購入場所 |
いちやまマート(こちらから購入可能) |
購入日 |
2022年08月25日 |
購入金額(税込み) |
1980円 |
テイスティング日 |
2022年08月25日 |
ワインデータ:
国名 |
日本 |
地域 |
山梨県 |
地区 |
勝沼地区 |
ヴィンテージ |
2020年 |
ブドウ品種 |
甲州100% |
コメント:
山梨県訪問時に久しぶりに山梨縛りで購入したワイン。
既に色々と飲み尽くした感があり新規開拓はほぼ無理であったので、毎年味わいの傾向が顕著に変わり甲州種の幅広い味わいを楽しめる10000本生産のこちらの新ヴィンテージを試してみることにした。
色は薄めの輝きのあるライトグリーン。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁に脚が出る。
香りはそこまでしっかりと香るタイプではないが、グラスに鼻を近づけると爽やかでキレのある酸の風味が心地良く感じられる。
加えて若々しくジューシーなグレープフルーツなどの柑橘系を思わせる果実感やフレッシュな青リンゴの香り、そしてわずかにハーブ系のニュアンスも感じられる。
アタックは程よくシャープながら刺激的な角々しさはなく、しっかり熟したピンクグレープフルーツのような酸とジューシーな甘味を優しく感じる。
中盤にはその味わいに加えて程よい甘味とミネラル感が加わるが、アルコール度数が9.5%と低めのためか、全く飲み疲れることなくいくらでも進んでしまう。
ただ余韻には少し苦味もあり味わいを引き締めるので、薄いという印象は全くない。
以前よりも繊細さが増し、上品な酸としっかりと凝縮された果実感が印象的なスイスイ飲めてしまう低アルコールワイン。
<アルコール度数9.5%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
輝いている |
色の濃淡 |
薄い |
粘度の高さ |
涙が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
グリーンイエロー |
香り |
強さ |
ほどほど |
果実感 |
青りんご、グレープフルーツ、マスカット |
香辛料 |
レモングラス |
化学臭 |
ミネラル感 |
味わい |
アタック |
爽やか |
甘辛度 |
やや辛口 |
酸味 |
爽やか |
タンニン |
適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★☆ |
コスパ |
★★★ |
総評 |
★★★☆ |
この日は甲州を使ったワインということで和食チックなものと合わせようと思い、スーパーのお惣菜コーナーでかき揚げとかぼちゃの天ぷらを購入。
人参・玉ねぎ・小エビなどのかき揚げは揚げたてを食べられるわけではないので流石にサクサクではなくしっとりとした食感。
ただ、油で揚げられた衣の風味と共に食材の味わいはしっかりと感じられ、それなりに主張する料理ではある。
ワインの爽やかな酸がその油の刺激を洗い流しつつもしっかりと食材の風味にはマッチし、やはり甲州を使ったワインと天ぷらの相性はかなり良いということを改めて実感させられた。
ただ、この甲州は生魚系との相性良くないような気もするので、合わせるならば天ぷらやカツなどの油を使い、かつ甘味が少なめな料理との相性が良さそう。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
Leave a Reply