Lapostolle Cuvée Alexandre Carmenere 2019(ラポストール)



購入場所 Riedel the cellar横浜ベイサイド(こちらから購入可能
購入日 2022年12月02日
購入金額(税込み) 3300円
テイスティング日 2024年06月16日

ワインデータ:

国名 チリ
地域 コルチャグアバレー
地区 N/A
ヴィンテージ 2019年
ブドウ品種 カルメネール、シラー

コメント:
所要でアウトレットに行った際、たまたま目に入ったリーデルの店でワイン福袋をやっていたので運試しに買ってみたもの。
1本3300円で特賞はチェレットが作るバルバレスコだったが、今回当たったのは定価で3894円のこちらのワイン。
1から12等まであるなかの9等ではあったが、実勢価格ベースだと3200円程度で販売されているので、結果的にはハズレであった。
色は濃厚な赤紫色で5年熟成の割にはしっかりとした輝きがある。
粘度はそこそこでグラスには脚が出るもののスッと消えていく。
香りは強い土のニュアンスと共にスミレやハーブなどスパイスを感じられる。
また、しっかりと熟したブラックチェリーやカシスなどの香りも感じられる濃厚なもの。
アタックは5年熟成を感じさせないパワフルなもの。
香りで感じられていた土のニュアンスはアタックでもしっかりと感じられ、そこに凝縮された黒い果実の甘味と酸味が加わる。
中盤にはフレッシュな酸も加わり、非常にボディーの厚いパワフルな飲み応え。
余韻にはしっかりとしたアルコール感と共にほんのりと甘いチェリーのニュアンスが心地よく残るが渋みあまり感じられない。
黒い果実の甘味と酸味に大地の香りが加わる長期熟成のポテンシャルを感じられる上質な濃厚チリワイン。
<アルコール度数14.5%>

インプレッション:

外観 清澄度 輝いている
色の濃淡 中庸
粘度の高さ 脚が出来る
発泡度 無し
気泡大きさ 無し
色調 ブラックチェリー

香り 強さ 十分
果実感 黒すぐり、ブラックベリー
乾燥果実 レーズン、干しプルーン
香辛料 ミント、胡椒
味わい アタック 強い
甘辛度 辛口
酸味 適度な
タンニン 適度
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点
味わい ★★★☆
コスパ ★★★
総評 ★★★☆


この日は自家製の牛スジシチューをメインにローズマリーと塩のみで味付けしてグリルした野菜と合わせてみた。
牛スジはたっぷり野菜とトマトソースで一晩じっくり煮込んだあとに市販のデミグラスソースで味付けしたものだが、これが意外と相性が良く濃厚な味わいに仕上がる。
その濃厚で牛スジの甘味のある味わいに果実感たっぷりで濃厚なワインがしっかりとマッチする。
料理的にはメルローかカルメネールかと思っていたので予想通りの相性であった。
ローズマリーと塩のみの味付けでグリルしたジャガイモとかぼちゃはシンプルながらハーブ感がしっかりと効いていてワインのつまみにはぴったり。
かなり濃厚なワインなので合わせる料理もそれなりにインパクトがあった方が良いかも知れないという印象であった。
今回は牛スジシチューであったが、煮込みハンバーグなどの煮込み系料理やバーベキューで焼き上げた脂をガッツリ感じられるオージービーフのサーロインステーキなどとの相性は良さそう。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>

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