古都里 (2022/07)


名前古都里

場所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3-13-10 田島ビル
地図はこちらからどうぞ

交通手段:ゆいレール 県庁前駅 徒歩4分

営業時間:17:00~22:00 毎週月・火

また行きたい度:=☆☆☆=ゆったりと沖縄料理を楽しめるローカル感たっぷりの国際通りからアクセスの良い小料理居酒屋

外部リンク古都里の食べログページへのリンク

備忘録

(2022/08/17記載)
2022年7月上旬の週末の夕食に利用。
日曜の夜ということで観光客も少ないと予想し早目の時間に行けば予約無しでも大丈夫と思いお目当ての沖縄料理のお店に行くも、開店直後で「予約含めて満席」という状況。
運悪く雨も降ってきて雨宿りをしながら代わりのお店を探すも、那覇は日曜が休みのお店が比較的多くなかなか見つからず。
色々検索してみると、日曜営業で比較的評判が良く、また現在地から徒歩でアクセス可能な場所にこちらの店があることを発見し、大急ぎで移動することにした。

<お店の場所はどこ?>
今回は別のお店から歩いて行ったのでかなり遠回りをしたが、場所はゆいレールの県庁前駅から4分程度でアクセスできる比較的駅近のお店。
県庁前駅を国際通り方面に出たら、国際通りには向かわず目の前の五差路を沖縄銀行の建物がある方に渡る。
沖縄銀行を右手に見ながら、国際通りと並行にある道を200メートルほど進み、セブンイレブンを過ぎた4つめの角の右側にお店がある。
観光がてら国際通り沿いを歩いてもアクセスが出来る、観光にも良い立地にある。


こちらが店舗外観の写真。
派手な装飾はなく、シンプルに「古都里」と書かれた看板が1つだけのお店。
飲食店らしさはあまり感じられないので、何も知らないと普通に通り過ぎてしまうような雰囲気。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は週末の18時過ぎ、お店の開店時間が17時ということなのでドキドキしながらお店に入ったが、カウンター席なら大丈夫ということで案内していただいた。
店内はカウンター席が10席程度、4人掛けのテーブル席が20席程度、計30席程度のキャパ。
ボトルキープ?された泡盛のボトルが飾られたりと、古き良きお食事処という感じの店内は18時過ぎながら6割程度が既に埋まっており、テーブル席は予約客で埋まっているようで、結局我々の後に予約無しで入れたのは2組程度、かつ入店時にはお店の方に「混雑しているので料理の提供まで時間を頂く」旨の案内を受けていた。
このサイズのお店を2人で切り盛りしていることもあり、料理の提供までにはそれなりに時間がかかるので、混雑状況に関わらず早目の来店が良さそうという印象。


こちらが店内の雰囲気。
厨房を囲むようにカウンターが配され、カウンターの上には既におつまみ系の仕込まれている料理が並べられている。
オーダーが入ると適宜そこから取ってレンチンして提供という、古き良き居酒屋スタイル。
また、写真には写っていないが、左側の奥がテーブル席のスペースになっている。

<オススメのメニューは?>
今回は急遽こちらの店に決定したこともあり、メニューは全く検討出来ず。
よって、お店に来てからの検討だったのだが、やはり沖縄ということで沖縄料理をメインに食べたいところ。
まずはお通しを選ぶのだが、黒板に書かれたものから3種類選ぶスタイル。
沖縄料理もあったのだが、酒のつまみになりそうな「小魚のからあげ」、「ポテトサラダ」、「ちきあぎー」をセレクト。
料理からは「ソーメンちゃんぷる」、「島たこ刺し」、「天ぷら盛り合わせ」と、日替わりメニューから「らふてー」をオーダー。
本当は泡盛を飲みたかったのだが、基本ボトル、もしくは古酒1合売りということもあって、ここは大人しく「オリオンビール(550円)」にした。
メニューを見て気付いたのだが、飲み物以外は値段が書いていない時価というちょっとドキドキするスタイル。
お会計がどうなるかは言われてからのお楽しみ、ということでまずは食べることに専念。

