俺の天ぷらバル 新橋赤レンガ (2023/01)


名前俺の天ぷらバル 新橋赤レンガ

場所:〒105-0004 東京都港区新橋3-9-9 喜三郎ビル1F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR線 新橋駅 徒歩約5分

営業時間:16:30~23:00(月~金)、11:30~14:00、16:00~23:00(土)、11:30~14:00、16:00~22:00(日・祝) 不定休

また行きたい度:=☆☆☆=上質な素材を使った創作系天ぷらや一品料理とワインをカジュアルに楽しむ俺のシリーズ原点回帰の立食天ぷらバル

外部リンク俺の天ぷらバル 新橋赤レンガの公式ページへのリンク

備忘録

(2023/02/19記載)
2023年1月上旬の週末の夕食に利用。
こちらの店は2022年夏頃に新たにオープンした店で、現在でこそ全席着席が当たり前になっている俺のシリーズの中、当初の「原価率が高い高級食材を安く提供しつつも高回転で売り上げを確保する」原点回帰したスタイルの全席立席のみの天ぷらバルということで気になっていたお店。
なかなか行く機会が無かったのだが、久しぶりにこのエリアに行く機会があったので事前に予約の上行くことにした。
なお、2023年2月より、一部エリアに椅子席を導入とのことで、座って料理を頂くことも可能になったよう。

<お店の場所はどこ?>
場所は新橋駅の烏森口からだと徒歩5分少々の距離。
烏森口の前の烏森通りを虎ノ門方面に歩き、左側に見えるケンタッキーを通り過ぎ、「新橋三丁目交番前」の交差点を左折して赤レンガ通りに入る。
その先30メートルほど進んだ2目の角の先左側にお店がある。


こちらが店舗外観。
俺のシリーズにしては比較的控えめな外観。
店舗の外に出ている看板も小さめなので、場所を知らないと見逃してしまう。


店の入口の横には「俺の天ぷらバル」と看板が出ているのでこれでようやく俺のシリーズの店であることがわかる。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は休日の16時半という早めの時間帯で予約をしたのだが、店内には既に先客2組でほぼ同時刻に1組が入店してきた。
店内は揚げ場を囲むようなコの字型のカウンター席と2名用の小さな円卓があり、トータルキャパは30席程度。
立食のみということで、カウンター席・テーブル席共に若干窮屈感はあるが、店内の雰囲気は和の雰囲気の天ぷら店というよりはモダンで洗練されたイメージ。
以前は予約出来なかったのだが、ふと見てみると予約が可能ということで事前に予約をしたが、17時を過ぎるとどんどんと人が増えて7割程度の席が埋まった。
我々が食事を終えた17時半過ぎになると店内はほぼ満席、待ちが出る状況ではなかったが一部のメニューが売り切れ出していたのでお目当ての料理があるようなら早目の来店がオススメ。


店内は天ぷらを出すコテコテの和食の店というよりは、オシャレでモダンなバルのイメージ。
店内の棚には日本酒ではなくワインが飾られているので、それもあって和のイメージが薄いのかも知れない。


カウンター席のスペースはこじんまりとまとめられている。
大柄の男性2人だとかなりキツイスペース感。


こちらがテーブル席。
1名で利用するのにちょうど良いサイズ感だが、そこを2名で使うことになるので若干窮屈感はある。

<オススメのメニューは?>
天ぷらの店なのでメニューは当然天ぷらを中心に展開している。
だが、いわゆるエビや野菜などの定番もの天ぷらメニューは10種類強で、うにや白子などをふんだんに使った創作系の天ぷらメニューや、小鉢料理、ご飯ものなどと幅広いラインナップとなっている。
純粋に天ぷらのみを楽しみたい人よりも、天ぷらも楽しみつつワイン等と合わせて楽しめるような軽く洋のニュアンスのある料理も楽しむというスタイルかも知れない。
今回は一通り色々食べてみようということで、天ぷらからは「帆立貝柱(580円)」、「超熟成インカの目覚め(180円)」、「黒毛和牛のヒレ(999円)」、「U・NI・KU(999円)」、「国産かしわ(380円)」、「天然大海老(480円)」、「大鱚(380円)」といわゆる定番ものをオーダーした。
その他につまみとして「生メンマ俺のイタリアン仕立て(380円)」と締めのご飯ものとして「TTKG玉子天ぷらかけご飯 トリュフだれ(380円)」、季節の日本酒をグラス2杯をオーダーしてみた。
なお、オーダーは直接スタッフの方にお願いすることも出来るが、各席備え付けのQRコードを読み取ることにより、ネット経由でオーダーすることも可能。
我々は席に案内された際にQRコードのオーダー方法については説明が無かったのだが、QRコード経由だと、テーブル備え付けのメニューには載っていないその日の限定メニューをオーダーすることも出来る。
この日は「まるまる蝦夷アワビ1個の天ぷら」が999円で提供されていた。


こちらが料理のメニュー。
天ぷら中心ではあるがちょっとしたつまみや創作系の天ぷらもある。


こちらがアルコール類のメニュー。
お店のスタイルがバルということで日本酒よりもワインの方が品揃えは良い。


オーダーを済ませるとまずはお通しが提供された。
この日はトリュフと砂肝のムースを最中状の器に入れられたものが提供された。
トリュフの風味がガッツリと効いていて、確かにこれであればワインで楽しむのもありと思わせる味わい。


