に仕上がっており、焦げ目はそこまで無いタイプなので五平餅自体の味わいはマイルド。
ただ、たっぷり塗られている辛味噌・甘味噌の風味が味わいにアクセントを与えており、ボリューム感もなかなかのもの。
観光の際にこの店目当てにこのエリアまで行くかというと正直そこまでではないが、地元民がフラッと立ち寄ってご飯を食べていくという気持ちは十分に理解できる地元密着の味のある食事処という雰囲気であった。

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今宮半平日本料理 / 飯田駅

昼総合点★★★☆☆ 3.2

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