なかむら家 (2022/11)


名前なかむら家

場所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3-15-2 なかむら家
地図はこちらからどうぞ

交通手段:ゆいレール 県庁前駅 徒歩5分

営業時間:17:00~23:00 毎週日曜日・祝日

また行きたい度:=☆☆☆☆=20種類以上の泡盛を沖縄の魚の刺身や豊富な沖縄料理と共に楽しめる地元民・観光客が混じりある飲兵衛のためのリーズナブルな居酒屋さん

外部リンクなかむら家の食べログページへのリンク

備忘録

(2022/12/25記載)
2022年11月上旬の平日の夕食時に訪問。
この日は残波岬方面までドライブして夕食は国際通りエリアで何かを食べようと考えてはいたものの店は全く決定しておらず。
帰りの車の中で色々探してみるものの、ブックマークしてあるのは以前行こうとして当日予約したら満席と断られた店や、そもそも人気店なのでかなり前から予約しないと入れない店ばかり。
お店選びの条件に「もずく天ぷらが食べられる店」というのがあったので、立地を含めて検索した結果見つかったのがこちらの店だったので電話してみると辛うじて席の予約が出来たので向かうことにした。

<お店の場所はどこ?>
お店はゆいレール県庁前駅から徒歩5分程度のところにある。
駅の改札を出て右側に進み、左側にあるエレベーターを降りて向かうのが最短距離。
エスカレーターを使って降りてしまうと国際通り方面まで行ってしまうので少し遠回りになってしまう。
エレベーターを降りたら目の前の横断歩道を渡り、斜め右に向かって伸びている道路をそのまま進み、5つ目の角を左側に曲がると右手に雰囲気のある古民家風の入口のある建物が見える。


こちらが店舗外観。
雰囲気のある古民家風の入口となっており、外からは店内の様子を伺い知ることが出来ないので、一元さんでいきなり入店するのには少し勇気がいる。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の18時にお店に到着。
事前に予約したので席は確保されていたが、それでもこの時間帯でカウンター席が10席程度、テーブルと座敷席が40席程度の計50席程度のキャパがある店内は6割強が埋まっている状況。
その後も予約客が続々と入店し、19時前には9割程度の席が埋まっていた。
歴史を感じる店内はいい意味で昔を感じられる雰囲気になっており、地元の常連さんや観光客が混ざり合う、居心地の良い居酒屋さんという印象。
金曜や週末だと19時を過ぎると満席になる可能性が高いので、出来れば事前に予約をしておいた方が安全。


こちらが店内の写真。
使い込まれたテーブルなどが時代を感じられるとても雰囲気のある店内。
変則的な形をしたカウンター席の他に座敷席が写真には写っているが、それ以外に写真の左後方にはテーブル席もある。

<オススメのメニューは?>
今回は全くメニューを調べずに訪問したので何がオススメかは知らずに色々と注文してみたが、その中でも一番コスパが良く印象的だったのが「刺身盛り合わせ一人前(800円)」。
他にはおつまみとドリンク2杯がセットになった「得々セット(1000円)」や「海の幸サラダ(650円)」、「アーサ天ぷら(500円)」、「島らっきょう(400円)」、「もずく天ぷら(500円)」、「ソーメンチャンプルー(600円)」をオーダーした。
食べ物のメニューは刺身をはじめ魚料理や串焼き料理、酢の物に加えて、揚げ物や天ぷら、炒め物やご飯物などかなりメニューの種類は豊富。
また、いずれのメニューも1000円未満というリーズナブルさも魅力的。
ドリンクメニューは沖縄の居酒屋らしく泡盛がとにかく豊富。四合瓶だと20種類以上、一升瓶も7種類取り扱っており、いずれも市価の2倍程度かつ氷や水などは無料というかなりの低価格設定。
複数人での来店であれば泡盛四合瓶を飲みながら沖縄料理を頂くというのがオススメコース。


まず目に入ったのがこちらの「得々セット」。
ドリンク2杯とおつまみが付いて1000円という文字通りお得なセット。
以前は時間限定でやっていたようだが、今はその部分が消されているので営業時間中楽しめるよう。


