甲州ヴィンテージ 2018（勝沼醸造）

ワインデータ：

コメント：

毎度の山梨縛りで購入した一本。
こちらは毎年限定醸造で作っている「ビンテージ」の方の甲州だが、2018年は11000本の限定との事。
グラスに注ぐと透明で輝きのある軽くグリーンがかった色合いがみてとれる。
粘度はワインがグラスの縁を伝って落ちていく程度で、粘度はそれなりと言ったところ。
香りはほどほど。
青りんごやグレープフルーツのような柑橘類のフレッシュでフルーティーな風味が先行し、酸味は比較的抑え目の印象。
口に含むと非常にまろやかで蜂蜜のような甘味をアタックとして感じられる。
酸味は思った程強くなく、中盤から少し顔を出す程度。
ボディーは中庸だがフレッシュな果実感はしっかりと感じられ、またアタックで感じた甘味もバランスよく感じられる。
余韻短めでキレが良く若干の苦みが感じられるが気になる程ではない。
こちらのワインは毎年味わいが変わりそれを楽しみに飲んでいるが、今年は「爽やかな甘み」という印象。
近年の中ではかなり好きな味わい。

インプレッション：

合わせるものがなく、とりあえずの定番「ナッツ」で頂いた。
全く問題なく合うが、この味わいであればうな丼などのタレ系の和食との相性は良さそう。