メニューは飲み物以外が時価というスタイル。


こちらは泡盛以外のドリンクメニュー。
大体500円前後と、一般的なお値段。


こちらが泡盛のメニュー。
基本的にボトルでの提供になるが、余ったら普通に持って帰ることも出来る。
金額的には市価の2倍程度だが、氷等を出してもらえることを考えれば決して高くない。
なお、一合売りの場合は店内にある大きな甕からデキャンタで提供してくれる。


こちらは右側のメニューがお通しのメニューで3種類を選んで盛ってもらうスタイル。
左側のメニューはこの日の日替わりメニューとのこと。


こちらがメニュー。
木の札にメニューがあるのだが全てのメニューに金額がなく、時価というちょっとドキドキするスタイル。


こちらは串焼きのメニュー。


また、麺やご飯もののメニューもある。


そして沖縄料理もしっかりとラインアップされている。

店内が混雑していることもあり、まずはお通しのメニューと飲み物のオーダーを済ませ、その後スタッフの方が落ち着いたタイミングで改めて料理のオーダーをするというスタイル。
後から来た客に「混雑しているので料理の提供まで時間がかかる」と事前に伝えていたこともあり、追加注文無しの一発オーダーの方が良さそうと判断し、料理の注文を受けてくれたタイミングで一気にオーダーした。


まずはビールが提供された。
全国銘柄のサッポロであれば生ビールなのだが、こちらは瓶ビールでの提供。
グラスがアサヒなのはご愛敬。


そしてこちらがお通し。
左から「小魚のからあげ」、「ポテトサラダ」、「ちきあぎー」。
小魚の唐揚げはきびなごの唐揚げであった。
うっすらと衣が付いており、ビールのお供には最高のおつまみ。
そしてちきあぎーだが、こちらは沖縄風のかまぼことのこと。
何となくさつま揚げのようなイメージに近いイメージ。

そして、料理のオーダーをしてから15分後くらいから料理が提供され始めた。
まとめて注文したので仕方ないことではあるが、一品料理から〆のちゃんぷるを本来は想像していたが、さすがにこの状況の中でそこまでを期待するのはちょっと無理がある。


一番最初に提供されたのが「ソーメンちゃんぷる」。
とてもシンプルで、ソーメン、刻みネギ、刻み海苔、鰹節で仕上げた料理。
ダシと油で軽く味付けされただけなので、逆にいくらでも食べられてしまう感じであった。


そしてこちらが「島たこ刺身」。
2名で食べても十分な量が盛られており、普通に食べている外国産のたこよりも味わいが濃厚。


ほぼ同時に「らふてー」も提供された。
こちらは想像以上の量で、厚いものだと1センチ弱あるようなまさに豚の角煮が8枚。
甘めのタレで仕上げられており、いわゆる沖縄そばの店でいただくようならふてーよりも角煮に近いイメージ。


こちらは「天ぷら盛り合わせ」。
メニュー上は単品でも頼めそうであったが、せっかくならということで全部まとめて盛り合わせで注文。
魚、らっきょ、アーサー、もずくの4種類といういかにも沖縄の天ぷらの定番アイテムたち。
アーサーやもずくは沖縄天ぷらの独特なもちもちした衣に練り込まれているという感じでお酒にマッチする。
また、らっきょの天ぷらは初めて食べたが、これがまた思いのほか美味しい。

<まとめ>
今回は飛び込みでこちらのお店に来たが、ローカル感たっぷりの小料理店という雰囲気のお店で提供される料理はシンプルで飾らない沖縄の家庭料理感が溢れる優しい味わい。
そして、料理が時価というなかなかドキドキする感じではあったが、蓋を開けてみれば飲み物を2杯頂き料理を3品とお通しで6800円と思ったよりもリーズナブルな金額。
他のテーブルも泡盛ボトルでオーダーして1万円しない程度の金額なので、そこまでガッツリ飲み食いしなければ大体これくらいの金額で収まりそう。
ただ、混雑時は料理の提供までそれなりに時間がかかるので、料理のオーダーは1回でまとめてしてしまった方が無難。

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古都里居酒屋 / 県庁前駅美栄橋駅旭橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.4

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