Montes Outer Limits Sauvignon Blanc 2021（モンテス）

ワインデータ：

コメント：
毎回、山梨に行く際に必ず立ち寄るこちらのお店で30％オフシリーズを色々みていた際に見つけたので購入したもの。
定価だと3300円のものを2300円ほどでお得に購入。
色はグリーンのニュアンスが強くで出た鮮やかで輝きのある色合い。
粘度はかなり高めでグラスの縁に時間をかけてしっかりと脚が出てくる。
香りはパッションフルーツそのものという印象。
思わず声が出るほどジューシーな甘味と南国を感じさせるパッションフルーツの香り、加えて僅かにハーブ感が混じり合う。
典型的なニューワールド系の香り、かつ、複雑系ではなく、パッションフルーツ推しの強烈なストレート一発勝負という感じの味わい。
口に含むとそのトロりとした舌触りに驚き、パッションフルーツのような甘酸っぱくも苦味のあるアタックが口一杯に広がる。
中盤にはパイナップルやマンゴーのような南国フルーツのジューシーで甘味たっぷりの味わいとほどよく刺激のある酸がバランス良くマッチし十分な飲みごたえを演出する。
一方、余韻は甘さが口の中にずっと居座り続けることはなく、ただ程よく余韻を楽しませてくれる、絶妙なバランス感。
熟したパッションフルーツが弾けたような濃厚かつフルーティーでパンチの効いた南国系ソーヴィニヨンブラン。
今回は30%割引で購入できたのでコスパも非常に良いが3000円でも許容範囲と思わせる味わい。
ワイン好きもてなし用に1本常備しておきたいミドルクラスのコスパワイン。
＜アルコール度数13.5%＞

インプレッション：

この日は既に夕食を済ませていたのでハモンセラーノやゴーダ、チェダー、ゴルビージャックなどのおつまみ系と合わせてみた。
しっかりと塩の風味が効いているハモンセラーノとの相性は良く、ハモンセラーノの塩味がワインの果実感や甘味を強調しているような印象さえ受けた。
チーズとの相性も全く問題なく、お互いの味わいを全く損ねずにマッチする。
ワインを一口飲んだ時に感じたなかなかの個性に料理との相性は微妙かと思ったが、意外と塩分が強めの料理との相性は悪くなさそう。
和食だと鯛の塩焼きあたりとの相性は意外と良いかもしれない。
＜マリアージュ指数：3可もなく不可もなし＞