名前:三吉橋 小嶋屋
場所:〒232-0033 神奈川県横浜市南区中村町3-188-9
地図はこちらからどうぞ
交通手段:横浜市営地下鉄線ブルーライン 阪東橋駅 徒歩10分
営業時間:11:30~15:30、17:00~20:00 毎週月曜日
また行きたい度:=☆☆☆=こだわりの手打ち三食盛りそばを充実した日本酒リストと合わせて頂きたい老舗の蕎麦屋
外部リンク:三吉橋 小嶋屋の食べログへのリンク
備忘録:
(2019/07/15記載)
2019年6月上旬の週末、外でランチをすることになったものの時間は既に14時過ぎ。
あまり遅くなるのも夕食に響いてしまうの和食を食べることになったが、やはりこの時間になると評判の良い店はランチ営業を終えてしまっている。
そんな中、横浜界隈で評判がよく、かつ15:30までランチ営業しているこちらの店を発見。
場所は横浜市営地下鉄線ブルーラインの阪東橋駅から徒歩10分程度のところ。
ただ、店舗には専用駐車場を2台併設しており、かつ店舗横自体がコインパーキングになっているので公共交通機関で行くよりも車で行ったほうがアクセスは良い。
こちらは店舗外観。
写真右側に見えるワンボックスカーが止まっている場所が店舗専用の無料駐車場。
さて、店内に入るとさすがに14時半前ということもありピークは過ぎており、先客は3組程度。
店内はテーブル席やカウンター席等、トータル30席程度のキャパシティー。
こちらはテーブル席。
4人掛けだが少し大きめのテーブル。
店舗奥には蕎麦打ちのスペースもある。
こちらはカウンター席。
厳密には「カウンター」ではなく向かい合って座るタイプの席だが、1名客は比較的こちらに座っているよう。
テーブル席よりも奥行がかなりあるので、目隠しがなくてもそこまで気にならない。
席に着くとメニューが提供された。
他にも一品料理のメニューがあり、別だしされている日本酒のメニューを見る限り、「美味しい日本酒で一杯飲みながらつまみと蕎麦を頂く」というスタイルのお店という印象を受ける。
こちらが日本酒のメニュー。
神奈川の地酒から有名どころで言うと「十四代」や「醸し人九平次」、「磯自慢」などがそこそこのお値段で提供されている。
日本酒の他にも焼酎やワインなど、お酒は豊富に取り揃えている印象。
今回は流石にお酒は飲めないので素直に蕎麦からセレクト。
その中でもこちらの蕎麦を全て一度に楽しめる「三色もり(1340円)」に狙いを定めた。
また、同行者は「鴨せいろ(1550円)」をセレクト。
待つこと10分弱でそれぞれ提供された。
こちらは「三色もり(1340円)」。
全て同時に提供されるのかと思っていたので一瞬「少ないな」という印象を受けた。
が、さらしな、もり、田舎の順にタイミングをずらして提供してもらえるとの事。
まず最初に提供されたのは「さらしな」。
蕎麦の実のしんの部分の粉を使っているので蕎麦自体は真っ白で艶やか。
歯ごたえやのど越しも非常に柔らかで優しく、味わいも非常に繊細。
そばつゆの味わいを一番ダイレクトに感じられるのさらしなだが、蕎麦粉の風味や歯ごたえ・のど越しを楽しむつもりで注文すると味わいにかなり差があるので注意が必要。
また、時間が経つと他の2種類に比べて蕎麦同士が非常にくっつきやすくなるので早目に食べた方がよい。
次に提供されたのが「もり」。
こちらがいわゆる普通の蕎麦。
細目に切られた蕎麦はさらしな同様みずみずしく艶やか。
味わいは蕎麦粉ガツン系ではないが、噛めば噛むほどしっかりと蕎麦粉の旨味を感じられる。
またコシもしっかりとあり、とてもバランスの取れた味わい
そして最後が「田舎」。
こちらは見るからにワイルド。
稲庭うどんよりも厚みがある蕎麦は、見た目の通りコシが非常に強い。
一方でこれだけのボリューム感がありながら、蕎麦粉の風味は実は「もり」の方が強めに出ているのではないかと感じた。
見た目とコシは文字通り「田舎」のワイルドさはあるが、個人的に味わいは「もり」の方が好きかも知れない。
こちらが三種全て揃った状態。
全ての蕎麦ともに少しずつ食べてしまっているので提供されたままの状態ではないが十分な量はある。
つけダレはカエシも醤油もしっかりと効いた濃い口のどっしり系。
但し、旨味はカエシからしっかりと感じられ、その分醤油は薄めか少な目にしているようで、味わいとしては「濃いがしょっぱくない」タイプ。
この手のつけダレは個人的には好きなのだが、蕎麦との相性が気になるところ。
つけダレの中には鴨肉に加えて大きく切られたネギも入っている。
ベースとなるタレの味わいは同じだが、やはりそこに鴨肉が入ることでかなり味わいが濃厚かつジューシーになる。
ただ、鴨の味わいが全面的に出てきていることもあって、蕎麦をしっかり楽しみたい人には少し強めの味わいかもしれない。
今回はこちらのお店のお蕎麦を一気に全て楽しめる「三色もり」を注文したが、一つ一つのせいろのボリュームはそれなりにあり、3つを合わせると大盛り程度の量はありそう。
初回来店時は一旦こちらの三食もりで自分の好みのタイプを見つけて、次回からはお気に入りの蕎麦と有名日本酒やプレミアム焼酎と合わせて頂く楽しみ方が出来そうな店舗であった。
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