なかむら家 (2022/12)


名前なかむら家

場所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3-15-2 なかむら家
地図はこちらからどうぞ

交通手段:ゆいレール 県庁前駅 徒歩5分

営業時間:17:00~23:00 毎週日曜日・祝日

また行きたい度:=☆☆☆☆=珍しい沖縄地の物の魚を使った刺身盛り合わせやソーメンが絡まないソーメンチャンプルーなどのテッパンメニューがあるローカル感満載のコスパの高い居酒屋

外部リンクなかむら家の食べログページへのリンク

備忘録

(2023/02/20記載)
2022年12月下旬の平日の夕食時に再訪。
2022年11月上旬に初めて飛び込みで利用し、お店の雰囲気、料理の味わい、そしてコスパに惚れ、今回の那覇滞在時は新規開拓をせずにこちらのお店に再度行くことにした。

<お店の場所はどこ?>
お店はゆいレール県庁前駅から徒歩5分程度のところにある。
駅の改札を出て右側に進み、左側にあるエレベーターを降りて向かうのが最短距離。
エスカレーターを使って降りてしまうと国際通り方面まで行ってしまうので少し遠回りになってしまう。
エレベーターを降りたら目の前の横断歩道を渡り、斜め右に向かって伸びている道路をそのまま進み、5つ目の角を左側に曲がると右手に雰囲気のある古民家風の入口のある建物が見える。


こちらが店舗外観。
前回はもう少し暗くなってからお店に向かったのでそこまでわからなかったが、改めてみると前回思っていた以上にかなり年季の入った入口の雰囲気のお店である事を再確認。
やはり知らないといきなり入店するのには少し勇気がいる雰囲気。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の開店時間直後の147時過ぎにお店に到着。
流石に店内の先客は常連さんのみでカウンター席が10席程度、テーブルと座敷席が40席程度の計50席程度のキャパがある店内は数名程度という状況だった。
ただ、18時頃になると会社帰りの地元客や観光客が続々と入店し、19時前には9割程度の席が埋まっていた。
味のある店内はいい意味で昔を感じられる雰囲気になっており、地元の常連さんや観光客が混ざり合う、居心地の良い居酒屋さんという印象。
今回は完全に平日のタイミングで行ったが、観光客ではなく地元客や常連さんがかなり利用しているようで、週末の夕食時の時間であれば事前に予約をしておかないと恐らく入れない。


こちらが店内の写真。
前回同様にカウンター席に案内されたが、今回は店の奥の方にあるカウンター席であった。
使い込まれたテーブルなどが時代を感じられるとても雰囲気のある店内。


そのカウンター席の前には捌かれる前の魚が氷に埋められてディスプレイされている。


こちらは小上がりの座敷席。
一応4名での利用も出来るがかなり窮屈感はありそう。

<オススメのメニューは?>
2022年11月に一度訪問していることもあり、前回オーダーして美味しかったものを中心にオーダーすることにした。
まずは絶対外せない「刺身盛り合わせ一人前(800円)」と「アーサ天ぷら(500円)」、「島らっきょう(400円)」、それに締めの炭水化物の「ソーメンチャンプルー(600円)」は決定。
そして今回は新規メニューとしてきびなごの唐揚げである「すする唐揚げ(450円)」と「なんこつ唐揚(400円)」をオーダーした。
品数としてはなかなか多いが、基本的にはおつまみメニューなので1人でしっかり満腹という感じで食べきれる量であった。
また、お酒は最初に「菊之露古酒(800円)」を1合オーダーしたが、その後勢い余ってボトルで「まさひろ(2200円)」を入れてしまった。
ボトルキープは2か月間でかつセット料金は無料というかなり割安な金額なので、2か月以内に来られないようであれば残った分は持ち帰って二次会として滞在先で飲むのもアリかも知れない。
なお、以前あった得々セットは流石に利益が出ないということで終了になったとのこと。


