Selection Agneau Rouge 2018（バロン　フィリップ　ド　ロスチャイルド）

ワインデータ：

コメント：

久しぶりにエノテカ御殿場アウトレット店に行ったときに購入したもの。
こちらの店舗は店先にアウトレット特別価格として30％オフの商品が定期的に入れ替わっており、エノテカのアイテムをお得に購入できる。
今回はそんな中でも気軽に飲めるワインを探していたところ、スタッフの方に勧めてもらったのがこちらの赤。
色はしっかり濃いめの赤紫で輝きがありまだ若々しさを感じられる。
粘度もしっかりあり、グラスの縁には脚がそれなりに出ている。
香りはジューシーで厚みがありボリューム感もそれなりに感じられる。
しっかりと熟したチェリーやクランベリーのような果実を濃縮させたようなジューシー感、干しぶどうのような果実の凝縮感、そしてわずかなハーブ感も見え隠れ。
口当たりは思ったよりも若々しい渋みが主張し、それと共にブラックチェリーやレーズンのような濃厚な果実の甘味が感じられアタックは比較的強め。
中盤からはじわじわと酸味と渋みが口の中に広がると共に、濃厚でジューシーな果実感もしっかりと感じられる。
余韻には軽くスパイシーなニュアンスが主張し緩やかに消えていく。
まだ若いこともあり抜栓直後は渋みの角がありなかなか主張する味わいだが、時間と共にその角も取れてくる。
今回は1500円程度で購入したが、この金額でこの味わいならば十分に普段使いができるコスパの高い一本。

インプレッション：

この日はシンプルにステーキと合わせてみた。
味付けは塩コショウのみ。
若干コショウを強めにしたこともあってか、ワインのスパイシーな味わいにしっかりと同調する。
肉の旨味とも違和感なくマッチし、料理のタイプを選ばないワインという印象。