Kaiken Ultra Chardonnay 2019(モンテス)


購入場所 エノテカ御殿場アウトレット店(こちらから購入可能
購入日 2022年07月18日
購入金額(税込み) 1925円
テイスティング日 2022年07月22日

ワインデータ:

国名 アルゼンチン
地域 メンドーサ
地区 N/A
ヴィンテージ 2019年
ブドウ品種 シャルドネ100%

コメント:
毎回、山梨に行く際に必ず立ち寄るこちらのお店で30%オフシリーズを色々みていた際に見つけたので購入したもの。
定価だと3000円弱のものを2000円弱でお得に購入。
色は輝きのあるグリーンのニュアンスをしっかりと感じられる少し濃いめの印象。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁に脚を出しながらゆっくりと伝わり落ちていく。
香りはバニラのニュアンスと甘味をたっぷりと感じられる樽香がしっかりと主張するタイプでフレッシュでジューシーな果実感と半々程度のバランス感。
果実感は、グレープフルーツなどの酸味を強めに感じられる柑橘系のニュアンスや、ジューシーで甘さのあるパイナップルなどの南国系果実の甘味をたっぷりと感じられる。
アタックには一瞬樽の甘味を感じるが、その後はしっかりとしたシャルドネの酸味や果実感も十分に感じられ、比較的パンチが強め。
中盤にはその酸味に加えて凝縮された甘酸っぱい南国系の果実感がしっかりとしたボディーとともに感じられ、十分なボリューム感を楽しめる。
余韻にも口の中に樽由来の甘味がしっかりと残りつつ、フレッシュな酸も感じられることもあり、ただ単に樽香のバニラのようなニュアンスが残るだけでなくスッキリと洗い流してくれる。
ガッツリ樽香にしっかり果実感というパワフルでニューワールドらしい夏に飲みたいプレミアムなカイケン。
今回は特価で2000円弱で買えたので間違いなく★5つだが、3000円と言われるとちょっと躊躇してしまう。
<アルコール度数14%>

インプレッション:

外観 清澄度 輝いている
色の濃淡 中庸
粘度の高さ 脚が出来る
発泡度 無し
気泡大きさ 無し
色調 グリーンイエロー

香り 強さ 十分な
果実感 グレープフルーツ、マンゴー、パイナップル
香辛料 バニラ
化学臭 ミネラル感
味わい アタック 爽やか
甘辛度 やや辛口
酸味 適度な
タンニン 穏やか
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点
味わい ★★★★★
コスパ ★★★☆
総評 ★★★★☆


この日はサーモンのバター蒸しと合わせてみた。
元々しっかりと塩の効いた鮭なので普通に調理しただけでもそれなりにしっかりとした味わいがあるが、バターを使って蒸すことでシンプルながらも味わいに一捻り加わったという印象。
この料理に樽がガッツリ効いたシャルドネが合うかどうかは微妙であったが、結果としてはそこまで悪くはない。
塩の味わいがしっかりと効いた料理なので、かえって優しい薄い味わいのワインだと明らかに負けてしまう。
ガッツリ効いた樽としっかりと感じられる酸味がほどよくマッチング。
ただ、シンプルに蒸した料理ということで、若干魚の生臭さは強調されてしまう気もしなくはない。
一方で付け合わせの野菜との相性はバッチリでバターとの相性は悪くない。
ガッツリとしたメインの料理に合わせるというよりも、野菜や肉中心のタパスやアヒージョ、シンプルな味わいのベイクドポテトなどのおつまみ系と合わせてワインをメインに楽しむのが意外とマッチしそうな雰囲気。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>

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