名前:土佐たたき道場
場所:〒781-0112 高知県高知市仁井田201-2
地図はこちらからどうぞ
交通手段:高知竜馬空港から車で約15分
営業時間:1:00~14:30、16:30~19:00(水~金)、11:00~19:00(土・日・祝) 毎週月曜日、火曜日、丑の日
また行きたい度:=☆☆☆=自分で藁焼きをして作った出来立ての藁の風味がしっかりとしたカツオのたたきを食べられるエンターテイメント型タタキ専門店
外部リンク:土佐たたき道場の公式HPへのリンク
備忘録:
(2023/02/11記載)
2022年12月中旬の平日の昼食時に訪問。
高知界隈に宿泊した際、高知のご当地グルメと言って真っ先に思い浮かべる「カツオのたたき」を食べようと色々とお店を探した際にヒットしたのがこちらのお店。
老舗や有名店などは他にもあるのだが、こちらのお店は店舗の名前からもわかる通り、「カツオのたたき」を専門に出している店でメニューが「カツオのたたき」以外にないというこだわりよう。
また、カツオのたたきを作る藁焼き体験をしたうえで自分で作ったたたきをすぐにその場で食べるというエンターテイメント性も気になり行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
場所は県道14号線(黒潮ライン)を高知空港から桂浜方面に向かって走っていくと左手にある。
こちらのお店は他にも飲食店やお土産店が複数立ち並ぶドライブイン的な場所の中にあるので道路からは直接お店を確認することはできないが、ローソンを過ぎた隣に「かつお船」という文字通り船の形をした建物の大きなレストラン兼お土産店が目に飛び込んでくるので、とりあえずそれを目印に左折して駐車場に入れば問題なし。
敷地内には駐車スペースが30台程度あるので週末のランチタイムでなければ駐車場確保の問題もなさそう。
こちらが店舗外観。
お店の前には青字で大きく「土佐たたき道場」と書かれたのぼりやカツオのオブジェと「カツオ人間」の小さなオブジェが店の前に置かれているので、車を停めた後にキョロキョロっと見回せば見逃すことはまずない。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回はスケジュール上、週末のランチタイムに被ってしまったので少し時間がをずらして13時頃にお店に到着。
駐車場は周囲の店舗と共有で30台ほどあるが数台が空いていたので車を止めるのには困らない。
さてお店だが、店内は味のある定食屋という感じの作りで原則長テーブルを相席で使うタイプ。
4名席のテーブルもいくつかありトータルキャパが30名程度の店内には先客が1組のみ。
ただ、我々の入店後には続々と入店、13時半頃には6割程度の席が埋まる状況になった。
昼食時間ドンピシャが混雑するのかはわからないが、週末であれば昼食時間帯を少しずらした方が良いかもしれない。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店はメニューは「カツオのたたき」の1種類のみ。
唯一選べるのは、藁焼き体験をして作ったたたきの単品だけか、ご飯や味噌汁などが付いた定食かだけ、というこだわりよう。
単品だと1300円、それにご飯、味噌汁、漬物、小鉢が付いてもプラス300円なので、個人的には定食を注文して出来立てのたたきをアツアツのご飯と頂くのがオススメ。
ただ、食事は別のところで、でも高知に来たからにはたたきも作ってみたいという場合には単品もありかも知れない。
こちらがメニュー。
と言っても、カツオのたたき専門店ということで、あるのはタタキの単品とご飯や小鉢などのが付いた定食の二種類のみ。
なお、こちらのお店ではタタキを自分で作る藁焼き体験をするお店ということで、やり方が壁に大きく書かれている。
が、基本的にはスタッフの方がテンポ良く説明してくれるので熟読は不要。
まずは予め串にささっている鰹の大きな刺身の中から好きなものを一つ選ぶ。
選んだらそのすぐ横にある藁焼きコーナーに進み、スタッフの方の案内通りに鰹の刺身を藁がおかれた囲炉裏状の所にくべる。
そして豪快に藁焼きするのだが、思った以上の火力と熱さなので気を抜いているとちょっと驚く。
途中で一度ひっくり返して反対側を焼くが、そのタイミングもスタッフの方が適宜教えてくれるのでそれに従って裏返せばOK。
藁焼きが終わった後のカツオをスタッフの方に渡すと豪快に厚切りにしてくれる。
厚切りにしてくれたカツオのたたきを持って席に戻ると定食メニューが既にセットされている。
こちらが「カツオのたたき定食」。
藁焼きしたてのカツオのたたきとご飯、味噌汁と漬物と海苔の佃煮と大学芋がセットになっている。
写真だとそこまで厚みがあるようには見えないが、もともとのカツオの身のサイズが大きいので1切れを3口程度で食べるイメージ。
周りはパリッと焦げ目がついていて中は生の状態の、文字通りスーパー等で見るあのたたきにキレイに仕上がる。
ただ、見た目は同じでも味は驚くほど違う。
一口頂くと、カツオの身の香ばしさと共に藁の風味が一気に口の中に広がる。
居酒屋さんなどでその場でカツオのたたきを火であぶって提供してくれることもあるが、やはり藁の香りがあるのとないのでは大違い。
最初は塩で食べることをすすめられたが、結局最後まで塩で頂いてしまったほど、藁の香りがしっかりと感じられた。
<まとめ>
カツオのたたき専門店ということで、メニューはカツオのたたき以外ないというこだわりだが、自分で藁焼きをして頂くたたきの味は格別。
周りはパリッと焦げ目がついていて中は生の状態の、文字通りスーパー等で見るあのたたきなのだが、一口頂くと、カツオの身の香ばしさと共に藁の風味が一気に口の中に広がる。
この藁の風味は作り置きのものでは絶対に出せない味わいで、その味わいを自分自身で藁焼きして作れるというエンターテイメント性と合わせて胃袋も満足させることが出来る、観光で高知を訪れたらとりあえずは押さえておきたい観光スポット兼グルメスポットであった。
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