回転寿司割烹伊達和さび (2022/10)

名前：回転寿司割烹伊達和さび

場所：〒052-0012 北海道伊達市松ヶ枝町30-1
地図はこちらからどうぞ

交通手段：JR室蘭本線　伊達紋別駅　徒歩15分

営業時間：11:30～21:00（平日）、11:00～21:30（土・日・祝）　年末年始

また行きたい度：＝☆☆☆＝新鮮で大ぶりな地物のネタを手早く握って提供してくれるコスパの高い人気の混雑回転寿司割烹のお店

備忘録：

（2022/11/08記載）
2022年10月上旬の休日の夕食時に訪問。
今回は洞爺湖エリアに滞在する予定があったので事前にこのエリアで夕食が食べられるところ、かつ折角の北海道で海の近いエリアということで、寿司や魚系の料理をリーズナブルに楽しめるお店を探しているとこちらの店がヒット。
こちらのお店はジャンル的には回転しない回転寿司ではあるが、今回利用した伊達と室蘭に2店舗のみ展開している、地元密着の寿司店ということで利用してみることにした。

＜お店の場所はどこ？＞
場所はJR室蘭本線の伊達紋別駅からだと歩いて15分程度のところにある。
ただ、この辺りは基本的に車移動で、我々も今回は洞爺湖方面から向かった。
道央自動車道の伊達インターを降りて県道145号線（インター通り）を伊達市街地（海）方面に向かって進み、左手にケーズデンキやコープサッポロなどの大きな商業施設が見えた先の右側に店舗がある。
片側2車線の道路をまたぐことになるが、店の入口に繋がるエリアの途中、中央分離帯が切れている場所があるのでそこから入ることが出来る。
インターからは3分程度で到着するので、今回のように洞爺湖エリアに滞在しても高速を使えば30分かからずに到着する。
なお、室蘭方面から国道37号線を使ってきた場合には、右手にマクドナルドやドラッグストア、左前方にガソリンスタンドが見える交差点を右折したところにある。
ナビで目的地設定をすれば迷うこと無くスムーズにたどり着くことが出来る。

こちらが店舗外観。
交差点の角に広い駐車スペースと共にオシャレな和造りの店舗が見えてくる。
そこまで派手にライトアップしていないのと、道路に近い部分は駐車場になっているので夜間は若干注意しないと気付かない可能性もある。

店先にはその日のオススメのメニューが黒板に書かれている。

＜混雑状況・店内の様子は？＞
今回は三連休の中日の18時すぎに到着。
色々な口コミを見ているとこちらのお店は人気店のようで、昼食や夕食時はかなり混雑するとのこと。
ただ、よくよく調べてみるとウェブ上で順番待ちの予約が出来るとの事なのでそちらを利用することにした。
17時頃から待ち状況を見ていたのだが、その時は待ち人数はゼロだったので18時に車で移動開始して改めて見てみるといきなり10組待ちに…。
ということで慌てて順番待ちをしてお店に移動したのだが、お店付近に到着した18時半頃の時点で待ち人数が8組だったので近くのスーパーで買い出しをしてからお店に移動。
お店の中で待つこと15分くらいでようやく案内された。
予約受付をした18時から考えると、おおよそ1時間半程度の待ちだったので、週末の夕食時に行く場合にはネットからの事前予約が必須のお店であった。
なお、店内は回転しない回転寿司の造りになっていて、厨房を囲むようにカウンター席が配されている。
また、店内の奥には靴を脱いで上がるタイプの掘りごたつ形式のカウンターや6～8人程度で使える半個室タイプの席があり、1人～大人数の様々なタイプの使い方に対応している。

店内は落ち着いた雰囲気になっており、厨房を囲むようにカウンター席が配されている。
なお、写真の奥は靴を脱いで上がるスペースとなっている。

今回案内されたのは、同じカウンター席でも靴を脱いで上がる掘りごたつタイプのところ。
こちらもカウンター席と同様に厨房を囲む用に配されており、写真奥の方には6名程度で利用できる家族向けのスペースもある。

