久茂地そば KANEHACHI (2025/10)


名前久茂地そば KANEHACHI

場所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地1-8-19 永山ビル
地図はこちらからどうぞ

交通手段:ゆいレール 県庁前駅 徒歩3分

営業時間:11:00~14:00 毎週日曜日

また行きたい度:=☆☆☆=カツオと豚の濃厚出汁にマース煮肉が映える沖縄そば専門店

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備忘録

(2025/10/26記載)
2025年10月の上旬に那覇を訪れた際に利用した。
最近は那覇エリアに来てもなかなか沖縄そばの店を新規開拓出来ていなかったので今度こそはと色々検索していると、今まで気づかなかった場所に沖縄そば専門店を発見。
滞在していたエリアからも遠くなかったので行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
店舗は最寄駅がゆいレールの県庁前駅となる。
駅を出て川側の階段を降り、目の前の交差点を川を向こう側、国際通りとは反対側に渡る。
その直後の交差点を渡ると左手には琉球銀行本社ビル(2025/10現在工事中)があるので、そのまま通り過ぎ一つ目のT字路を左折する。
琉球銀行本社ビルを左手に見ながら50メートルほど進んだビルの1Fのこちらの店がある。
入口は道路から少し奥まったところにあるので気を付けないと見逃してしまう。


こちらが店舗外観の写真。
ビルの1Fの奥まったところにあり、知らないと見逃してしまう。


それもあってか、店先の道路には店名やメニューが書かれた看板が置かれている。

<混雑状況・店内の様子は?>
こちらの店は久茂地という立地もあり、平日でもサラリーマンや観光客がそれなりに来るのではないかと予想。
この日は平日だったが、あえて13時に店舗に到着すると先客は観光客の団体8名程度が1組のみ。
そして、自身の入店と共に「品切れ閉店」の看板が出された。
営業時間は14時までだが、場合によっては品切れ閉店もあるようなので、ギリギリの来店は避けたほうが良さそう。
店内だが、こちらは以前は居酒屋として営業していた店をそのまま居抜きで使っているようで、店内は少し照明が落とされた個人経営の居酒屋という雰囲気。
厨房を囲むようにカウンター席が10席程度、店舗の奥には掘りごたつタイプの4名掛けの座敷が3卓程あり、トータルキャパは20名少々という印象。
元々が居酒屋ということもあってか店内はゆったりとしたスペースになっている。


和風居酒屋の造りの店内は広々としており、沖縄そば専門店という雰囲気ではないが、逆にゆったりと過ごせる広さが確保されているのは嬉しいポイント。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は沖縄そば専門店ということで、メニューは沖縄そばに絞られている。
唯一サイドニューとして用意されているのはじゅーしぃだけで、それ以外は沖縄そば、軟骨そーきそばなどの定番メニューのみ。
気になるのが「爆のせ」と書かれた本そーき、三枚肉、軟骨そーき、てびちというオールスターが全てトッピングされた文字通り「爆盛り」そばとじゅーしぃがセットになったメニュー。
金額が1500円と高めだったのでそのボリューム感を警戒して、今回は本そーきと三枚肉がトッピングされた「カネハチそば(950円)」をオーダーしてみた。


こちらがメニュー。
メニューの数が絞られておりシンプルで選びやすい。

オーダーを済ませて待つこと10分程度で着丼。


こちらが「カネハチそば」。
本そーきが2つと三枚肉がトッピングされ、その上には錦糸卵が乗せられたもの。
たっぷりと入れられた刻みネギと共に沖縄そばにしては若干濃いめのスープで提供される。

まずはスープを一口頂くが、見た目通りで沖縄そばにしては濃厚タイプ。
いわゆる沖縄そば的なカツオのダシメインでガッツリという感じではなく、そこに獣系も脂感も程よく加わる。
たっぷりと添えられた刻み葱の風味がいい感じのアクセントになり、スープとしてはなかなかレベルが高い。

今回オーダーしたカネハチそばはトッピングに本そーきが2つと3枚肉が1枚入っているのだが、3枚肉は1センチ弱の厚みあるタイプで2口少々の大きさのもの。
肉と脂身のバランスが良く、食感はそれなりに残して仕上げているもの。
味付けはシンプルにマース煮でシンプルな塩味に仕上げられており、素材の味を活かすタイプ。

そして本そーきだが、こちらも2口少々のそれなりの大きさのもの。
骨からの身離れはよく、こちらもマース煮で仕上げられている。
3枚肉よりも脂感がある食べ応えのあるもの。


合わせるそばは細め平打ちストレートのもの。
湯通しした一般的なそばではあるが、色が若干強めという感じがする。
ただ、味わい的には特筆する部分はなく、少し細めの一般的な沖縄そばという印象。

<まとめ>
たまたま見つけて行ってみた店ではあったが、沖縄そばをベースに独自のアレンジを加えつつ、「シンプルな味わいの沖縄そば」を「味わいにボリューム感のある沖縄そば」に進化させたような印象。
今回オーダーした「カネハチそば」は本そーきが2つと三枚肉がトッピングされ、その上には錦糸卵が乗せられたもの。
そのスープを一口頂くが、いわゆる沖縄そば的なカツオのダシメインでガッツリという感じではなく、そこに獣系も脂感も程よく加わりしっかりとしたコクがある。
たっぷりと添えられた刻み葱の風味がいい感じアクセントになり、スープの完成度も高い。
合わせるそばは湯通しした一般的なそばで細め平打ちストレートのもの。
今回オーダーしたカネハチそばはトッピングに本そーきが2つと3枚肉が1枚入っているのだが、いずれもマース煮(塩煮)で仕上げた素材の味わいを活かすタイプ。
3枚肉は1センチ弱の厚みあるタイプで2口少々の大きさで肉と脂身のバランスが良く、食感はそれなりに残して仕上げられている。
そして本そーきだが、こちらもサイズ感は3枚肉と同じだが、3枚肉よりも脂感がある食べ応えのあるもの。
今回は初見ということで冒険するのを避けてオーダーしなかったが、次回訪問の機会があれば本そーき、3枚肉、軟骨そーき、てびちの全部入りそばとじゅーしぃが食べられる「爆のせ(1500円)」にチャレンジしてみたい。

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久茂地そば KANEHACHI沖縄そば / 県庁前駅旭橋駅美栄橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.4

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