伊達 翁 (2022/10)


名前伊達 翁

場所:〒052-0013 北海道伊達市弄月町239-3
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR室蘭本線 北舟丘駅 徒歩15分

営業時間:11:30~15:00 毎週月曜日

また行きたい度:=☆☆☆=蕎麦の香りをしっかりと感じられる打ち立て蕎麦を提供する地元民の割合が高いこだわりの蕎麦店

外部リンク伊達 翁の食べログページへのリンク

備忘録

(2022/11/06記載)
2022年10月上旬の休日のランチタイムに訪問。
今回は洞爺湖エリアに滞在する予定があったので事前にこのエリアでランチが食べられるところを探していると、評価の高い店としてこちらの店がヒット。
今回の移動プランを考えても移動距離をロスしない場所ということもありこちらの店に行くことにした。
来店後に色々調べてみると、どうやらこちらの店は「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも紹介された蕎麦打ち名人の高橋邦弘氏が率いる「翁達磨」グループのうちの1つのよう。
また、翁達磨グループのHPを見ていると、以前訪れた「三吉橋 小嶋屋」もこちらのグループのうちの1つだったことも改めて知った。

<お店の場所はどこ?>
場所はJR室蘭本線の北舟丘駅からだと歩いて15分程度のところにある。
ただ、この辺りは基本的に車移動となるので、見ていた限りは徒歩での来店はゼロ。
車だと国道37号線を室蘭方面から来た場合にはトンカツの店の「かつ吉」と「セイコーマート」の間の信号のあるT字路を左折するとすぐ目の前に見える。
ナビで目的地設定をすれば迷うこと無くスムーズにたどり着くことが出来る。


こちらが店舗外観。
店の前には「翁」と書かれた看板が置かれているので知っている人が見えればすぐにわかるのだが、建物自体が普通の家の雰囲気なので気を付けないと見逃してしまう。


店舗入口では野菜の販売も行っており、蕎麦は食べずに野菜だけ買いに来る地元民もちらほら見かける。
確かに大きなトマトが3つ入って100円程度で売られているので、下手にスーパーに行くよりも安くて新鮮な野菜が手に入りそう。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は三連休の中日の13時すぎに到着。
混雑店というのは知っておりある程度の待ちは覚悟していたが、3組が既に待っている状況であった。
こちらのお店は待ちが出た場合には店内のお会計カウンター近くに置かれているウェイティングリストに名前を書いて車の中で待っていると携帯電話に連絡して知らせてくれる仕組みになっている。
到着時は駐車場も満車であったのでまずはウェイティングリストに名前を書き、駐車場内に車を待機させて駐車スペースが空くのを待っていた。
5分程で駐車スペースは確保でき、その後15分程で携帯電話が鳴り入店。
お店は入口で靴を脱いで入る造りになっている。
店内は落ち着いた和モダンな造りになっており、4名掛けのテーブル席が4つと、写真の奥の方には8人程度で使える座敷のスペースもあり、トータルキャパは20名強といったところ。
なお、我々が入店した後の14時前でも客足は途絶えること無く、常に待ちが2~3組程度は発生していたが、14時を過ぎると待ち無しでスムーズに入店出来ていた。


店の中へは靴を脱いで入る造りになっている。
入口入ってすぐの踊り場で靴を脱いで下駄箱に入れるが、その目の前には蕎麦打ちコーナーがある。


その先を抜けていくと、木を基調とした落ち着いた和モダンな造りの店内スペースにつながる。
こちらは4名掛けのテーブル席が4つと、写真の奥の方には8人程度で使える座敷のスペースもあり、トータルキャパは20名強といったところ。

<オススメのメニューは?>
今回はこちらの店に来ることを事前に決めていたので人気のメニューを調べてみたのだが、意外とこれというメニューが見当たらない。
メニュー的にはベーシックな「もりそば」から始まり、それにとろろやおろし、鴨、季節の野菜などがプラスされたせいろ系のメニュー、そのほかに温かいそばや、セットメニューなどがある。
初めてのお店ということで、今回はシンプルに「もりそば(900円)」をオーダー。
そばは比較的量を食べられてしまうので、大盛りの有無を確認すると大盛りはないとのこと。
また、周囲の人のオーダーも気にしてみたが、これといって集中しているオーダーはなく、やはりこちらのお店は完全に好みによるところのよう。

メニューは写真付きでノートの1ページに1メニューで紹介されている。
トータル15種類程度あったので全ての写真は撮れなかったので、主だったところからいくつかを抜粋。


訪れたときは季節限定メニューとして「秋茄子せいろ」が用意されていた。


定番メニューのもりそば。
こちらのお店は大盛りが無いので、たくさん食べたい時は2枚注文するしか方法がない。


冷たいお蕎麦のメニューはもりそばの他にも薬味やサイドメニューを変えて数種類用意している。


とろろそばに使っている長芋は地元洞爺湖産のものとのこと。


蕎麦だけではなく色々欲張って食べたい人用に「そばセット」なるメニューもある。


なお、蕎麦は冷たいものだけでなく、温かいかけ系の蕎麦もラインナップしている。


こちらが日本酒のメニュー。
色々と種類はあるのだが、北海道の地酒はラインナップされていない。

注文を終えるとまずはつけダレなどが乗せられたトレーが提供され、その後7、8分程度でそばが提供された。


こちらが「もりそば」。
ザルに盛られたそばとつけダレ、薬味が乗せられたシンプルなもの。


まずは蕎麦を一口頂くが、そこまでガッツリとした蕎麦感はないが、しっかりとした蕎麦粉の香りを感じられるタイプ。
個人的に好きな香り。
そのそばを啜るが、しっかりとした蕎麦の香りから感じられる印象とは反対に比較的スッと喉を通りすぎていく。
綺麗に切り揃えられた蕎麦はそこまでコシがガッツリというタイプではなく、どちらかというと上品に仕上げられた更科蕎麦のような印象であった。
また、大盛りがなく普通盛りでの注文ではあったが、意外と量があるのでそこまで物足りなさは感じない。

つけダレは蕎麦の風味を生かすべく、醤油の味わいは塩味は控えめ。
魚介のカエシがしっかりと効いている濃厚ながら丸みのある味わい。
蕎麦を半分ほど浸して頂くと、蕎麦粉の香りと共にしっかりとしたカエシ風味を味わえる。

<まとめ>
その場で打つ手打ちの蕎麦は出来立てということもありフレッシュな蕎麦粉の香りがほどよく感じられる。
一方で出来立てをすぐに茹でて提供するというスタイルのためか、しっかりとしたコシを楽しみたい人からすると少し物足りなさはあるかも知れない。
つけダレも比較的丸みを楽しめる味わいなので、ガッツリ系の蕎麦というよりは香り高く落ち着いた雰囲気のイメージ。
洞爺湖エリアには数少ない人気の飲食店ということで、観光客よりも地元ナンバーの車の方が遥かに多い地元民にも人気の蕎麦屋であった。
次回もシンプルにもりそばもありだが、折角ならとろろや季節の野菜などが入ったタイプもありかも知れない。

「伊達 翁」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます

伊達 翁そば(蕎麦) / 北舟岡駅

昼総合点★★★☆☆ 3.4

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.

*


CAPTCHA



This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.