楚辺 (2022/06)


名前楚辺

場所:〒900-0023 沖縄県那覇市楚辺2-37-40
地図はこちらからどうぞ

交通手段:ゆいレール 壷川駅 徒歩10分

営業時間:10:00~22:00 無休

また行きたい度:=☆☆☆=ゆいレールで気軽にアクセスできる那覇エリアにある巨大軟骨ソーキが癖になる古民家風の人気沖縄そば店

外部リンク楚辺の公式ページへのリンク

備忘録

(2022/07/18記載)
2022年6月中旬の週末の夕食に利用。
この日は夕方に那覇に到着したこともあり、沖縄そばをメインに出しているお店は大体閉まっている時間。
困った時に行ける「本家 亀そば イオン那覇店」は既に先日行ってしまったので滞在先周辺で色々探してみるとこちらの店を発見。
こちらは週末も21時近くまで営業しているということと、たまたま今回の滞在前から数分だったので試しに行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所はゆいレールの壺川駅から徒歩10分程度の路地の中にある。
壺川駅を降りたら改札を右方向に出て、ゆいレールを右手に見ながら少し那覇空港方面に戻るようにゆいレール沿いを進む。
100メートルほど進み郵便局が見えたら左折、100メートルほど進み少し大きめの通り(壺川通り)に出たら道路を渡って左折、そのまま200メートルほど歩き、壺川東の交差点を左折し、そのまま大きめの通りに沿って右に曲がりその後左に曲がると黄色のお店の看板が立っているのでそのまま路地に入っていくと民家の中にお店がある。


路地を道なりに上がっていくと住宅街の中に「楚辺」と書かれている黄色の看板が見える。


矢印の入ったお店の看板が見えるので、それに従い細い路地を入っていく。


車の場合には駐車場の案内があるので、指定された駐車場に停めること。
店舗の目の前には月極の駐車場があるが、こちらはお店の駐車場ではないので要注意。


こちらが店舗外観。
どこが入口かわからない普通の建物といった感じ。


店舗横のスロープを登っていくと、屋根の付いた待合スペース?が見え、右側には併設するタコスのお店がある。
今回お目当ての沖縄そばの店はさらに奥に入っていく。


初めてだと入口に戸惑うかも知れないが、普通の民家の玄関が店舗入口となっている。
このドアを開けて店舗内に入る。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は週末の19時過ぎということで、観光客がたくさんいるような時間ではなかったので混雑はしていない前提で向かったのだが、店内に入ると席を片付けるので少し待って欲しいと言われ、外のタバコを吸うエリアのようなところで5分ほど待ってからの入店。
その後も途切れることなく地元民・観光客が出入りし、20時前までは常にほぼ満席の状態であった。
ただ、満席と言っても店内がぎゅうぎゅうに混雑しているというよりは、一つのテーブル席が6名掛けと大きめで、そこを1名や2名客が使っている状況なので70席くらいありそうな広々とした古民家風の味のある店内ではあるが、一度に案内できる客数が少ない感じであった。


こちらが店内の雰囲気。
入口入ってすぐに大広間のようなスペースがあり、今回はそこに通された。
天井はわざと瓦がみえるようにしているようで、そこにちょっとアンマッチなシャンデリアが付いているのがちょっと面白い。
なお、今回通されたのは座敷の席だが、古民家を普通に利用していることもあり半個室のテーブル席や、離れのような建物もあり建物そのものとしてはかなり大きい。

<オススメのメニューは?>
今回は事前に色々調べてみたのだが、沖縄そば定番メニューの三枚肉、軟骨ソーキそば、てびち、本ソーキそばがあるよう。
ただ、色々調べると三枚肉と軟骨ソーキがセットになった「楚辺のまかないそば」というのもあるようだが、公式サイトにも記載がなく、どれにしようか迷いながらの来店。
店内のメニューを見ると噂の「楚辺のまかないそば(850円)」があったので、迷わずにこちらをオーダー。
なお300円追加でもジューシー、もずく、小鉢が付く定食メニューもあるようなので、ガッツリランチをしたい時にはこちらがオススメかもしれない。


こちらがメニュー。
沖縄そばの定番アイテムたちがラインナップ。
公式ページにはなぜか記載のない「楚辺のまかないそば」もしっかりと掲載されている。


また、こちらのメニューだけは別に記載されているが、見てみるとアーサーやゆし豆腐、三枚肉などの沖縄感満載な食材がてんこ盛りのそばのよう。


飲み物もアルコール含めて提供されている。


なお、こちらのお店のオススメのそばの食べ方の記載もあった。

注文してから待つこと5分強で着丼。


こちらが「楚辺のまかないそば」。
たっぷりのスープの中には巨大な軟骨ソーキが鎮座。
その横には三枚肉が1つ、そして薄めにスライスされたかまぼこが2枚と刻みネギというスタンダードなタイプの沖縄そば。

まずはスープを一口頂くが、カエシのカツオの風味は比較的弱めでどちらかというと動物系の旨味が強く出ているタイプで炎舞は少々濃いめ。
また、トッピングの三枚肉と軟骨ソーキから出ている肉の旨味と甘味が溶け込んでおり、どちらかというとあっさり系ではなくしっかり濃いめのスープでしっかりと主張するタイプ。

続いて三枚肉を頂くが、こちらは箸でつまむと崩れてしまう程。
脂身の多い部分を使っていることとしっかりと煮こまれていることもあり煮汁の味も染み込んでおり、これをご飯にトッピングして頂いたら美味しいこと間違いなしという味付け。
一方の軟骨ソーキは箸でつかんでみるとそのサイズに驚く。
普通のお店で食べるものの3倍くらいはあろうかという巨大なサイズで、箸でつかむとずっしりとその重さを感じられるほど。
ただ、こちらも三枚肉同様にとても柔らかく仕上げられているので、箸でつかむ際には気を付けないと身が崩れて丼の中に軟骨ソーキがダイブしてスープが飛び散る大惨事になるので要注意(実際にやりました…)。
味付けも三枚肉同様にしっかりと煮汁の味が染み込んでおり、軟骨部分も柔らかく仕上げられており味わいもボリューム感も満足度が半端ない。


そしてこちらが麺。
沖縄そばらしく平打ちのやや縮れタイプの麺でそこまで特徴的な印象はない。
むしろスープの方が主張しているので、そばはその引き立て役に回っているという印象。
今回は普通盛りでオーダーしたが、それでもボリューム感はそこそこあり、かつ軟骨ソーキのサイズもかなり大きいので十分な満腹感であった。

<まとめ>
今回の滞在先から近いという理由で選んだお店であったが、実際にはここまで食べに行く価値ありのお店であった。
他にも古民家風のお店は何軒か行ったが、こちらのお店の強みはレンタカーなしで気軽にゆいレールでアクセス可能なことと、21時までという営業時間の長さはアドバンテージ。
そばそのものは純粋な沖縄そばと比べるとカエシの鰹の風味は少なめでどちらかというと獣系の味わいと甘味が強めに効いているが、普段トンコツ系や醤油系の濃いめのラーメンを食べ慣れている人からすると逆に馴染みやすい。
また、箸で掴むと崩れてしまうほど柔らかい上にサイズ感が半端ない軟骨ソーキはある意味こちらのお店のオススメメニュー。
次回は「軟骨ソーキそば」を注文してみたい。

「楚辺」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます

楚辺沖縄そば / 壺川駅奥武山公園駅

夜総合点★★★☆☆ 3.6

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.

*


CAPTCHA



This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.