購入場所 |
KYリカー |
購入日 |
2022年02月18日 |
購入金額(税込み) |
550円 |
テイスティング日 |
2022年09月14日 |
ワインデータ:
国名 |
イタリア |
地域 |
トスカーナ |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2019年 |
ブドウ品種 |
サンジョヴェーゼ |
コメント:
こちらのお店を巡回した際に、毎度の「ほぼワンコインシリーズ」の中で新しいラインナップで3年熟成されている2019年もののキャンティーが売られていたので試しに購入してみることにしたもの。
色は輝きのある赤みが強めのルビー色。
粘度はほどほどで、グラスの縁に脚は出るが、その脚は比較的早く垂れていく。
ガッツリと冷やしてはいるものの、ダークチェリーや甘味が凝縮されたレーズンのようなジューシーさと甘味をしっかりと感じられる。
加えて、ほのかに鼻の奥に抜けるようなスパイス感も加わり、全体的にしっかりと果実感の厚みのある印象。
一方の味わいは思ったよりもパワフルで、果実の甘味よりもしっかりと凝縮された旨味と程よい渋みがアタックで感じられる。
その渋みはカベルネソーヴィニヨンのようなタイプとは異なり、そこまで口の中を刺激するようなタイプではないが、ジューシーで割とスイスイと飲めてしまうイメージのあったキャンティーの印象とは異なりしっかりとした飲みごたえを楽しめる。
余韻にはしっかりと熟したアメリカンチェリーのような甘味と柔らかい酸味、そしてアタックで感じられた渋みがほどよく口の中に残る。
どっしりとしたボリューム感とジューシーな果実感や甘味を楽しめる飲みごたえのあるほぼワンコインシリーズのキャンティー。
<アルコール度数12%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
輝いている |
色の濃淡 |
中庸 |
粘度の高さ |
涙が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ルビー |
香り |
強さ |
ほどほど |
果実感 |
ブラックベリー、さくらんぼ |
乾燥果実 |
レーズン |
香辛料 |
胡椒 |
味わい |
アタック |
爽やか |
甘辛度 |
やや辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
コスパ |
★★★★☆ |
総評 |
★★★★ |
この日は自家製のシューマイと合わせてみた。
横浜人はシューマイといえば「崎陽軒のシウマイ」がソウルフードだが、今回は自家製で崎陽軒にチャレンジ。
豚肉メインで作ったことと、思いのほかショウガが効いていることもあって、味わい的にはジューシーでパンチとキレがある味わいという印象。
魚介系の旨味がないので若干物足りなさはあるが、自家製であることを考慮すれば致し方なし。
ワインがキャンティーにしては思った以上にしっかりとした渋みがあるので相性が若干気にはなったが、結果としては気にするほど喧嘩はせず、可もなく不可もなしと言った感じ。
このキャンティーの味わいからすぐに想像できた相性の良さそうな料理はトマトと豚肉のアマトリチャーナ。
トマトの酸味や豚肉の旨味、塩分などをしっかりと感じられる味わいが、しっかりとしたキャンティーの味わいとマッチしそう。
また、今回はシューマイと合わせたが、中華系であれば八角をしっかりと効かせた豚角煮との相性も良さそう。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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