名前:司 高知空港店
場所:〒783-0096 高知県南国市久枝乙58
地図はこちらからどうぞ
交通手段:高知竜馬空港内
営業時間:08:45~19:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆=高知竜馬空港内でお手軽に土佐料理と高知県の地酒を味わえる和食ベースのお店
外部リンク:司の公式HPへのリンク
備忘録:
(2022/12/17記載)
2022年12月中旬の平日の夕食時に訪問。
この日は高知から羽田のフライトが19時過ぎだったので早目の夕食をはりまや橋付近で取ってから空港に向かおうとしたものの、目的地までが大渋滞であったため泣く泣く夕食をキャンセルして予定より1時間早く直接空港へ向かった。
が、なんと空港に到着するとその時点でフライトが30分遅延することが決定済。
高知竜馬空港は航空会社ラウンジもないので夕食を食べる場所を空港ビル内で見つけ、何となく土佐の料理を食べられそうであったこちらの店に入ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
場所は高知竜馬空港のターミナルビル2Fの飲食店エリアにある。
ターミナルには飲食店は2店舗しかないので間違いなく見つけることが出来る。
また、店のほぼ目の前が保安検査場になっているので、案内された席によっては保安検査場の混雑具合を確認しながらお店を出ることも出来そう。
こちらが店舗外観。
少し暗めで落ち着いた雰囲気の外観。
「土佐料理」と書かれた看板をみて、高知を飛び立つ前についつい吸い込まれていく人も多そう。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日の17時過ぎに利用したが、我々が利用予定の飛行機以外にも多くの飛行機が遅延していることもあって、我々と同様に早めに食事を済ませたいと考えている人が大勢いたようで店内は既に満席、更に3組が前に待っている状況であった。
待つこと20分程度で入店出来たが、今回はかなり特殊な状況ということで、週末でも普段はここまで混んでいないのではと推測。
店内はボックス席やテーブル席などが80席程設けられており、落ち着いた雰囲気になっている。
こちらが店内の写真。
落ち着いた雰囲気の店内にはボックス席やテーブル席などが配されており、いくつかの席を間引く等して隣席との間隔を比較的しっかりと取っている。
<オススメのメニューは?>
こちらの店で食事をとる予定が無かったので、メニューを見てから色々決めることにした。
メニューは定食や丼もの、うどん・そば等の定番ものに加えて、寿司や高知名物のカツオのたたきやうつぼや鯨を使った土佐エリアの定番料理をしっかりとラインナップ。
また、日本酒もしっかりとこの高知県のものを取り揃えており、飛行機で飛び立つ前に土佐料理と地酒を味わえるのはありがたい。
なお、寿司はお持ち帰りも可能なよう。
今回はそこまでお腹が空いていたわけでもなかったので同行者はうどん等をオーダーしていたが、その他につまみとして「さば姿寿司(2000円)」と「おでん7種盛り(800円)」も追加でオーダーした。
そして日本酒はその名前にちょっと惹かれて「無手無冠 鬼辛(1550円)」をオーダーした。
こちらが定食もののメニュー。
地の物を使った料理をベースにご飯や味噌汁の付いたなかなかボリューム感のありそうなメニュー達。
そして土佐と言えば「カツオのたたき」ということで大きく掲載されている。
また、うつぼの料理もあるので、高知滞在時に食べ逃がした際でもこちらでチャレンジすることが出来る。
何を頼んでいいかよくわからないけど、とりあえずお酒と土佐郷土料理のつまみが欲しいという人向けのセットもある。
また、メインの料理以外にもちょっとしたつまみ系の料理もあるので、お酒とつまみだけで楽しみたいという人も満足できる。
なお、お酒も一通り揃っており、焼酎は高知県産のものだけを取り揃えるというこだわり。
日本酒にもしっかりとこだわっており、高知県の酒蔵の酒のみオンリストされている。
オーダーすると間もなく日本酒が提供された。
こちらが「無手無冠 鬼辛」。
調べてみると栗焼酎の「ダバダ火振り」で有名な蔵元が作っている日本酒とのこと。
4号瓶で1300円程度で売られているもののようで、今回は300ミリのボトルで1550円だったので倍少々の金額といったところ。
その後、日本酒を飲みながら待っていると10分経たないくらいから料理が提供され始めた。
そしてこちらが「さば姿寿司」。
メニューにも丸々一匹分のさばの寿司で大体3名分と書かれていたが、提供された料理のサイズを見て納得。
棒寿司ということで、しっとり系のご飯をしっかりと締めあげて甘酢で仕上げてあり、アクセントに胡麻が入っていることもあって、ご飯だけでも食べられそうな印象。
一方の鯖はご飯の三分の一程度のボリューム感ではあるが皮がプリプリでしっかりと酢でしめられていることもあって、実際に味わうと鯖の味がしっかり濃いめでご飯とのバランスは悪くない。
とにもかくにも、このボリューム感で2000円というのはなかなかのコスパ。
この鯖の棒寿司と日本酒を合わせたがその味わいは舌先にしっかりと刺激のあるアルコール感を感じられ、「鬼辛」のイメージ通り。
鯖の臭みもスッキリと洗い流すキレのある辛口は刺身などの生魚との相性は良さそう。
今回はオーダーしなかったが、高知名物のカツオのたたきともしっかりマッチしそうな感じであった。
<まとめ>
今回は飛行機遅延のためにたまたま立ち寄ったお店だったが、「さば姿寿司」は見た目も味もコスパもなかなかのものであった。
メニューにも約三人前と記載があったが、大ぶりな鯖を丸々一匹使って仕上げられた棒寿司は10切以上のボリューム感で実際に大人三人でつまんでも大満足な量にも関わらず2000円という比較的リーズナブルな金額であった。
しっとり系のご飯をしっかりと締めあげて甘酢で仕上げてありアクセントの胡麻が入っていることもあって、ご飯だけでもお酒のつまみになりそうな感じ。
鯖はそこまで肉厚ではないが、プリプリっとした皮と凝縮された鯖の味わいもなかなかのものであった。
こちらの姿寿司はお土産としても売られているので、ちょっとしたネタで買って帰るのもありかもしれない。
今回は目的が食事というよりは空港での時間調整であったのでおつまみ系の料理とお酒をオーダーしたが、定番のカツオのたたき定食などもあるので、移動の忙しい合間でもきっちりとご当地系のグルメを味わいたいときには選択肢に入る店であった。
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