＜オススメのメニューは？＞
回転寿司のお店なので、基本的にはオススメのメニューというよりは食べたいものを食べるというスタイル。
ただ、店先ににその日のオススメメニューやタッチパネル式の携帯端末の中にその月のオススメメニューなどもあるので、そちらを参考にして注文するのもあり。
この日は来店時間が遅かったためか、その日のオススメメニューがほぼ全滅。
辛うじて残っていた「活きたこの吸盤揚げ」や「噴火湾産活きたこの握り」など、数点をオーダー。
その他にレギュラーメニューから「生ほたて」や「かに味噌軍艦」、「大穴子」や「天然大海老」、そして「本まぐろずくし」などのちょっと高級なメニューも堪能。
握りは160円から860円の9種類と、一般的な回転寿司より少し安め印象。
一品料理は刺身や揚げ物、麺ものなど、和食系のメニューが一通り揃っている。
アルコールもビール、カクテル、ワインに加えて北海道の有名な地酒が一通り揃っており、金額も1合で600～900円と比較的リーズナブルに楽しむ事が出来る。

メニューおよび注文は最近よく見かける携帯端末を使って行うタイプ。
季節のオススメとしてはその月のオススメと日替わりのオススメがあるので、まずはこちらをチェックしてからレギュラーメニューを見ていくのがおすすめ。

こちらが「生ほたて」。
肉厚なホタテは甘味と旨味をしっかりと感じられ、冷凍ものでない活きならではの柔らかくも弾力のある食感が特徴的。
こちらの生ほたては530円、通常の冷凍もののほたてが340円と、同じほたてなのに生と冷凍ものを分けて提供できるのは流石北海道ならでは。

しばらく握りを食べていると続いて提供されたのがこの日のオススメメニューの「活たこの吸盤揚げ」。
外はカリッと揚げられているのだが、中はかなりレアな状態で、刺身で食べるような食感とタコの味わいをしっかりと感じられる。
衣のサクサク具合とタコの柔らかくも弾力のある食感のコントラストが癖になる、酒のつまみにもってこいの一品。

そして揚げ物シリーズの2品目とした注文した「ガリザンギ」。
通常のザンギもあったのだが、折角ならちょっと違ったものをということで頼んでみた。
醤油とニンニクがガッツリ効いたいわゆるガツン系の味わいではなく、想像に反してかなりさっぱりとした味わい。
料理そのものは美味しいのだが、想像に反する味わいという点でちょっと物足りなさがあった。

そして、折角ならば頼んでしまおう、と勢いでオーダーした「本まぐろづくし」。
赤身・中トロ・大トロの3貫がセットになっており、少し多めのシャリながらそのシャリをしっかりと隠すほどネタは大き目で厚みがある。

こちらはこの日のオススメの「噴火湾産活きたこ」。
程よく弾力があり、噛めば噛むほど潮の風味とタコの旨味が感じられ、通好みの味。

続いてオーダーしたのが「かに味噌」。
軍艦の上全てがかに味噌ではなく、半分にはカニの身がぎっしりと乗っている。
かなり濃厚なかに味噌は軍艦のシャリだけでは足りない程。
これが340円というのはなかなかのコスパ。

続いては定番の「大穴子」。
回転寿司で注文する穴子が一本乗った握りとほぼ同じサイズ感。
ただ、脂がかなりのっており、甘めに味付けられたタレが負けてしまう程。
1人で1本食べれば満たされること間違いなし。

そして締めにオーダーしたのが「天然大海老」。
大海老というだけあってかなりのサイズ感で、一口で食べると口の中が少し窮屈になる程。
ボタンエビのような濃厚な甘味はないが、逆に程よい甘味と海老の味わいを楽しめる、大人な味わいの寿司であった。

＜まとめ＞
今回は2名で金額を気にせずに「本まぐろ尽くし（860円）」や「天然大海老（640円）」などを計13皿食べ、お会計が5000円少々。
シャリが少し多めということもあり、他のお店であればもう2～3皿は食べられたかも知れないが、それでも食べたネタの質を考えれば決して高くなく、むしろ少しリーズナブルに感じられなくもない。
また、握りは機械ではなく人が手早くちゃんと握ってくれ、回転レーンはあれどそもそもレーンが回転しておらず、オーダー毎に握りたてをカウンターから提供してくれるスタイル。
1人でも大人数でも利用可能で新鮮なネタをリーズナブルに提供してくれる北海道ならではの回らない回転寿司のお店という印象であった。
ただ、今回は席に着いたのが19時半ということもあって、平日ながら人気メニューや日替わりメニューは既に多くが売り切れていた。
次回来店の際は早目の時間を狙って日替わりメニューにもチャレンジしてみたい。

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回転寿司割烹伊達和さび（回転寿司 / 伊達紋別駅）

夜総合点★★★☆☆ 3.5