こちらがドリングメニュー。
沖縄の地元民が良く利用する居酒屋だけあり、泡盛の種類はかなり豊富。
驚くことに普通に一升瓶までメニューに掲載されている。
値段もおおよそ市販の倍額程度で、水や氷などのメニューも無料で提供なのでかなりリーズナブルな金額設定。


こちらは魚系のメニュー。


そしてこちらが揚げ物や炒め物、ご飯系のメニュー。


「得々セット」の1杯目のビールと共に提供されたおつまみ。
マヨネーズで和えたパスタ、玉子焼き、酢の物の3品。


続いて提供されたのが「刺身盛り合わせ」。
これで1人前だというのだからそのボリューム感には驚かされる。
写真左の上段だから、アオダイ・近海もののマグロ・イラブ・びんちょうまぐろ・島たこ。
普段はあまりお目にかからないアオダイとイラブはその色も食感も独特。
両方とも皮がかなり厚く湯引きをしているとの事。
身は白身ではあるがしっかりと魚の旨味を感じられる濃厚の味わい。
近海もののマグロも生での提供で、これだけ豊富に盛られて1人前、しかも800円というのは破格としか言いようがない。


こちらが「海の幸サラダ」。
きゅうりやトマト、ゆで卵の上にマヨネーズベースで和えたアサリやエビ、イカなどがゴロゴロ乗せられたワイルドなサラダ。
2名で頂いてもしっかりと食べられるボリューム感ん。


そして天ぷらの1品目で提供されたのが「アーサ天ぷら」。
アーサをたっぷりと使っており、そのまま天ぷらにしたというよりはお好み焼きを思わせるような生地と共に揚げたスタイル。
1皿で5つ入っているので2名でシェアするには十分な量。


ここで「得々セット」のドリンクがなくなったので、追加で泡盛を1合オーダー。
それに合わせてつまみで「島らっきょう」を頂いた。
らっきょう独特の臭みはかなり押さえられており、比較的マイルドな味わいに仕上がっている。


天ぷらの2品目で提供されたのが「もずく天ぷら」。
立体感のある天ぷらは少し厚めの天ぷら生地を纏っており食べ応えのあるカリカリっとした食感ともずくの優しい潮の香りを楽しめる。


そして締めの炭水化物としてオーダーしたのが「ソーメンチャンプルー」。
シンプルにソーメンと刻みネギ、ツナと錦糸卵と刻み海苔で仕上げてあり、見た目は少しパサパサ感があるような気がするのだが実際に頂くと全くイメージと違う。
しっかりと沖縄独特の魚介ダシの風味が感じられ、固めにゆでられてしっかりと油と共に炒められたソーメンは時間が経っても絡みつくことなく、その独特の食感のおかげかいくらでも食べられてしまう。

<まとめ>
今回は料理を6品、1000円の「得々セット」でお酒を2杯+追加で1杯オーダーしてトータルで6000円弱とコスパはかなり良い。
また、一品一品の料理のボリューム感もしっかりあるので、お腹の満足感的にも十分。
特に「刺身盛り合わせ」は普段食べられないような魚を美味しく頂くことができ、時間をおいてもソーメンが全く絡まないサラサラの「ソーメンチャンプルー」も他の居酒屋で提供されているものとは全く異なりついつい食べ進めてしまう。
天ぷらメニュー含め、全般的にハズレはなく、四合瓶の泡盛が20種類提供されているので沖縄感を満喫しながらたっぷり飲んでもお財布に優しい飲兵衛のためのお店であった。
この時はたまたま隣に常連さんが座っており気さくに話しかけてきてくれたのだが、聞けばお店が出来てからの30年来の常連さんのよう。
そういう方たちが気さくに観光客に話しかけてくれる温かさも楽しめるのは嬉しい。
今回は沖縄料理を集中してオーダーしたので次回は串焼きなどの新しいメニューにもチャレンジしてみたいところではあるが、それでも「刺身の盛り合わせ」と「ソーメンチャンプルー」は絶対に外せないメニュー。

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なかむら家居酒屋 / 県庁前駅美栄橋駅旭橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.7

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