こちらがドリングメニュー。
沖縄の地元民が良く利用する居酒屋だけあり、泡盛の種類はかなり豊富。
驚くことに普通に一升瓶までメニューに掲載されている。
値段もおおよそ市販の倍額程度で、水や氷などのメニューも無料で提供なのでかなりリーズナブルな金額設定。


こちらは魚系のメニュー。


そしてこちらが揚げ物や炒め物、ご飯系のメニュー。


まず最初に「菊之露古酒」が提供された。
1合にも関わらず、水や氷などがしっかりとセットで提供された。
やはり古酒ということで味わいに角が無くロックでもスッと飲めてしまう。


まず提供されたのが「刺身盛り合わせ」。
これで1人前だというのだからそのボリューム感には改めて驚かされる。
今回のラインアップは前回とほぼ同様でアオダイ・近海もののマグロ・イラブ・びんちょうまぐろとブリであった。
この店でしか食べたことのないアオダイとイラブはその色も食感も独特。
両方とも皮がかなり厚く湯引きをしており身は白身ではあるがしっかりと魚の旨味を感じられる濃厚の味わい。
近海もののマグロも生での提供で、これだけ豊富に盛られて1人前、しかも800円というのは破格としか言いようがない。


そしてこちらも定番メニューの「アーサ天ぷら」。
アーサをたっぷりと使っており、そのまま天ぷらにしたというよりはお好み焼きを思わせるような生地と共に揚げたスタイル。
1皿で5つ入っているので1名だと少々多い感じもするが、泡盛と飲み進めるとあっという間に食べきってしまう。


そしておつまみとしてこちらも定番の「島らっきょう」を頂いた。
らっきょう独特の臭みはかなり押さえられており、比較的マイルドな味わいに仕上がっている。


泡盛を1合飲みきってしまい追加で何をオーダーするか考えたときに、ふとボトルが頭をよぎる…。
2か月間はボトルキープ出来るということで、今回は少し暴走して「まさひろ」をついついボトルで入れてしまった。
スッキリ癖のないタイプなのでついつい飲み進めてしまう。


その泡盛につまみにオーダーしたのがきびなごの唐揚げである「すする唐揚げ」。
カリっと揚げられており程よい苦みがお酒とマッチする。


そしておつまみ第二段として初チャレンジメニューの「なんこつ唐揚」をオーダー。
少し塩を強めに効かせたカリッとした食感は飲兵衛には外しようがないメニュー。


そして締めの炭水化物として定番メニューから「ソーメンチャンプルー」をオーダー。
シンプルにソーメンと刻みネギ、ツナと錦糸卵と刻み海苔で仕上げてある。
見た目は少しパサパサ感があるような気がするのだが、前回同様にしっかりと沖縄独特の魚介ダシの風味が感じられ、固めにゆでられてしっかりと油と共に炒められたソーメンは時間が経っても絡みつくことなく、その独特の食感のおかげかいくらでも食べられてしまう。

<まとめ>
今回は1人ながら料理を6品、泡盛1合と泡盛のボトルを入れたこともありトータルで6700円となかなかの金額になったものの、ボトル料金を覗けば5000円弱と食べた割にはリーズナブル。
前回来店時に美味しかった「刺身盛り合わせ」は普段食べられないような魚を美味しく頂くことが出来て、今回もその味わいを改めて確認。
また時間をおいてもソーメンが全く絡まないサラサラの「ソーメンチャンプルー」もテッパンメニューであることは間違いない。
そして「島らっきょう」や「アーサ天ぷら」も定番沖縄料理としてはテッパンメニュー。
次回もこれらのメニューは絶対に外せないのでなかなか新規メニュー開拓は難しいが、沖縄定番メニューの「グルクン唐揚げ」を食べていなかったので是非オーダーしてみたい。

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なかむら家居酒屋 / 県庁前駅美栄橋駅旭橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.7

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