老虎菜 オーキッドコート店 (2023/02)


名前老虎菜 オーキッドコート店

場所:〒658-0073 兵庫県神戸市東灘区西岡本2-7-3 オーキッドコート右峯館 1F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR東海道線 住吉駅から徒歩7分

営業時間:12:00~13:00(平日) 17:30~21:00 毎週木曜・第三水曜

また行きたい度:=☆☆☆☆☆=オシャレな空間でレベルの高い料理と数多くのワインを楽しめる隠れ家的コスパモダンチャイニーズ

外部リンク老虎菜の公式HPへのリンク

備忘録

(2023/05/06記載)
2023年2月上旬の休日の夜に再訪。
こちらの店を紹介してくれた知人と久しぶりに神戸で会うことになり、かれこれ2年以上ご無沙汰しているこちらのお店を再訪することにした。

<お店の場所はどこ?>
お店はJR住吉駅から徒歩7分程度の場所にある。
駅を南口・北口どちらから降りても向かう事が出来るが、今回は南口から向かうことにした。
南口の改札を出て駅を背にして左側に線路沿いに歩いていくと、六甲アイランド線の線路沿いに細い道が通っているのでそこをずっと進んでいく。
300メートルほど歩くと道路にぶつかるので左折して川沿いに150メートルほど進み、信号のある交差点を右折して川を渡る。
川を渡ると目の前にオシャレな造りをしたエリアが見えるのだが、そこが今回の目的地の「オーキッドコート」。
中を抜けても行くことが出来るが、信号を渡りオーキッドコートの前を右折し、最初のT字路を左折して100メートル弱歩いた先の左側に見えるオーキッドコートの車寄エリアに入っていくとお店が見える。
初めての場合はこちらから行ったほうが分かりやすい。


こちらがオーキッドコートの外観。
駅から向かった場合、川を渡るとオシャレな雰囲気のエリアが目の前に広がる。


お店自体は建物の一角に入っており、あまり目立つ外観ではないので一見さんがフラフラッと入ってくることはまずない。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日の夕食時ではあったが事前に知人が予約をしてくれたため問題なく入店出来た。
店内は天井が高くほぼ全面ガラス張りのオシャレで落ち着いた雰囲気となっており2名掛けのテーブル席がトータル20席超とこぢんまりとした雰囲気ではあるが、利用人数に応じてフレキシブルにテーブルのアレンジをしてくれる。
この日は17時半からの予約で到着したが、店内はほぼ満席、予約無しでは間違いなく入れないので、小こちらのお店を利用する際は事前の予約は必須。


店内は窓が多く開放的。
また天井も高く、空間を優雅に使っている。


座席はそこまで広くはないのだが、全ての席が窓に面しているためあまり窮屈感を感じさせない。

<オススメのメニューは?>
メニューはもちろん中華のみではあるが種類も多くなかなか選ぶのが難しいので全て知人のオススメメニューからオーダーすることにした。
今回は4名ということで「焼茄子蒸鶏葱ソース(820円)」、「アオリイカ葱山椒(1091円)」、「トマト焼売(1020円)」「海老パリパリ春巻き(1276円)」、「野菜の金砂炒め(1800円)」、「大海老のチリソース(1412円)」、「麻婆豆腐(1228円)」、「中華蒸しパン(1140円)」、「鎮江黒諸とろとろ角煮酢豚(2364円)」、「特製餃子(600円)」、「ずわい蟹あんかけ炒飯(1500円)」、の計11品とデザートをオーダー。
飲み物は中国茶とワインはイタリアの「アンシリア(4950円)」をオーダーし、ガッツリ食べきったというボリューム感。
全ての料理ともにハズレは無いのだが、その中でもオススメは「海老パリパリ春巻き」と「野菜の金砂炒め」。
この2品は毎回必ずオーダーするテッパンメニュー。


こちらが前菜や肉、魚介、野菜系のメニュー。


それとは別に点心やご飯もの、麺もののメニューとデザートメニューもある。


こちらが今回オーダーしたワイン。
イタリアのドンナフガータが造るワインのようで、ネット上では3000円弱で流通しているもののよう。
お店では4950円とほぼ5000円での提供だが、1.6倍程度での提供。
果実感はしっかりと感じられるもののスッキリ目の味わいなので、辛味や甘味などの様々な味わいのある中華料理でも比較的合わせやすい印象。


