名前:長屋門 桒はら
場所:〒395-0821 長野県飯田市松尾6814
地図はこちらからどうぞ
交通手段:中央道 飯田インターから車で20分
営業時間:11:00~14:00、17:30~21:30 毎週水曜日
また行きたい度:=☆☆☆=風情のある古民家でフレンチシェフが備長炭を使って焼き上げる肉料理を楽しめるプチ料亭
外部リンク:長屋門 桒はらの公式HPへのリンク
備忘録:
(2022/06/07記載)
今回は2022年5月上旬の休日のランチタイムに訪問。
この日は事前に下調べをしていたわけでもなく、急に昼食時に時間が出来たので慌てて周辺のお店を検索。
色々検索してみると人口1万人当たりの焼肉店の数が日本一という飯田エリアというだけあって焼肉のお店がたくさん見つかるのだが、その中でもかなりオシャレな雰囲気で利用者の満足度も高いこちらの店に行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
場所は中央道飯田インターからアップルロードと呼ばれている飯田バイパスを鼎方面に向かい、飯田線伊那八幡駅からすこし細めの道(荒井伊那八幡線)を走っていくと左側にある。
建物の周りは白い壁で囲まれた屋敷のような造りになっており、伊那八幡駅から向かった場合には建物反対側に第二駐車場がある。
また、店舗は交差点の左手前側にあるのだが、交差点先の左側にファミリーマートがあるので普通に走っていれば見逃すことはない。
なお、電車だと飯田線の伊那八幡からタクシーで10分かからない程度の場所。
こちらが店舗外観。
店舗というよりはお屋敷というイメージ。
中央に赴きのある門があり、その両サイドは第一駐車場になっている。
お店の脇には第二駐車場があるので、第一駐車場が満車の場合にはこちらに停めることが可能。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は祝日ではあったがお昼時間前に行けば大丈夫であろうということで11時45分頃に到着。
第二駐車場に車を停めて趣のある門をくぐり中庭を抜けて店舗に入り空席の有無を確認してみると現在満席との事。
我々が到着した時間帯でようやく1回転目の客の料理が提供開始ということで、早くても空くのが13時になりそうだということで、一旦名前と連絡先だけ残して近くにある天竜川で散策をして時間を潰すことに。
待つこと40分程度して空席が出来たと連絡があったので店舗に向かった。
店舗に向かうと「本日は満席となっております」の看板が。
ランチ時なら大丈夫だろうと侮っていたが、人気店なだけにランチ時でも予約をしてからの来店がオススメ。
なお、店内はかなり趣のある古民家となっており、都内で同じような雰囲気のお店を探したらすぐに万単位の金額になりそうなオシャレな造りとなっており、広い客間にゆったりとテーブルが配されており優雅に時間を過ごすことが出来る。
門の入口にはメニューボードが置かれているが、この日は13時の時点で満席御礼。
ラストオーダーが13時半ということで、この時点で席に余裕が無ければ満席として営業終了してしまうよう。
人気店なので予約してからの訪問がオススメ。
門と建物の間にはちょっとした中庭があり、このエリアがお寺や酒蔵のような雰囲気を醸し出している。
都心部でこのような造りのお店であれば、間違いなくちょっと食べたら数万円というような感じのオシャレな雰囲気。
こちらが店内入ったすぐの場所。
立派な梁が主張し、床は木張り、造りも雰囲気がある。
建物内はフルに使って座席を配しているのではなく、このような絵などを飾っておくスペースも設けてあり、かなり贅沢な空間の使い方をしている。
こちらが今回案内されたエリア。
30畳くらいはあろうかという広いスペースにわずかに4名掛けのテーブルが4卓のみ。
このほかにも半個室のような10名程度が使えるエリアもあるが、それでもトータル40名程度とかなりゆったり・贅沢にスペースを使っている。
