名前:炭火やきとり 伝兵衛 南店
場所:〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸2-13-22
地図はこちらからどうぞ
交通手段:各線 横浜駅 徒歩5分
営業時間:17:00~23:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆=酒蔵を招いたイベントや日本各地の地酒や限定酒を取り揃えた日本酒に特化したリーズナブルな焼鳥居酒屋
外部リンク:炭火やきとり 伝兵衛 南店の公式HPへのリンク
備忘録:
(2024/10/10記載)
2024年8月上旬の休日の夜に再訪。
こちらの店は約1年前に偶然見つけ、抜栓したての日本各地のこだわりの地酒をリーズナブルに飲みながら焼き鳥をつまめる日本酒好きにはたまらない居酒屋ということで何度となく利用していたのだが、前回のレビューから1年経過していたので改めて状況をアップデートしてみた。
<お店の場所はどこ?>
店舗は横浜駅西口の飲食店等が立ち並ぶ繁華街の中にある。
相鉄線の改札口がある「みなみ西口」を出て、岡野町方面に向かって伸びている「パルナード通り」を道沿いに歩いていく。
途中、橋を渡ってそのまま進み、右手にある建設中のイオンを抜けた先にある十字路(眼鏡市場が目印)で右折、その先右手に和風居酒屋の門構えの店で店先に大きく金色で「伝兵衛」と書かれた看板のある店舗が目に飛び込んでくる。
こちらが店舗外観。
開店直後は予約客や飛び込み客で店の前に列が出来るほどの人気店。
<混雑状況・店内の様子は?>
こちらの店は予約は18時入店までしか受け付けておらず、それ以降は先着順の案内となる。
平日でも19時前後は混雑していることが多く、飛び込みで行くのは少々リスクがあるが、20時を過ぎてくると予約客の退店が始まりだいぶハードルは低くなる。
こちらの店に行くときはほぼ予約はしていないが、週末の場合は開店直後の時間帯、平日の場合は20時頃を狙うと予約無しでもほぼ100%入ることが出来る。
なお、毎週水曜日は「日本酒祭り」と題して、普段は1合600円少々で提供している様々な日本酒を500円で楽しめるという日本酒好きにはたまらない企画もやっている。
店内はリーズナブルな居酒屋ながら開放感があり、カウンターが厨房前に10席程度、ハイチェアの向かい合うタイプの8名掛けカウンター席が2席、その他に4名掛けテーブル席、座敷席などトータルキャパは100席近い印象。
常に混雑しているので店内は若干ガヤガヤしているが、2名であればカウンター席でゆったりと食事とお酒を楽しむのがオススメ。
店内は壁等で仕切られること無く、開放感がある造りになっている。
一方で隣席との距離感はそれなりで、一番ゆったりと過ごせるのはカウンター席かも知れない。
こちらは店舗奥にある座敷エリア。
掘りごたつ式ではなくいわゆる普通の小上がりとなっているが、大人数の場合はこの一角を貸切るのもアリ。
<オススメのメニューは?>
焼鳥の店ということでメインはもちろん焼鳥となる。
加えて焼き野菜や唐揚げ、土鍋ご飯など品揃えのバランスは悪くない。
1年前からメニューは大きく変わっていないが、以前あった「鶏の唐揚げ」が無くなり、その代わりに「鶏の半見揚げ」というメニューが定番メニューとなったよう。
聞くところによると、こちらのお店では「鶏の半身揚げ」を、本店では「鶏の唐揚げ」をそれぞれ提供することで差別化を図っているとのこと。
それ以外は大きく変わっておらず、目玉の日本酒も以前同様に有名地酒を取り揃えており、1合で600円程度と金額設定も変わっていない。
取り揃えている銘柄についても様々な地域の地酒となっており、入荷した日付まで記載されているというこだわりよう。
「日本酒は鮮度が命」というコンセプトでやっているようで、我々が利用した日で残っていた一番古い日本酒でも1週間前に入荷したもののよう。
