Missions De Rengo Cuvée carmenere 2006(ミシオネス デ レンゴ キュべ カルメネール)


購入場所:いちやまマート 城山店
購入金額:1980円

コメント
以前にこの造り手の同クラスのカベルネを飲んだことがあり、その時の印象がとても強かったので違った品種で再度飲むことに。
調べてみると、ミシオネスという造り手には、ブドウの品種別にそれぞれノーマル・リザーブ・キュベの3グレードがあるようで、価格帯はおおよそそれぞれ1000円台前半・1000円台後半・2000円台中盤となっている。

今回はカルメネールの最上位であるキュベを購入。
味わいはカベルネと同様で、一言でいえば「極濃極果実感」といった感じ。
加えて、香りで一番最初に感じられるのが濃厚な樽香とそれ由来のロースト・スモーク香やバニラのニュアンス。
ある意味、飲み手を選ぶ1本とも言え、好き嫌いがはっきりと分かれることは間違いない。

飲み口は、いかにもニューワールド的な濃厚さを感じるが、いわゆる安旨系でありがちな単に甘い果実感や飲みやすい口当たりで表現される果実感ではなく、凝縮されたブドウ本来の甘みや果実感をしっかりと感じる。
ジューシーでフレッシュ、かつ濃厚な果実感、少し強めだが程良い酸味、パンチ力は控え目な渋み等、ニューワールドの上級ワイン造りの傾向とカルメネールの特徴を併せ持った1本。

ワイン単体で飲むには濃過ぎ、料理と合わせるとなると個性が強くなかなか難しいという、じゃじゃ馬的な要素もあるが、一度飲むとまた飲みたくなるという、そんな魅力のあるワインでもある。

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