| 購入場所 |
KYリカー |
| 購入日 |
2022年06月03日 |
| 購入金額(税込み) |
1650円 |
| テイスティング日 |
2022年06月08日 |
ワインデータ:
| 国名 |
スペイン |
| 地域 |
ラマンチャ |
| 地区 |
N/A |
| ヴィンテージ |
1996年 |
| ブドウ品種 |
テンプラリーニョ100% |
コメント:
久しぶりにこちらの店を巡回した際、「2本で3000円」セールがやっていたので色々と探した中からセレクトした1本。
通販サイトではあまり見かけず、売っていても2600円とそれなりのお値段なので比較的割引率が高いアタリワインであった。
色は輝きと深みを感じさせる綺麗なルビー色。
ほんの僅かにオレンジを感じさせるようなディスクが見えるか見えないかというくらいの熟成度。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁をゆっくりと時間をかけて伝わり落ちていく。
香りは16年熟成したとは思えないほどしっかりと力強く感じられる。
しっかりと凝縮されたプルーンやレーズンを思わせるような香りで酸はそこまで感じられず、果実感もジューシーというよりは濃厚で落ち着いた感じ。
そして僅かに鼻の奥に抜けるようなハーブ感と共にスモーキーなニュアンスも見え隠れする。
味わい流石に16年熟成されているだけあり、口当たりがとてもまろやか。
香りから感じられたプルーンやレーズンのような凝縮された落ち着いた果実感をアタックで感じる。
中盤からその味わいがじんわりと口の中に広がり、思っている以上に舌の中までその味わいが染み入るような印象で豊かなボディーを感じられる。
余韻にはほどよいタンニンと柔らかい樽香が、凝縮された果実の甘味と共にじわっと優しく残る。
優しくも上質なレーズンのような果実感と旨味が凝縮された今が飲み頃の16年熟成のコスパワイン。
<アルコール度数13%>
インプレッション:
| 外観 |
清澄度 |
深みのある |
| 色の濃淡 |
中庸 |
| 粘度の高さ |
脚が出来る |
| 発泡度 |
無し |
| 気泡大きさ |
無し |
| 色調 |
ルビー |
| 香り |
強さ |
十分 |
| 乾燥果実 |
レーズン、干しプルーン |
| 香辛料 |
ミント、クローブ |
| 樹木 |
炭 |
| 味わい |
アタック |
心地よい |
| 甘辛度 |
やや辛口 |
| 酸味 |
適度な |
| タンニン |
適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
| コスパ |
★★★★ |
| 総評 |
★★★★ |

この日はビーフシチューとちょっとしたタパス的な料理と合わせた。
タパスはマッシュルームとピーマンの中にガーリックで味付けをしたパン粉とチーズを入れた焼き上げたもの。
ガーリックとチーズをグリルしたものがマッシュルームやピーマンと合わないわけがない。
比較的ガーリックの味わい強めの料理ではあるが、チーズの風味とワインがよくマッチすることもあり相性はなかなか。
一方のビーフシチューは先日ソテーで頂いた宮崎牛の残りがあったのでそれをリメイクしたもの。
牛の旨味がしっかりとデミグラスソースと絡みあり、そこに野菜の旨味が加わりなかなかボリューム感のある味わいに仕上がった。
野菜の甘味がしっかりと感じられる味わいと相性は良いかと思ったが、意外とワインの渋みと苦味が強調されてしまう。
元々渋みの要素が比較的強めということもあってか、その味わいを野菜の甘味が強調してしまっているのかも知れない。
甘味のある料理よりはパンチの効いた料理やアヒージョのようなオイル系の料理と合いそうな印象
<マリアージュ指数:2いまいちの相性>
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