<オススメのメニューは?>
今回は全く下調べをせずに利用したこともあり到着してからメニューを見て検討。
夜は一品1000円台後半から、コースだと安くて3000円以上ではあるが、ランチは1000円からとかなりリーズナブル。
飯田ならではのメニューを探してみると豚肉をうなぎに見立てた「信州ポークひつまぶし丼(1800円)」なるものを発見。
その他にも「川マス イクラピラフ フライ添え」や「カルビ豚 備長炭直火焼きランチ」等があったが、ラム好きとしては「ラムステーキ 備長炭直火焼きランチ(1500円)」をセレクトした。
なお、こちらのお店は肉を焼く際に備長炭を使って焼き上げているとのこと。
こちらがランチメニュー。
お店の雰囲気の割には1000円強からとリーズナブルな価格帯でランチを提供している。
こちらは単品メニュー。
単品になるとそれなりに値は張るが、それでも備長炭を使って国産の上質な食材を仕上げてくれることを考えれば悪くはない値段。
そしてこちらが飲物のメニュー。
ビール・焼酎・サワー・日本酒と焼肉に合いそうアルコールは一通り揃っている。
待つこと5分程度でまずはサラダから提供開始。
ランチメニューには前菜としてサラダが提供されるが、これがしっかりとしたしたもの。
申し訳程度の物ではなく、海老やスモークサーモンがのり、フレンチテイストで仕上げられた立派な一品。
こちらが「信州ポークひつまぶし丼」。
ひつまぶしということで、トッピングとしてネギ・ワサビ・刻み海苔が別盛りで提供される。
なお、食べ始めてからしばらくするとお茶漬けにして食べるためのダシ汁も提供される。
ご飯にもウナギのタレ風味のタレがかかっており、普通に豚丼として食べても美味しいのだが、ダシ汁を入れ薬味と絡めて頂いて初めてその真価を感じられる味わい。
この料理が単に「豚丼」ではなく「ひつまぶし丼」として提供していることの意味を改めて理解させられた。
丼には信州ポークが2枚半程度、焦げ感とタレの色あいからウナギのかば焼きを想像させる。
ただ、もう少し厚めの肉で提供されるかと思ったがここもウナギを連想させるような厚みであった。
こちらが「ラムステーキ備長炭直火焼きランチ」。
提供時はまだジュージューと音を立てるほどアツアツの状態であった。
なお、写真のコーンスープはほぼ全てのランチメニューにも付いてくる。
二口程度のサイズのラムステーキが4枚、強めに醤油で味付けされた特製のタレにしっかりと絡められて提供される。
肉は柔らかく箸で切れるほど。
添えられている野菜はフライドポテト、フライドオニオン、そしてエリンギ、ピーマン、パプリカ、玉ねぎをグリルしたもの。
どれもシャキッとした野菜の歯ごたえを残したフレッシュな味わいだが、カリカリに仕上げられたフライドオニオンは癖になる味わい。
<まとめ>
もとフレンチのシェフが営む焼肉店ということで、フレンチドレッシングで仕上げられたサラダやコーンスープなど、焼肉のイメージをワンランクオシャレに仕立てているのが印象的な古民家レストランであった。
今回はランチ時ということで、2名で利用して3000円少々ではあったが、いわゆるオマケで付いてくるようなサラダとスープではなく、それぞれ1品料理として普通に提供できるようなものであったことと、落ち着いたオシャレな古民家の客間を小人数で優雅に使えることを考えればトータル的な意味では決して悪くない。
今回は「ラムステーキ備長直炭火焼きランチ」と「信州ポークひつまぶし丼」をセレクトしたが、こちらのお店でランチを食べるなら「信州ポークひつまぶし丼」がトータル的にみてバランスの良い味わいであった。
今回は焼き物に目が行ってしまったが、フレンチシェフのお店ということで次回は「川マス イクラピラフ」を注文してみたい。
また、これだけオシャレな雰囲気なので優雅にディナータイムに行くのもありかもしれない。
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