スパイスカレーと酒のアテ トリステッサ (2023/05)


名前スパイスカレーと酒のアテ トリステッサ

場所:〒231-0065 神奈川県横浜市中区宮川町3-68-1 ライオンズマンション野毛山公園303
地図はこちらからどうぞ

交通手段:京浜急行線線 日ノ出町駅 徒歩3分

営業時間:11:00~20:00 毎週月・火

また行きたい度:=☆☆☆=マンションの一室でひっそりと営業するコクと旨味とスパイス感が溢れる味わい深いカレーを日替わりで提供するカレー専門店

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備忘録

(2023/08/09記載)
2023年5月中旬の平日のランチタイムに利用。
この日はみなとみらいエリアに新しく開業したホテルの開業日初日に宿泊していたこともあり、付近で手軽に食べられるお店を検索。
色々あるのだが桜木町エリアは意外とチェーン店的なお店が多かったり気軽にサッと食べられるようなお店が少なく少しエリアを広げてみると、前にネットでたまたま見つけてその営業場所やメニューが気になっていたこちらのお店を発見。
若干距離はあるが向かってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
こちらの店は京浜急行線の日ノ出町駅からであれば3分程度、JR線や横浜市営地下鉄線の桜木町駅からであれば10分弱程度の場所にある。
日ノ出町駅からのアクセスの場合は改札口を出て目の前の大通りを桜木町方面(左手)に進む。
駅前の大きな交差点(日ノ出町)をそのまま桜木町方面に渡り、左手の緩やかな坂を登っていく。
150メートルほど坂を登ると右手にライオンズマンションが見え、その入口には「カレー」と書かれた登りが立っているので、登り横の扉を中に入っていくと右側に緑の扉が見える。
ライオンズマンションというと普通に住宅のイメージがあるが、このフロアだけはバーなどの飲食店が入っており、こちらのカレー店に隣接する部屋は全てバーのよう。
また、住所の表記上は303となっており3階のイメージがあるが、高低差があるエリアに建っているマンションなのでこちらのお店があるフロアは地上階のような感じがするが実質は3階になっているよう。


こちらが店舗外観。
店舗というよりは商業ビルのような佇まい。
カレーの登りが出ているので何となくこちらお目当ての店だというのがわかるが、これが無ければ絶対に気付かない。


建物内に入ると若干ドキドキするような雰囲気があるが、こちらのお店だけ緑の扉が開け放たれており開放感があり入りやすい。


店名こそ書いていないものの、入口にはその日のメニューが記載されているのでここがお目当てのお店だとわかる。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の開店時間めがけて向かい、11時少し過ぎに到着したのだが先客は無し。
店内はカウンターが5席、6名掛けのテーブルが1席の計13席とこぢんまりとしたキャパ。
小人数を相手するような小料理屋のようなイメージの店内では気さくな店主が一人で切り盛りをしている。
その後10分程度でトータル4名が入店したので、ランチタイムにはそれなりに混雑しそうな雰囲気であった。


こちらが店内の写真。
こぢんまりとした造りではあるが、カウンター席は隣席との間隔は比較的広め。


こちらがテーブル席。
6名で使うと若干狭さはあるが、子連れや家族等の大人数での利用にも対応しているのはありがたいところ。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は固定メニューはなく、常にあるポークビンダルゥ以外は日替わりとなっているよう。
数種類のカレーを全て少しずつ入れたり、単品で選んだりすることが出来る日やビリヤニが提供される日もあるようだが、全ては店主の体力次第とのこと。
メニューはその日の朝にツイッターで告知しているので、お目当てのメニューがある場合は事前にチェックしてからの来店が良さそう。
それを知らずにビリヤニが常にあるものと思って向かったのだが、この日は定番メニューのポークビンダルゥに加えてケララフィッシュカレーとキーマカレーの3種類が提供されていた。
折角なので「3種あいがけ(1280円)」をオーダーすることにした。
なお、こちらのお店はパクチーをたっぷりトッピングするということで、事前にパクチーが苦手かどうかを確認してもらえる。


こちらがこの日のメニュー。
写真と共にそれぞれのカレーの特徴が書いてあるのでわかりやすい。
これを写真のように全て盛るか、2種類にするかを選ぶことが出来る。


店主の方と話していると「他にもこういうメニューがあります」ということで見せて頂いたのがこちらのメニュー。
カレー自体は同じではあるが、そこにチキンビリヤニが加わるタイプもあるよう。

オーダーしてから待つこと5分程度で料理が提供された。


こちらが「ポークビンダルゥ、ケララフィッシュ、キーマカレーのあいがけ」。
3種類のカレーがたっぷりと盛られ、その中央にはパクチーがたっぷりと乗ったバスマティライスとパパドが添えられている。
小鉢はアーチャルといういわゆるインド風漬物で、こちらのアーチャルは唐辛子使ったもの。
辛味が足りなければ入れてください、というかたちで提供された。

まずはポークビンダルゥから頂くがこちらは程よい辛みと酸味が混ざるタイプでスパイス感も程々感じられる。
ただ、辛みはかなり弱めてあり、少し辛いかなという程度。
説明文には「当店で一番辛いカレー」と書いてあるが「辛いものが苦手な人でも食べられる辛さ」との事。

続いてケララフィッシュを頂いたが、こちらココナッツの風味がしっかりと効いたマイルドな味わい。
系統としてはバターチキンのような、しっかり濃厚な味わいながらも辛味は控えめという感じ。

そして最後にキーマカレーを頂いたが、カルダモンの風味がガッツリと効いた特徴的な味わい。
キーマカレーというと何となく挽肉が前面に出てくるようなイメージはあるが、こちらはカルダモンの風味とトマトの甘味がたっぷりと感じられ、個人的には好きな味わい。

それに合わせるご飯はバスマティライスとなっており、パラパラとした食感特徴的。
量としてはお椀に一膳分程度はあるのだが、辛味をかなり押さえつつもスパイス感とコクをしっかりと感じられるカレーと合わせて頂くとあっという間に無くなってしまう。

<まとめ>
以前から気になっていたこちらのお店だが、若干マニアックな立地にはあるものひとたびお店の中に入れば気さくな店主が温かく出迎えてくれるお店であった。
事前チェックが甘かったためメニューは完全日替わり制で当日ツイッターで告知されるということもあってお目当てのビリヤニは食べられなかったが、それでもこの日の3種のカレー(ポークビンダルゥ・ケララフィッシュカレー・キーマカレー)はいずれもかなりレベルの高い味わい。
辛味に頼る味付けではなく野菜やスパイスの旨味をしっかりと引き出し、辛さはかなり控えめながらもしっかりとしたコクを楽しめる味わいは個人的にはかなり好きなタイプ。
店主曰くインドに行ったこともなくカレー店で修業したわけでもなく、様々なカレー店を食べ歩き独学で好きな味わいを作り出し5年程前から営業しているとの事。
丁寧に手間暇かけて作られたこちらのカレーは辛い辛い言いながらサッと食べて帰るようなものではなく、ゆっくりじっくりと旨味を噛みしめながら楽しみたい味わい深いカレーであった。
次回訪問時は事前にツイッターで情報確認の上でビリヤニにチャレンジしてみたい。

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スパイスカレーと酒のアテ トリステッサインドカレー / 日ノ出町駅桜木町駅馬車道駅

昼総合点★★★☆☆ 3.7

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