名前:地葉はなれ
場所:〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町1-7-1 デリス横浜ビル 4F
地図はこちらからどうぞ
交通手段:各線 横浜駅 徒歩約5分
営業時間:17:00~23:00(火~木)、17:00~24:00(金・土)、17:00~22:00(日) 毎週月曜日
また行きたい度:=☆☆☆☆=贅沢な空間で匠の技で焼き上げた焼鳥と共にこだわりの日本酒を楽しめる勝負時に使いたいプレミアムな焼鳥のお店
外部リンク:地葉はなれの食べログページへのリンク
備忘録:
(2022/12/29記載)
2022年10月下旬の休日の夕食時に訪問。
この日は横浜界隈のちょっとおしゃれな夕食スポットを新規開拓ということで、前から気になっていたこちらのお店に行ってみることにした。
こちらのお店は横浜界隈では有名な焼鳥店「里葉亭」等で経験を積んだ焼き師が馬車道に出店している「地葉」の文字通りはなれとしてこちらの場所にオープンしたよう。
流石に人気店なので、1週間前に予約しても希望のカウンター席はとれず、テーブル席への案内となった。
<お店の場所はどこ?>
場所は横浜駅きた西口改札を出た鶴屋町エリアとなる。
きた西口改札を出て前にある鶴屋橋を鶴屋町方面に渡る。
渡った一つ目の交差点を右に曲がり、道なりに飲食店街を抜けて歩いて行き、横浜有名なラーメン店の一つである「濱虎」を過ぎた先の交差点を右折して道なりに進むと到着する。
建物のデザインがかなり尖っており、一見すると飲食店が入っているような感じはないのだが、店舗はこちらのビルの4Fにある。
なお、横浜駅に新たにできたNeWomenを鶴屋町に抜けて向かうことも可能。
こちらが店舗外観。
外観というよりも、エレベーターを4Fで降りると目の前から既にお店の中へと続くおしゃれな雰囲気になっている。
見ての通りこのフロアにはこのお店以外は入っておらず、ワンフロアをこちらのお店で占有しているという贅沢な作り。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は利用日が休日かつ夕食難民にはなりたくなかったので事前に予約をしたのだが、1週間前に予約した段階で最後の1席という状況。
ただ、こちらの店舗はなかなか人気があるようで、1週間前で予約が出来たのはラッキーだったかも知れない。
人気のあるお店なので平日・休日問わず、利用日程が決まった段階で早目の予約がオススメ。
店内は非常にゆったりとした和モダンな造り。
焼き場を囲むように10席程度のカウンター席が設けられており、その他には4名掛けのテーブル席が3卓と扉で仕切られた完全個室が2部屋程の計40名程度のキャパ。
ワンフロア全ての空間を贅沢に使った優雅に時間を過ごせる雰囲気のお店になっている。
こちらが店内の写真。
とても広々としたアレンジになっており、10席のカウンター席は焼き場を囲むようにゆったりと配されている。
今回我々が案内されたのはこのカウンター席の後ろ側にあるテーブル席のスペース。
テーブル席は4人掛けが3卓あり、こちらも比較的ゆったりと使う事が出来る。
また、奥には個室もあるので会食等でも使う事が出来る。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店はお任せコースのみとなっており、いわゆる単品メニュー的なものは無し。
席に案内されたのちにコースが始まる前に苦手な食材の有無を聞かれるのでそこで提供される予定の串料理の確認や好みの串料理の追加などが可能。
基本的にはストップをかけるまで料理が提供されるスタイルで、この時は小鉢料理や箸休めなどを含めて計15品で一周というイメージであった。
なお、お任せのコースは5000円からとなっており、ストップをかけるタイミングで当然金額は変わってくる。
お酒メニューもかなり充実しており、ワインはスタンダードなモンテスアルファから始まり、アメリカのスターレーンやケンゾーエステート、ニュージーランドのクラウディ・ベイ、国産ワインだと飲食店ではあまり見かけない山梨県の98winesなど、お酒好きにはたまらないラインナップ。
金額も市価の倍程度と、飲食店にしてはリーズナブルな金額。
日本酒のラインナップもかなり充実しており、新政No6や十四代を常に持っているよう。
その他にもレアな日本酒をストックしているようで、お酒へのこだわりはかなり高い印象を受ける。
この日は一周15品とお好みでリクエストした2品でストップ、以下が提供されたメニュー。
先付け:もやしの浅漬け
串:ハツ
小鉢:よだれ鶏
串:もも
串:うずらの卵
料理:厚揚げ
料理:手羽先唐揚げ
串:レバー
串:ねぎま
串:トマト
串:せせり
料理:担々麺
串:しいたけ
串:つくね
串:ちょうちん
串:ぎんなん
串:ピーマン
締め:鶏茶漬け
こちらがワインリスト。
スタンダードなものやワイン通が好きそうなものがバランスよく取り揃えられており、値段も比較的良心的。
