エアインディア インディラガンディー空港国際線ラウンジ (2023/03)



(2023/05/08記載)
2023年3月下旬、久しぶりの海外渡航、かつ久しぶりのANA利用というシチュエーションの際に立ち寄った。

今回はインド国内線から乗り継ぎで羽田に向かったこともあり、国際線のチェックインカウンターではなく乗り継ぎカウンターで手続きを行った。
海外のエアラインの場合はチェックインの際にラウンジのインビテーションカードを渡されることが多く今回もインビテーションカードを渡されたのだが、それを見てびっくり。


こちらがインビテーションカード。
通常であればエアラインのラウンジの名前が入っており、丁寧な場合はラウンジまでの地図が添えられているケースもあるが、こちらはエアラインのラウンジ名称どころか、書かれているのは何となく普通のお店の名前。


フラフラッと歩いていると見つけたのがこちらのお店。
明らかにエアラインラウンジとは異なるその造りを見て驚いたが、事前にANAのHPでこちらの空港には同じスターアライアンス系のエアインディアのラウンジがありそちらを使えることを知っていたのでこちらのお店はスルー。

ということで改めてラウンジを探すが、ラウンジはお土産屋が立ち並ぶメインフロアではなくその1フロア上に集中して置かれている。


フードコートやその他ラウンジがあるエリアを歩いているとエアインディアとスターアライアンスのロゴのある看板を発見。


こちらがエアインディアのラウンジ入口。

ラウンジに入り受付を済ませるが、航空券だけのチェックでインビテーションカードは特にチェックされずに無事入室。
なお、受付を挟んで左手がビジネスクラス用、右手がファーストクラス用のラウンジとなっている。
まだ3月ではあったがなかなか気温が高く、フライト前にシャワーで汗を流そうと思い聞いてみたが満室で使えないとの事だったので諦めてラウンジ内へと向かう。

ラウンジ内は落ち着いた雰囲気でソファー席が広々とアレンジされているが、日本のラウンジと大きく異なり壁が天井まで繋がっておらず外の音がラウンジ内にも聞こえてくる半オープン的なスタイル。
とは言え、混雑する外の空間からは切り離されているので個人的にはそこまで気にならない。
また、金曜日の17時ということもあってかラウンジ内は非常に混雑しており、今回は1名利用であったが席を探すのに苦労した。


こちらがラウンジ入ってすぐの場所からの写真。
奥行きがかなりあり、ソファーもゆったりと配置されており贅沢に空間を使っている。
なお、今回は写真中央にあるソファー席を利用したのだが、こちらの席にはコンセントは設置されていなかった。
全ての席が同様かどうかまでは確認できなかったが、充電環境はあまり期待しない方が良さそう。


奥に進むと横に空間が広がり、こちらも通路を非常にゆったりと取った贅沢な造りになっている。


軽食コーナーはラウンジ奥の方にある。
こちらではセルフ方式で温かい料理が、オーダー方式でワインなどのアルコールが提供されている。


カレーなどを中心としたインド料理が温かい状態で数種類提供されている。


また、サラダや前菜系の冷たい料理も提供されており、軽食とは言え十分にお腹が満たされる内容の料理が準備されている。


お茶は「Typhoo」ブランドの物が数種類準備されている。
調べてみるとこちらはインドではなくイギリスブランドのもののよう。

さてアルコール類だが、基本的にはバーテンダーにサーブしてもらう方式。
全ての種類は確認できなかったが、インドワインの代表格である「スーラ」の赤・白一通りやチリワインの代表格である「モンテス」など数種類がカウンターに置かれていた。
その他にはインドビールなども置かれており、種類は比較的豊富という印象。


こちらが泡。
中央のカラフルなボトルはインドワインの「スーラ」のもの。
シャンパーニュと同様に瓶内二次発酵でつくられたもので国内だと2500円程度で流通しているよう。


こちらがインドビールたち。
インドビールにはいくつかのブランドがあるのだが、こちらのラウンジはカワセミのラベルがかわいい「キングフィッシャー」シリーズで統一されていた。
ビールに関しては飲みたいものをセルフ方式で冷蔵庫から取り、カウンターの上に置かれている栓抜きで蓋を開けるスタイル。


そしてお酒飲みにとって嬉しいちょっとしたおつまみ用のスナックもバーカウンターに準備されている。


今回は時間もなかったので軽くビールとおつまみをラウンジで頂いてからの搭乗。
「キングフィッシャー ストロング」をセレクトしたが、名前の通り少しアルコール度数が高めのもの。
とは言え、飲み口はライトなのでグイグイ飲めてしまう。

利用した時間帯がよくなかったのかラウンジ内がかなり混雑していたことと、乗り継ぎ時間がそこまで取れなかったこともあってラウンジを満喫することは出来なかったが、空間をゆったりと使っていることもあって、混雑していなければのんびりと過ごすことが出来るラウンジであった。
但し日本のラウンジと異なりどの席にもコンセントがあるという感じではないので、充電しながらガッツリPC等で作業という使い方には向いていない。
一方で軽食類は充実しており、インド国内でちゃんとしたインド料理を楽しめる最後の場所という印象。
それに合わせるアルコール類もインドワイン・インドビールが豊富に用意されている。
シャワールームも設置されているので暑い時期にはフライト前に汗を流すことも可能ではあるが、ラウンジ同様に混雑しているのが痛いところではあった。

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