購入場所 |
|
購入日 |
2017年12月14日 |
購入金額(税込み) |
1500円 |
テイスティング日 |
2022年06月20日 |
ワインデータ:
国名 |
オーストラリア |
地域 |
アデレードヒルズ |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2010年 |
ブドウ品種 |
シャルドネ100% |
コメント:
大昔にプライベートセールのような会場で購入したもの。
この時は1500円で購入できたが、今は輸入元のHPを見る限りでは現在は3000円とほぼ倍額。
購入したのが2017年と5年前ではあるが、それにしてもワインのインフレ感は半端ない気がする。
色は熟成がしっかりと進んでいるのか、かなりしっかりとしたイエローゴールド。
輝きというよりは深みを感じられる。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁に脚が出る。
香りは12年熟成を感じさせない力強く華やかなタイプ。
しっかりとした樽香をベースに、落ち着いた酸とパイナップルやピーチ、マンゴーなどのオーストラリアのシャルドネらしい華やかな香りを感じるのだが、不思議とその香り一つ一つがぎゅっと濃縮されたような濃厚な印象を感じさせる。
一方で味わいは刺激のあるシャープな酸をたっぷりと感じるパワフルなアタックから始まるが、その直後には絡みつくような濃厚な南国フルーツの果実感が加わる。
12年も熟成したようには感じられないフレッシュな味わいではあるが、その果実感の濃縮具合は長い時間をかけて凝縮する以外には出せない味わいなのがわかる。
この凝縮感を味わいつつ、余韻には鼻の奥を抜けていく樽のニュアンスと程よい酸の刺激がしばらくの間舌先を刺激する。
ジューシーで上質なブドウをぎゅっと濃縮したヘビーな味わいに樽香がしっかりと効いた個性あふれる12年熟成のシャルドネ。
<アルコール度数12%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
深みのある |
色の濃淡 |
濃い |
粘度の高さ |
脚が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ゴールド |
香り |
強さ |
十分な |
果実感 |
パパイヤ、マンゴー、パイナップル |
乾燥果実 |
フルーツグミ |
香辛料 |
バジリコ、レモングラス |
味わい |
アタック |
強い |
甘辛度 |
辛口 |
酸味 |
引き締まった |
タンニン |
少ない |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★☆ |
コスパ |
★★★★★ |
総評 |
★★★★★ |
この日は自宅で育てているハーブのうち、ローズマリーがかなり育ちきってしまったので、ローストポークの香草風味として合わせてみた。
肉と野菜と香草をバーミキュラに入れて火にかけるだけのお手軽料理ではあるが、味は抜群。
じゃがいもやさつまいの、人参等の根菜からかなり甘味が出ており、ハーブ風味に甘味が加わったエキスが豚肉の奥までしっかりと馴染んでいる。
この特徴ある味わいに対して、同じく特徴のあるワインを組み合わせてみたが相性は中々のもの。
お互いの味わいを潰したり邪魔したりすることなく、美味しく違和感なくばっちりマッチ。
これだけしっかりと果実感が凝縮され、かつ樽の香りが効いていると合わせるものをちょっと選びそうではあるが、意外とラムチョップや魚系料理だとフィッシュ&チップスあたりとの相性も良さそう。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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