まず最初に提供されたのが「焼茄子蒸鶏葱ソース」。
4人でつまむには流石に少し少なめではあるが、しっかりと効いたネギソースと共にジューシーな野菜と柔らかい鶏肉を一口大で頂けるので、前菜としてはバッチリ。


間もなくして「アオリイカ葱山椒」が提供された。
こちらは飾り包丁の入った柔らかいアオリイカと共に程よくピリッとした山椒の風味が感じられる味わいでいくらでもつまめてしまいそうな一品。


こちらは「トマト焼売」。
その名の通り、シウマイ皮の中にトマトが入っているものだが、トマトの酸味と甘みが思った以上にシウマイの味わいと相性が良い。


そしてこちらが毎回必ず注文する「海老パリパリ春巻き」。
他の春巻きと違うのがその皮のパリパリ感。
柔らかく巻き上げていることもあってか、皮と皮の間に空気の層ができ、その効果もあってとにかく皮がパリパリ。
出来立てでもパリパリだが、少し時間が経ってもパリパリなのが不思議。


テッパンメニューの第二段がこちらの「野菜の金砂炒め(1800円)」。
中華料理店で提供される野菜炒めとはビジュアルが全くかけ離れており、何となく野菜のフリットに近い。
その上には「金砂」と言われている香ばしく味付けされたパン粉が振られており、これが癖になる味わい。


こちらは「大海老のチリソース」。
大海老が4匹入っており、頭から尻尾まで全て丸ごと食べられるように香ばしく揚げられている。
いわゆるチリソースという味わいとはちょっと異なり、こちらのお店の特徴を良く表している料理の一つ。


こちらの「麻婆豆腐」は八角などの香辛料がしっかりと効いており、辛さはそこまでではないが、味わいの厚みはなかなかのもの。
4人だと2口程度とそれなりのボリューム感がある。


「鎮江黒諸とろとろ角煮酢豚」もオーダー頻度が高い料理。
見た目ではわからないが、角煮は1つながらもそのサイズ感はなかなのもの。
たっぷり黒酢で仕上げられており、トロトロ豚肉と脂身をソースにしっかりと絡めて頂くと、一口でもガッツリとその味わいを楽しめる。


そして今回初オーダーの「特製餃子」。
写真だけ見るともはや餃子感ゼロで羽しか見えない。
実際もいわゆるよく見かける餃子とは異なり、どちらかというとワンタンに近いイメージ。
ただ、パリパリに仕上げれらた皮が春巻きと同様に癖になる。


そしてこちらが締めの「ずわい蟹あんかけ炒飯」。
たっぷりとずわい蟹のほぐし身が入り4人で食べても1人お茶碗に半分程度は食べられるのでそれなりのボリューム感がある。
それでいて1500円というのはなかなかのコスパ。

<まとめ>
2年ぶりの利用であったが、料理のクオリティーもボリューム感も全く変わりなく、「隠れ家的コスパモダンチャイニーズ」の印象は全く変わりなし。
4名で11品オーダーし、加えて5000円のボトルワインと中国茶、そしてデザートを一人一品オーダーして25000円程度と1人換算6000円少々の金額。
お腹もはち切れんばかりの量だったことを考えると、余裕を持って9品程度のオーダーにしておけば20000円程度の仕上がりが普通かも知れない。
どの料理も中華の基本は押さえつつそこにオリジナリティーが加わっており、紹興酒ではなくワインと合わせるのがごく普通と思わせる味わいがとても印象的。
こちらのお店に来たならばやはり「海老パリパリ春巻き」と「野菜の金砂炒め」はテッパンだが、そこに加えて「鎮江黒諸とろとろ角煮酢豚)」と「特製餃子」もしっかりと押さえておきたい。
ただ、大人気の店なので、基本的には予約無しでは入れないと思っておいた方が良さそう。
来店日が決まったら早目の予約が理想のお店であった。

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老虎菜 オーキッドコート店中華料理 / 住吉駅(JR・六甲ライナー)摂津本山駅

夜総合点★★★★ 4.3

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