購入場所 | |
購入日 | 2021年10月19日 |
購入金額(税込み) | 1980円 |
テイスティング日 | 2022年10月24日 |
日本酒データ:
地域 | 青森県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 秋田酒こまち |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★ |
コメント:
以前に日本酒の販売サイトを巡回しているときにたまたま見つけた田酒のうち、まだ飲んだことのないものがあったので思わずぽちったもの。
色はグリーンのニュアンスを感じられ、クリアで粘度が高そうなトロッとした印象。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁に長い脚を出す。
香りは吟醸らしい果実感を思わせる甘い香りが前面に出ており、熟したバナナやドライフルーツのような印象を感じさせる。
僅かに鼻先で感じられる酸のニュアンスもあるが、日本酒感や穀類の印象はかなり控えめ。
口当たりは柔らかく、アタックでは僅かに口の中を刺激する酸を感じられ香りで感じられたような甘味のニュアンスほどではなく比較的軽やかな甘味が口の中に広がる。
ただ、中盤ではジューシーな果実感をたっぷりと感じられ米由来の旨味というよりは果実の甘味のような印象が強い味わいだが、余韻は不思議とキレが良い。
優しくもジューシーでコクのある味わいが特徴の日本酒感を抑えた甘味を楽しめる万人受けする味わいのお酒。
<アルコール度数16%、精米歩合50%>
この日は宮崎牛の切り落としとシンプルにソテーしたものと、旭川産のシャドークイーンやレンコンのソテーと合わせてみた。
料理自体はとてもシンプルで何も味付けしていないので素材そのものの味わいを楽しめる。
たっぷりと旨味の詰まった脂を味わえる宮崎牛の切り落としはそれだけでも十分に満足できるボリューム感のある味。
その味わいに甘味をしっかりと感じられる日本酒が合うかが少し心配ではあったが、実際に合わせてみると同じ傾向の味わいということもあってか特に違和感無くマッチする。
一方の野菜のソテー達との相性だが、こちらも文句なしにしっかりとマッチする。
今回は肉・野菜系をシンプルに調理したものと合わせたが、なんとなく魚系料理よりも肉・野菜系料理の方が相性が良い印象。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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