今回は最近新たに加わったおつまみメニューのエース「ねぎまみれの厚揚げ(480円)」と「神奈川やさい盛り合わせ(680円)」、串メニューから「焼豚(240円)」、「ささみ(240円)」、「しいたけつくね(480円)」、「おもち(190円)」をオーダー。
そして日本酒は広島県の「誠鏡 純米雄町八十生原酒」、福井県の「越の磯 別誂 無濾過生原酒 純米吟醸」、奈良県の「稲の国の稲の酒 特別純米」、そして佐賀県の「東長 もだん純大無濾過生」の四種類をオーダー、いずれも1合での提供で620円均一とかなりお得。
こちらが料理のメニュー。
焼鳥の店ということでもちろん焼鳥が中心ではあるが、ご飯ものや揚げ物など幅広いラインナップ。
こちらが日本酒のメニュー。
定期的に入れ替えが行われており、抜栓日まで記入されているこだわりよう。
銘柄も有名なものからマニアックな酒蔵まで様々あり、7~8種類くらい常時在庫しているという感じであった。
スタッフの方にオーダーしてから待つこと数分でまずは日本酒が提供された。
こちらの日本酒は1合サイズの器にたっぷりと注がれるので実質は1合以上あるかも知れない。
なお、時々各地の酒蔵を呼んでイベントをやっていることもあり、以前こちらの店舗に来ていた千葉県の酒蔵「甲子」のおちょこが使われていた。
混雑していたこともあり、日本酒提供後20分くらいしてからようやくおつまみの「ねぎまみれの厚揚げ」が提供された。
市販されている厚揚げを丸々1枚焼き、その上のたっぷりネギと生姜を乗せたシンプルなおつまみ。
ただ、日本酒との相性は抜群で、日本酒がいくらでも飲めてしまう。
串もので最初に提供されたのが「焼豚」。
写真ではわかりにくいが、ごろっとしたサイズ感で厚みが3センチほどあろうかというチャーシューはボリューム感満点。
ほぼ同時に「ささみ」も提供された。
こちらはしっかりと火が通ったもので、ワサビがガッツリ効いていた。
こちらは「しいたけつくね」。
しいたけの笠の中につくねが詰め込まれており、なかなかのボリューム感。
そしてこちらは「おもち」
ビジュアル的にはちょっと微妙な感じではあるが、こんがりと焼きあがった豚バラ肉を巻いた餅が柔らかく焼き上げられており、日本酒との相性は抜群。
そしてこちらは今回初めてオーダーしてみた「神奈川やさい盛り合わせ」。
きゅうりやレタス、カブなどのいわゆる一般的な野菜が盛られたもの。
それを味噌で頂くのだが、かなりしっかりとニンニクの効いた味噌はなかなかの味わい。
<まとめ>
今回は日本酒を4合、焼鳥を7串、おつまみを2品オーダーして2名でトータル6000円弱の仕上がり。
料理そのものは安くも高くもないという印象ではあるが、やはり日本酒の安さが目を引く。
普通の居酒屋であればこちらで提供しているような全国各地の地酒であれば1合1000円近い金額であることを考えると日本酒好きには非常にオススメなお店。
もちろん料理も悪くなく、以前は「鶏の唐揚げ」がマストアイテムだったが、こちらのメニューが本店専用メニューとなってしまった今、個人的には「ねぎまみれの厚揚げ」がおつまみのテッパンメニュー。
メインの焼鳥も炭火で焼き上げられたもので日本酒との相性はとても良い。
18時以降の予約は受けていないこともあり、元々混雑店ということもあって19時頃にフラッと立ち寄って入るのはなかなか難しい。
ただ、平日であれば20時以降、休日であれば開店直後であれば予約無しでもほぼ入店出来るので、美味しい日本酒をたっぷりと楽しみたいときには余裕をもっての来店がオススメ。
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炭火やきとり 伝兵衛 南店 (居酒屋 / 平沼橋駅、横浜駅、高島町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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