購入場所 | |
購入日 | 2020年12月13日 |
購入金額(税込み) | 1689円 |
テイスティング日 | 2020年12月20日 |
日本酒データ:
地域 | 秋田県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 亀の尾 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★☆ |
コメント:
以前に良く通っていた日本酒の専門店を久しぶりに訪れた際に、普通に棚に陳列されているこの日本酒をみて即買い。
山本の色シリーズは色々と出ているのだが、仕込まれた年こそ違うものの、「サンシャインイエロー」や「ミッドナイトブルー」、「ピュアブラック」などを既に飲んでいたよう。
今回はそこに加えて紫なのだが、いつ見てもこの色シリーズはどうしても戦隊モノのキャラクター名に聞こえてしまう。
色はわずかに色味を感じられるようなイメージ。
粘度は比較的高めでグラスの縁をゆっくりと伝わり落ちて脚が出るタイプ。
香りは比較的シャープで酸のニュアンスが強めに感じられる。
程よい米の甘味のニュアンスも感じさせつつ、日本酒感は抑え目で華やかな香り。
口に含むとしっかりとしたシャープな酸味とともに、とてもジューシーで甘味さえ感じられるアタックが口一杯に広がる。
そのジューシーな甘味は中盤までしっかりと感じられボリューム感もあるのだが、余韻はとてもキレが良く、甘ったるさのような感覚は残らない。
シャープな酸味とジューシーな米の旨味・甘味のバランスが非常によく、日本酒感を感じさせながらもくどさはなく、とてもバランスが良くどんどん飲みたくなってしまう味わい。
この日は夕食を軽く取ることにしたので、シンプルに佐賀牛の切り落としと秋田県名物のいぶりがっこと合わせてみた。
佐賀牛の切り落としはシンプルにトリュフ塩とともに合わせたが、肉の旨味が塩で引き立てられて濃厚な味わいになっているが、その味わいに正面から向かうことなく寄り添うような感じでマッチする。
燻製の香りと風味が癖になるいぶりがっこはその燻製の風味が少し個性が強めということもあり、繊細でバランスの良い日本酒の風味が少し消されている。
しっかりとした味わいながらも思ったよりも繊細な味わいなので、懐石料理などの和食のテッパンメニューと合わせるのが良いのかもしれない。
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