名前：俺のスパニッシュ
場所：〒104-0061 東京都中央区銀座8-3-12 Ginza 須賀ビル1F
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交通手段：JR線 新橋駅 徒歩3分
営業時間：16:00～21:00（火～金）、12:00～21:00（土・日） 毎週月曜日
また行きたい度：＝☆☆☆＝オープンテラスのようなバルのイメージで豪快なスペイン料理を楽しめる俺のシリーズのお店
外部リンク：俺のスパニッシュの公式HPへのリンク
備忘録：
（2021/10/20記載）
2021年10月上旬の休日夜に訪問。
10月に入ったこともあり緊急自体宣言は解除されており、9月末までは休業中であったこちらの店も営業再開＆酒類の提供を開始したということで行ってみることにした。
こちらは店舗外観。
ちょっと見にくいが、道路側に面した部分は全面開け放られており、ちょっとしたバルっぽさがあるのと同時に空気の換気もしっかりと行っているのがわかる。
今回は週末ということで予約をして向かったが、まだ17時過ぎというのに店内はなかなかの混雑。
18時頃になると予約客以外はすべて断っているような状況になっており、金曜～週末にかけていく場合には早めに予約をしておく方が無難。
こちらは店舗内の雰囲気。
基本はハイチェアのテーブル席となっており、全部で60席程度はあるようなイメージ。
ワイワイガヤガヤとワインを飲みながらお酒を頼むような感じ。
席に着くとワインリストと食事のメニューがセットされているのでまずは飲み物からセレクト。
グラスワインやビール等もあるが、ワインについてはボトルでの提供もある。
赤白共にリーズナブルなものは3000円弱から、高価なものは数万円までとなかなか幅広く取り揃えている。
パッと見た感じ、市価の2倍程度の金額て提供しているという印象。
こちらは白ワインのリスト。
そしてこちらがロゼと赤ワインのリスト。
こちらが今回注文したワイン。
お店の営業再開＆これまで出せなかったお酒の売り尽くしということで、ボトルで999円という破格の金額設定。
ただ、銘柄は選ぶことが出来ず、泡・白・赤の三択となっている。
今回提供されたのは一般的に流通していないワインのようだが、市価1500円程度のもののよう。
ただ、スペイン料理のお店なのにイタリアの「コレッツィオーネ」というところは、出来れば同じスペインワインにして欲しかった気もする。
そしてこちらが食事のメニュー。
思ったよりも種類は多くはないが、アヒージョやパエリア等の、スペイン料理といえば絶対に食べたくなる代名詞のメニューはしっかりと押さえている。
初めての来店ということで、まずはパエリアの中から「俺のパエリア（2680円）」、そしてやはりアヒージョもマストアイテムなので「俺のアヒージョ（980円）」をセレクト。
流石に2品だとちょっと寂しいので前菜代わりに「スペイン産生ハムの盛り合わせ（1280円）」を注文してみた。
まずはワインとほぼ同時にお通しとして「生食パン」が提供された。
形は正方形に近いような感じだが、ボリューム感としては6枚切りの食パン1枚程度。
モッチリとした口当たりに濃厚なミルクの風味を感じそのままでも美味しいのだが、今回はこちらをアヒージョのオイルに浸して頂いた。
ほどなく「スペイン産生ハムの盛り合わせ」も提供され、しっかり冷えた白ワインと共に頂く。
こちらの生ハムは写真左からフエ（白カビサラミ）、イベリコ豚のチョリソー、イベリコ豚の生ハム、と計3種類。
流石俺のシリーズだけあり、上質な食材を使っていることもあってか、イベリコ豚の旨味がしっかりと感じられる濃厚な味わいが特徴的。
白ワインと共に生ハムを頂いていると続いて「俺のアヒージョ」が提供された。
メニューには「色々な具材がたくさん入っています♪」と書いてあったが、文字通り色々な具材がてんこ盛り。
マッシュルーム、鶏肉、小エビ、そして丸ごとニンニクなどの「アヒージョといえば」という食材に加えて、なぜか生卵までのっているボリューム感満点のアヒージョ。
ニンニクが丸々入っている割にはオイルはそこまでガーリックの風味は強くなく、辛みや塩加減も思ったより抑え目でガツン系の味わいが苦手な人でも楽しめる。
当然ながらオイルはパンに付けて頂くのだが、これだけの具材が入っていると2名だと少々多すぎるので、シンプルなアヒージョもオススメかも知れない。
そして食事を始めてから40分程度ののちに「俺のパエリア」が提供された。
こちらもかなり欲張りな具沢山パエリアで、オマール海老半身、スペアリブ、ソーセージに加えてムール貝やアサリがゴロゴロとのったボリューム感のある一品。
味付けは若干濃いめのような感じではあるが、しっかりと魚介のエキスが米に染み込んでおり、ついつい食べ進めてしまう。
ただ、食べていて食感が少し柔らかいと思ったので米をよくよく見てみるとジャポニカ米で炊き上げているよう。
ジャポニカ米でも美味しく炊きあげられるような工夫をしているのかもしれないので何とも言えないが、もう少しシャキッとした食感で焦げ目が程よく付いた仕上がりが個人的には好きなので、ここは残念なポイントであった。
今回はワインボトル1本、料理3品を注文し2名で7000円程度と、ワインが特別価格であったのでリーズナブルな価格であったが、コスパという視点では可もなく不可もなしといったところ。
但し、ボリューム感はかなりのもの。
2名であればパエリアを注文する場合は少し具材が少な目のシンプルなものを注文した方が良さそう。
正直好みの問題ではあるが、「良い食材を一流料理人が美味しくリーズナブルに仕上げる」という俺のシリーズのコンセプトを考慮すると、この店のメイン料理であるパエリアはもう少しレベルアップの余地があるのではと感じた。
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