名前:手打ちそば 思君楼 本店
場所:〒061-1413 北海道恵庭市本町53
地図はこちらからどうぞ
交通手段:JR千歳線 恵庭駅 徒歩20分
営業時間:11:00~19:00(水~日)、11:00~14:00(月) 毎週火曜日
また行きたい度:=☆☆☆=まるでうどんのようなワイルドな田舎蕎麦を頂けるアットホームな蕎麦専門店
外部リンク:手打ちそば 思君楼 本店の食べログページへのリンク
備忘録:
(2023/09/03記載)
2023年6月上旬の平日の昼食として利用。
恵庭エリアに滞在していたこともあり、このエリアで人気のお店を検索。
北海道ということで蕎麦をベースに探していたのだが、予約のみの店や定休日と被ってしまっている店などなかなかお店の検索が難航する中で、距離的にも評判的にもなかなか良さそうなこちらのお店を発見。
滞在していた「花ロードえにわ」にあるマリオットからも車で10分かからない距離だったのでこちらの店に行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
公共交通機関であればJR千歳線の恵庭駅から徒歩20分程度で行けるが、コミュニティーバスでも向かえるよう。
今回は車で向かったが、ナビで目的地設定すれば迷う事なく一発で到着できる。
なお、店舗の真横(建物向かって右側)に専用の駐車場が11台分あるので車での来店も問題なし。
こちらが店舗外観。
一軒家的な建物なので目的地設定をしないと見逃してしまう。
お店には目立つような看板は無いので、店先に出ている「駐車場入口」の青い大きな登りが目印になる。
店先には駐車場の案内図が出ているのでそれを参考に車を停める。
駐車場の敷地はそこまで広くないので、軽や小型車であれば苦労しないが、大き目の車だと転回等で若干苦労しそうな感じではある。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の11時15分にお店に到着したが、昭和のカツ丼やのような昔ながらの雰囲気の店内には4名掛けテーブルが6つ、カウンター3席、そして4名で使える小上がり2つの計40名弱のキャパの店内はこの時間で4割程度が埋まっている状況。
11時半過ぎるとそれなりに入店してくるが、平日ということもあってかほぼ地元民という感じであった。
平日の12時前でかなり混雑するので、休日のランチタイムは間違いなく並びそうな感じ。
休日利用の場合はランチタイムは避けたほうが無難な感じであった。
こちらが店内の雰囲気。
味のあるテーブルと椅子、そして趣のある店内の雰囲気は何となく昭和の匂いを感じる。
<オススメのメニューは?>
蕎麦の店ということでメニューはそばがきとライス以外は蕎麦のみとなっている。
ただその分メニューはかなり豊富で、冷たいそばと温かい蕎麦、そして数量限定ながら石臼挽きそばの3種類が基本となっている。
それぞれトッピングなどでバリエーションがメニューが準備されており、その数は温かいそばと冷たいそばでそれぞれ10種類程度と選ぶのに困るほど。
今回は色々悩んだ末、冷たい「大盛りざるそば(830円)」と、折角なので「天ざる(1360円)」を限定の石臼挽き290円で変更してオーダーしてみた。
こちらがメニュー。
メニューはシンプルに「冷たいそば」と「温かいそば」の2種類のみ。
こちらの麺には冷たいそばのメニューがぎっしり。
なお、全ての蕎麦は数量限定ながら石臼挽きの蕎麦に追加料金で変更することが可能。
オーダーしてから待つこと15分程度で料理が提供された。
こちらが「天ざる」を限定の石臼挽きに変更したもの。
寿司でもないのに船盛用の器に蕎麦と天ぷらが乗せられて登場。
蕎麦のつけダレと天つゆが別盛りなのが嬉しい。
こちらは蕎麦を数量限定の「石臼挽き」に変更したもの。
一見するとよく見る蕎麦という感じ。
細目のタイプで太さが不均一になっている自家製感が感じられるもの。
蕎麦粉感をそれなりに感じるタイプのものではあるが、蕎麦粉ガッツリというワイルド感までは無い。
ただ、石臼で荒く挽いていることもあってか食感は若干ザラザラとした感じで特徴的ではあるが、味わいは上品で更科に近い。
それに合わせるつけダレは昆布系のダシがしっかりと効いたもの。
ダシの甘みと旨みをしっかりと感じられ、そこに柔らかい醤油を合わせており濃いめタイプ。
さて天ぷらだが、海老、春菊、さつまいも、かぼちゃ、インゲン、エリンギ、茄子の計7種類が盛られている。
全体的に衣は薄めでパリパリに仕上がっている。
写真ではわかりずらいがエビの揚げ方が独特で、衣を纏うというよりは背負ってる感じに揚げられている。
その影響もあって、海老の身の部分はプリプリっとした食感をダイレクトに感じられ、衣の部分はカリカリっとした食感を楽しめるとても面白い味わであった。
そしてこちらが「大盛りざるそば」。
写真ではわかりにくいが、しっかりとした蕎麦粉の色が付いている、いわゆる田舎そばのような雰囲気。
蕎麦そのものも石臼引きと比較すると2倍近く太く、細目のうどんと言っても良いレベルの極太タイプ。
味わいも見た目同様で蕎麦粉感をガッツリと感じられるタイプになっている。
上品な石臼挽きも嫌いではないが、どちらかという食感も味わいもインパクトがあるこちらの方が個人的には好みであった。
<まとめ>
今回は初訪問かつ数量限定という文字に惹かれて「石臼挽き」の蕎麦と通常の蕎麦をそれぞれオーダーしたが、結果としては手打ち蕎麦らしいワイルドな蕎麦を選ぶのであれば通常の蕎麦の方が良かったという感じであった。
追加料金を払って変更する「石臼挽き」は細目のタイプで石臼で荒く挽いていることもあってか食感は若干ザラザラとした感じで特徴的。
味わいは上品で更科に近いのだが、蕎麦粉ガッツリというワイルド感までは無いものであった。
一方の通常のそばは蕎麦そのものがうどんのような感じで石臼引きと比較すると2倍近く太いもの。
味わいも見た目同様で蕎麦粉感をガッツリと感じられるタイプになっている。
そして天ぷらだが、衣は薄めでパリパリに仕上げられた海老、春菊、さつまいも、かぼちゃ、インゲン、エリンギ、茄子の計7種類が盛られている。
これだけ乗って天ぷら分で600円程度の上乗せなのでコスパも悪くない。
ただ、蕎麦そのものは量はそこまで多くないので、男性であれば大盛りをオーダーした方が良いかも知れない。
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手打ちそば 思君楼 本店 (そば(蕎麦) / 恵庭駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
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