その他、ウイスキーをはじめ、日本酒のラインナップもかなり充実している。
席に着くと料理はお任せになっておりお腹一杯になったタイミングでストップをかけることの説明と苦手な食材の確認をされドリンクをオーダー。
その後ドリンクが提供されてからコース料理がスタートする。
焼鳥ということでやはり合わせるお酒は日本酒。
同行者は「黒龍」をセレクトしたが、荷札酒で有名な加茂錦酒造が作る見慣れない名前のお酒があったのでそちらをオーダーしてみることにした。
聞いてみるとこの日本酒はこちらのお店のために加茂錦が作った別誂とのこと。
写真には写っていないがラベルの右側には店名の「地葉」の文字が入っている。
程よい吟醸系の果実感を感じつつそこまでガッツリ濃旨系ではない食中酒にピッタリの味。
まずは先付で「もやしの浅漬け」が提供された。
ついつい箸が進んでしまう日本酒のお供。
先付と日本酒を頂いているとまず最初に提供されたのは「ハツ」。
一品目にハツというのもなかなかインパクトがあるが、程よく火が通ったハツは弾力があり日本酒と良くマッチする。
そして次に「よだれ鶏」が提供された。
一口サイズながらしっかりとタレの風味と香辛料が効いている。
こちらは「もも」。
塊感のあるお肉の中まで程よく火が通っていてプリっとした歯ざわりが印象的。
続いて「うずらの卵」。
黄身は程よく火が入っており崩れない程度に仕上げられている。
そして一品ものとして「厚揚げ」が提供された。
焼き鳥を焼き上げる強火でカリッと外側だけを焼き上げており、厚揚げと思って侮れないクオリティー。
続いては「手羽先唐揚げ」が提供された。
手羽先と言っても食べやすく仕上げられており、なんとなくチューリップを思わせるビジュアル。
カリッと揚げられておりジューシーな味わいを楽しめる。
再び串に戻り「レバー」が提供された。
大ぶりのサイズながらプリッとした味わいのレバーはタレで頂く。
そろそろ日本酒が無くなってきたのでメニューにないラインナップを聞いてみると長野の酒蔵「亀齢」が作る限定醸造の「金紋錦」をおすすめされたので頂くことに。
年一回の限定出荷というかなりレアなお酒。
こちらのお店のアルコールリストへのこだわりはなかなかのもの。
続いて串ものとして「ねぎま」が提供された。
皮がこんがりと焼き上げられており、ジューシーな味わい。
野菜ものの串として「トマト」が提供された。
提供時に「とても熱いので気を付けてお召し上がりください」と言われたが、出来立てはまさにその通り。
少し振られたチーズがアクセントになっている。
続いて肉串に戻り「せせり」が提供された。
首周りの肉ということでしっかりとした弾力とジューシーな脂が楽しめる。
串は一旦ここで休憩となり「担々麺」が提供された。
一口サイズのボリューム感は箸休めにはぴったりの量。
そして再び野菜串として「しいたけ」が提供された。
程よく焼き上げられたしいたけは香ばしさとみずみずしさが同居する。
続いて「つくね」が提供された。
軟骨の程よい食感と、強火でカリっと焼き上げられた香ばしい味わいでお酒がすすむ。
そして「ちょうちん」。
こちらは1羽の鶏から1串分しか取れない貴重な部位。
濃厚な黄身の味わいがコリコリっと弾力のある肉と混ざり合い独特の味わいを楽しめる。
そして追加オーダーした「ぎんなん」が提供された。
この時期であれば外せない焼鳥アイテム。
そして「ピーマン」が提供されたがこちらで一週分は終了。
ピーマンの提供前に一週目が終了することを教えてもらえるので、もし食べたりなければ追加でオーダーすることも可能。
ここまで一周しているのでストップをかけたが、その後には締めのご飯ものをオーダーすることが出来る。
ご飯ものは鶏茶漬け、チキンカレー、そぼろ丼、卵かけご飯の4種類から選ぶ事が出来る。
今回は「鶏茶漬け」をセレクト。
しっかりと鶏のダシが効いたスープと、ちょうど良いボリューム感のご飯でお腹はバランス良く満たされた。
<まとめ>
今回はベースとなるコース料理に数品焼鳥を追加、日本酒は超が付くプレミアム酒は頼まず、ベーシックラインを1人2合オーダーして1人平均1万円弱と言った金額帯。
贅沢に席割されたオシャレな店内で匠の技で焼き上げた焼鳥をお任せで提供してもらえるプレミアムな時間を過ごせるとてもオシャレな隠れ家的な焼鳥屋さん。
また、お酒へのこだわりもとても高く、普通にはなかなかお目にかかれないようなお酒をそれなりの金額で楽しむことが出来るので、お酒も料理も味わいたいという人にもピッタリのお店。
ただ、かなりリーズナブルに料理を提供していることもあってか、お店自体は予約時間指定の完全回転制となっている。
そのためか、串料理の提供されるタイミングが同時刻帯に入店の他のテーブルと合わせてになる事が多く、食べる速さが遅いと少しずつお皿に串が溜まっていくのは致し方なし。
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