購入場所 | |
購入日 | 2022年05月30日 |
購入金額(税込み) | 3696円(一升瓶) |
テイスティング日 | 2022年07月05日 |
日本酒データ:
地域 | 秋田県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 美郷錦100% |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★☆ |
コメント:
時々プレミアム日本酒を普通に定価で売っていることがあるサイトを覗いていたら、以前購入して美味しかったこちらの酒蔵のお酒を再び見かけたので購入してみることにした。
色はほぼ透明で輝きがあり、わずかに緑のニュアンスを感じるかどうかという程度の色付きを感じる。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁にゆっくりと脚を出して落ちていく。
香りはジューシーでフルーティー。
非常に濃厚で芳醇な香りは熟したパイナップルを想像させる果実感とフレッシュな酸のニュアンスを感じられ、加えて程よい米の風味も感じられる。
味わいも香りから感じられるイメージと同様に、熟した果実の甘味が口一杯に広がる。
ジューシーでインパクトのある甘味はとても厚みのある味わい。
中盤には刺激的で爽やかな酸がその甘味を洗い流しつつアクセントを加えてくれる。
そして余韻は比較的キレがよく、それまで感じられていた芳醇でボリューム感のある甘味は余韻で感じられる酸の刺激とともに洗い流されていく。
濃厚な南国系フルーツのジューシーな甘味と酸味をたっぷりと感じられるしっかりと冷やして楽しみたい一本。
<アルコール度数15%>
この日は豚肉巻きシリーズと合わせた。
豚肉のチーズ巻きと豚肉の椎茸巻きに醤油ベースのタレを絡めて仕上げた焼豚屋の串焼きメニューのようなおつまみメニュー。
豚肉のチーズ巻きはチーズの塩味と少しだけ入れた梅の酸味が主張する味わい。
梅の酸味が日本酒の甘味の味わいと正反対ではあるが、思ったほどお互いにぶつからずに無難にマッチする。
一方の豚肉の椎茸巻きはこんがり仕上げた豚肉の旨味とジューシーな椎茸の味わいに濃厚な醤油だれの味わいが完全に日本酒にマッチする味わいで、お互いの味わいを邪魔しない。
いずれの料理とも相性は悪くないのだが、日本酒そのものの味わいが特徴的なので、もしかすると九州系の甘口醤油とともに合わせる白身魚の刺身のような素材の味わいを活かしたシンプルな料理との相性の方が良いかも知れない。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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