名前:かいだ屋
場所:〒783-0083 高知県南国市浜改田1330-3
地図はこちらからどうぞ
交通手段:高知竜馬空港から車で約10分
営業時間:11:00~14:30、16:30~19:00(水~金)、11:00~19:00(土・日・祝) 毎週月曜日、火曜日、丑の日
また行きたい度:=☆☆☆=オーダー後にさばいて皮はカリッと香ばしく身はふわっと焼き上げるこだわりのうなぎは待ち時間は長いが味とコスパは抜群のうなぎ専門店
外部リンク:かいだ屋の公式HPへのリンク
備忘録:
(2023/02/03記載)
2022年12月下旬の平日の夕食時に訪問。
宿泊するホテルから足を伸ばしやすいお店を探しているといくつかのお店が見つかったのだが、その中でも予約不可ながらかなりの人気店で、かつリーズナブルにうなぎを食べられるこちらのお店に惹かれ、行列覚悟で行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
場所は高知竜馬空港から車で10分程度、黒潮ライン(県道14号)を空港から桂浜方面に向かって走ると左手に見える。
周辺には遠くに大きな建物や飲食店もないのでナビの案内通りで問題なくたどり着けるが、店先にはオブジェとしてうなぎのキャラクターがペイントされたセスナ機が置かれているのでそれを目印にすれば見逃すことはまずない。
こちらが店舗外観。
どういう経緯かはわからないが、店先にはうなぎのキャラクターがペイントされたセスナが置かれている。
お店自体は駐車場の先にあるので道路からはあまり見えない。
今回は営業開始の16時半より前の16時15分にお店に到着したが既に店の前には待ち客が溢れている状態。
お店の中に行くと番号が書かれたメニュー表を渡されるのでこちらを持ってお店の前や車の中で待機する。
混雑時にはお店の前にこのような看板が出される。
注意したいのは、待ち時間が40分なのではなく、席に着いてから料理の提供までが40分程度であること。
逆にいうと、それだけ時間をかけて丁寧に調理をしている証拠なのかも知れない。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日ではあったが色々な情報を見ていると平日であっても開店直後から大混雑するようなので余裕をもって開店前15分前に現地に到着。
しかしながら駐車場には車が多く停められており、更に店の前では開店を待つ人の姿も。
店先には特にウェイティングリストは置いておらず、店内に入るとスタッフの方が通し番号を書いたオーダー表を手渡してくれる。
これが店内への入店順となるので、受け取ったら店先で待つも良し車で待機するもよし。
開店時刻の16時半になると番号順に呼ばれて店内へ通される。
店内は焼き場の近くにカウンター席とテーブル席があり、奥にはゆったりとした子上がりの席、そしてさらに奥には半個室的な座敷の席があり、トータルキャパは50席程度というイメージ。
我々が入店したあとも番号順での入店が続くが、17時前には一旦その波は落ち着き、その後はぼちぼちと入店待ち客が出たりでなかったりという感じであった。
こちらが店内の写真。
入口入ったすぐの席は主にテーブル席が準備されている。
その奥には板張りの床の小上がりエリアがある。
ゆったりと席が配されているので隣席との距離は気にせずに料理に集中することが出来そう。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店はうなぎ専門店ということで、当然ながらメニューはうなぎのみ。
並や上などの種類があるが、入っているうなぎの量で名称が変わるだけのようで、うなぎそのものは同じものを使っている。
また、丼と重の違いは提供のスタイルとご飯の量のみらしいが、一本半入りの特上は重のみでの提供となっている。
うなぎということで飲み物も高知の地酒を飲みたいところではあるが、日本酒のメニューは銘柄無しの1つのみ。
値段も安めなので、スーパーでよく見るような銘柄なのではと推測。
今回は折角なのでうなぎが一本半入った「特上うな重(4530円)」をオーダーした。
なお、持ち帰りも可能なようだが、当日予約は受けられない事もあるようで、一週間前までに予約をする必要があるよう。
こちらた店内飲食メニュー。
うなぎ専門店なのでメニューはうなぎの丼と重のみ。
テイクアウトもやっており、値段も店内飲食より少しだけ割安な設定。
但し予約は一週間前が原則のようで、当日オーダーは受けられない可能性があるとのこと。
そして待つことなんと40分でようやく料理が提供された。
開店と同時に入店して席が確保できたことで安心してたのだが、7番目での入店であったので結局前の6組の料理が提供されるまでは待つということをすっかり忘れていた。
こちらの店は注文を受けてから活きたうなぎをさばいて焼き上げるということで、入店してからが勝負かも知れない。
こちらが「特上うな重」。
デフォルトで肝吸いが付いてくるのは嬉しい。
こちらの肝吸いは汁の味付けがシンプルなこともあって、濃厚なうなぎの肝の味を楽しめる。
これがデフォルトで付いてくるのは嬉しい誤算。
うなぎはこんがりと焼きあげられ、うなぎにタレがたっぷりとかけられており、ご飯には控えめにかけられている。
1匹半だとさすがにご飯が見えないほどのうなぎを堪能できそう。
うなぎは皮がパリパリに焼き上げられ、うなぎの脂が染み出しており見た目からしてもジューシーさが伝わる。
ただ、一口頂くとその身は程よくフワフワっとした柔らかい食感。
泥臭さなどは一切なく、ジューシーな脂感としっかりとしたうなぎの味が甘めのタレにしっかりと絡む。
香ばしくパリパリに焼き上げられた皮とフワッとした身のコントラストが印象的。
うなぎとご飯をほぼ1対1で食べ続けていると、重箱の下の方からなにやらご飯とは異なる感触が。
よくよく見てみると、うなぎの半身がミルフィーユ状にご飯の中に隠れていた。
上に乗せられていたのは1匹分ということで、入らない半身については重箱の中に入れ込んでしまうというなかなかワイルドなメニュー。
そんなことを露知らずにうなぎとご飯を1対1で食べていたので、後半になって新たに半身のうなぎの出現でご飯が不足するという自体に陥った。
なお、こちらはうなぎが1匹入った「うな丼 上」。
漬物や肝吸いはうな重と同様についてくる。
こちらはご飯を大盛りにしたこともあって、丼からうなぎがこんもりと飛び出している。
なお、大盛りは無料で対応してもらえる。
<まとめ>
このエリアで人気のお店ということで開店前に行って開店と同時に店内に入れたものの、料理提供までは40分程度かかった。
が、結果としては大満足であった。
皮がパリパリに焼き上げられ、うなぎの脂が染み出しており見た目からしてもジューシーさが伝わるうなぎは一口頂くとその身は程よくフワフワっとした柔らかい食感。
そのコントラストが印象的なうなぎは泥臭さなどは一切なく、たっぷりとかけられた甘目のタレと共に純粋にうなぎの味を楽しむ事が出来る。
今回はうなぎが1匹半入った「特上うな重」をオーダーしたが、4500円となかなかの金額ではあるが結論としてはかなりの高コスパメニューであった。
というのもうなぎがミルフィーユ状に二段で入っていて、「食べても食べてもまだうなぎ」という状況は幸せ以外の何物でもない。
ただ、後半になって新たに半身のうなぎの出現でご飯が不足するという自体に陥り、普通盛りだとご飯が足りなくなるのでお腹に余裕があればオーダー時に無料で大盛りにした方がオススメ。
空港からのアクセスも良いので立ち寄りたくなるところではあるが、こちらのお店はとにかく待つので、時間に余裕を持った行動が必須であった。
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