なお、こちらが季節の日本酒として用意されていたもの。
「仙禽 オーガニック ナチュール2022」と「ゆきつばき 純米大吟醸原酒 しぼりたて生酒」。
いずれもフレッシュでジューシーな果実のような甘味をしっかりと感じつつもそこまで日本酒感は控えめに仕上げられており、女性受けは間違いないタイプのもの。
両方とも4号瓶で市価1800円程度ではあるが季節限定酒のためタイミングを逃すと手に入れられない。


続いて天つゆなどが提供された。
写真奥の天つゆやお代わり無料だが、手前の小皿に入ったものは最初のみ無料でお代わりは有料となっている。
左側がトリュフポン酢、右側が雲丹醤油になっており、いずれもトリュフとウニの風味をガッツリと感じられるパンチのあるタレとなっている。
いずれも美味しいのだが、天ぷらに付けすぎると味わいがぼけてしまうので要注意。


目の前のエリアが揚げ場になっており、具材の準備から揚げまでの工程をライブで楽しめるのはカウンタースタイルならでは。


こちらがその具材。
エビや鱚はかなりのサイズで、これを500円弱で頂けるのは俺のならではのコスパ。


まず最初に提供されたのが「帆立貝柱」、「超熟成インカの目覚め」
天ぷらの衣は薄めで、出来立てということもありカリッした食感。
ただ、純和風の衣というよりも少しだけフリット感のあるような感じの味わい。


こちらはおつまみでオーダーした「生メンマ俺のイタリアン仕立て」。
オリーブオイルと絡められたメンマはラーメンなどで味わうそれとは全く雰囲気が異なり、ワインとの相性も良さそう。


続いて「黒毛和牛のヒレ」が提供された。
こちらは17時の時点で我々のオーダーがこの日の最後の1つであった。
見ての通りかなりレアに仕上げられている。
牛肉を大葉で巻いたものを天ぷらにしているのだが、パリッとした大葉の食感とジューシーで柔らかい肉の食感のコントラストが面白い。
ただ、個人的には大葉の味わいが強く折角の牛肉の旨味が減っているような印象であった。


そしてこちらがこのお店オススメの代わりダネ天ぷらの「U・NI・KU」。
和牛肩ロースと大葉で層を作ったミルフィーユのような天ぷらというで、食感はかなり柔らかく牛肉のジューシーな味わいもしっかりと感じられる。
この天ぷらの上にウニがたっぷりとのせられており濃厚な味わいになるのだが、ウニの味わいが濃厚過ぎて牛肉の味わいが薄まっている感じもしなくもない。


続いては「天然大海老」。
写真ではわかりにくいが、15センチ弱程度のサイズがあり普通に食べても3~4口くらい味わえるサイズ感。
衣は薄いので写真で見たサイズがほぼエビそのもののサイズと同じ。
エビのジューシーさを残した揚げ具合でエビの旨味や甘味をしっかりと楽しめるこちらのお店に来たらオーダー必須の天ぷら。


こちらは「大鱚」だが、これもかなりのサイズ感。
魚の状態であれば25センチくらいはあろうかという印象でエビ同様に身のホクホク感をしっかりと残した揚げ具合になっている。
個人的には大海老とこの鱚がこちらのお店でのオーダー必須アイテムという印象。


そして天ぷらの締めとしてオーダーした「国産かしわ」。
柔らかい食感と鶏肉の旨味を楽しめる一品。


最後に締めとして「TTKG玉子天ぷらかけご飯 トリュフだれ」をオーダー。
こちらは丸々1つを天ぷらにした半熟のゆで卵が雑穀米の上に鎮座した丼ものご飯。
卵を割るとやや固めの半熟状態の黄身がご飯と和風ダレに絡み、なかなか濃厚な味わい。
トリュフだれということだが、どちらかというと海苔の佃煮ベースの甘目のタレの風味が強い印象。
ご飯そのものはそこまで多くないのだが、丸々一つの天ぷら卵があるのでなかなかボリューム感であった。

<まとめ>
今回は2名で日本酒をグラス2杯、天ぷらを7品とつまみを2品オーダーし程よく満腹になって8500円程度。
オーダーしたエビや鱚、ホタテ等の海鮮系メニューはかなり大き目のサイズ感で臭みもなく、上質な素材を使っているのがすぐに分かる「さすが俺のシリーズ」と思える高原価率の素材であった。
ただ、ものによっては揚げた後の油を切る時間が長いためか、アツアツの状態ではないものもあったのが気にはなった。
当初こちらのお店は純和風の天ぷらのお店と思って行ったのだが、天ぷらは衣が薄めでパリパリッとした食感だが衣に少し甘味があり純粋な天ぷらではなく、何となくフリットを連想させるような感じの味わいであった。
また、サイドメニューもイタリアン的なニュアンスのものが多く、お酒も日本酒よりはワインのラインアップの方が充実しているので、和の天ぷらのイメージを残しつつも文字通りバルスタイルで創作系天ぷらや一品料理をつまみながらワインと楽しむ和風バルというような雰囲気のコンセプトなのかもしれない。
なお、今回利用した17時頃でも人気のメニューは既に売り切れになっているものもあるのと、スマホからオーダー出来るメニューにはテーブル備え付けのメニューには載っていない日替わり限定メニューもあるので初めて行くときには注意が必要。

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俺の天ぷらバル 新橋赤レンガ天ぷら / 新橋駅内幸町駅汐留駅

夜総合点★★★☆☆ 3.3

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