梅庵 (2022/05)


名前梅庵

場所:〒396-0028 長野県伊那市荒井内の萱7088-2
地図はこちらからどうぞ

交通手段:中央道 小黒川スマートインターより車で20分

営業時間:11:00~14:00、17:30~20:00 毎週火曜日

また行きたい度:=☆☆☆=豊かな自然の中の趣のある和造りの家で頂く太打ちの風味豊かな十割蕎麦は味覚だけでなく五感をフルに活用して楽しめる

外部リンク梅庵の公式HPへのリンク

備忘録

(2022/06/08記載)
今回は2022年5月上旬の祝日のランチタイムに訪問。
この日は全く予定を決めておらず、南信のワイナリーや酒蔵に行こうかということで色々探していたのだが、その中でふと昼食のことを忘れていたことに気付き慌てて色々なお店を検索。
このエリアは豚系が比較的有名ということもあってトンカツなどの肉料理の店が多いのだが、折角ならば信州らしく蕎麦を食べたいということで色々探していると、秘境のような場所にある古民家風の手打ち蕎麦を出すこちらの店を発見。
場所も行こうとしているエリアからそこまで離れていないこともあってこちらの店に行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
車だと中央道の小黒川スマートICが最も近いインター。
インターを出て名古屋方面に高速沿いに走り、小黒川手前の202号線(伊那駒ヶ岳線)を右折し、4キロほど小黒川を上流に向かって走った先に店舗がある。
文字で書いてしまうとシンプルだが、この道路がところどころ狭い場所があり行き違いには気を遣う箇所もあるので、大型車で向かう場合には少し注意が必要。
お店の近くになると「松庵」と書かれた看板があるので、その看板を目印に右折すると50メートルほどで駐車場およびお店が見えてくる。
周囲は自然豊な山なので、少し早めに到着して周囲を散歩して自然を満喫するのもあり。


お店は山の中にあるイメージ。
写真右側がお店の目の前にある第一駐車場。
写真右側に見えるなだらかな坂を上って奥に歩くとお店の建物がある。


目の前の第一駐車場が埋まっている場合にはさらに奥に入った場所にある第二駐車場も利用できる。


坂を上っていくとオシャレで味のある純和風の建物が見える。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回はゴールデンウイークのど真中の祝日に行ったので混雑覚悟で開店15分前にお店に到着したが、既に5組ほどが店の前で待機中。
こちらのお店はウェイティングリストに名前を書いて待つ方式なのでとりあえず急いで名前を書いたのだが、その後開店時間になると後続で7組程度が記帳。
車のナンバー自体は東京・横浜というよりも長野県内であったり名古屋方面が多い印象であったが、それにしてもこの場所までよく来るものだと自分自身含めて感心。
11時の開店と同時に記帳順に名前を呼ばれるが、我々の前までで一旦満席になるも、既に入っている人の席を再度調整して頂き、我々もファーストロットでなんとか入店。
料理の提供はかなりゆっくりしていることもあってか、我々が帰る12時半を過ぎてもまだ店の外では数組が待っている状況であった。
店内は入り口で靴を脱いで30センチ程度ある上がり框を上り店内に入っていくスタイルは田舎の知り合いの家にお邪魔するような感覚。
中の作りも床こそカーペットが貼られているが、その他は味のある和風な家そのもの。
20畳程度あろうかという広い客間が3つあり、そのスペースをゆったりと使って2名掛けや4名掛けのテーブル席や座卓の席などを配し、40名弱程度のキャパとなっている。


こちらが建物の入口。
入口には名前を書くウェイティングリストがあるので、開店前に着いた際や順番待ちが発生している際にはこちらに書いて待つのがローカルルール。


店内へは靴を脱いで入るが、その中はこれまで普通に使っていたような味のある雰囲気。


広いスペースをゆったりと使って2名掛けや4名掛けのテーブル席や座卓の席などを配し、40名弱程度のキャパとなっている。


なお、席からは緑豊かな庭を見ることが出来る。
お店に食事に来たというよりも、田舎の家に帰ってきて寛いでいるというような錯覚に陥ってしまう。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店はシンプルに蕎麦2種類と一品ものが数種類というお品書き。
蕎麦については太打ちタイプと細打ちタイプの2種類があり、薬味やつけダレ、あつもりか通常の冷たいもりそばかの違いで計5種類のメニューが用意されている。
また、量はお子様・並盛り・大盛りと3種類ある。
こちらのおすすめは「行者そば」ということなので、そばは「行者そば 大盛り(1600円)」をセレクト。
今回は大人数で利用したのでせっかくならばということで「鴨のくわ焼き(1100円)」と「卵焼き(580円)」それに地酒とそのつまみになる「焼き味噌(220円)」もオーダーした。


メニューはかなりシンプル。
太打ちと細打ちの蕎麦が2種類、薬味や食べ方を変えてトータル5種類と一品料理が3種類のみ。


蕎麦についてはそれぞれ何が違うのかも解説しているので、気になる場合は注文前にしっかりとチェックしたほうが無難。


そしてこちらが日本酒のメニュー。
地元伊那市の「信濃錦」のお酒を扱っている。
アルコールメニューは日本酒の他はビールのみ。

今回は開店と同時に満席ということと、こちらのお店は時間の流れがかなりゆっくりしていることもあり、料理の提供まで30分ほどを要した。
風情のある店内から豊かな自然を眺めながらゆったりとした時間を過ごすせるのであればこの上ない贅沢だが、さっと食べて帰りたい人にはちょっと厳しいかも知れない。


なお、日本酒については注文後10分程度で提供された。
今回注文したのは地元伊那のお酒、信濃錦の純米吟醸酒である「花如雪」。
米の甘味と旨味、そして爽やかな酸味がバランスよくマッチし、濃すぎず薄すぎずのバランスの良い味わい。
日本酒のアテとして注文した味噌焼きはしゃもじにぬられており、軽く山椒の刺激もあり日本酒との相性は抜群。


その後しばらくして「玉子焼き」が提供された。
写真ではわかりにくいがかなりのサイズ感で、一切れが大人の2口程度ある。
ふわふわというよりはずっしりとボリューム感のあるタイプで、ダシの風味がしっかりと効いたパワフルな味。
こちらも日本酒のお供には最適な一品。


その後続いて提供されたのが「鴨のくわ焼き」。
鴨と季節の野菜を合わせた和風鉄板焼きということで、アスパラ、エリンギ、椎茸、パプリカ、そしてたけのことかなり盛りだくさんの野菜が添えられている。
甘めの醤油ベースのタレでしっかりと味付けられているので、素材の味をシンプルに楽しむというよりはタレの味わい感じながら頂くというイメージ。


そしてこちらが「行者そば 大盛り」。
見た目はそこまでではないが、量は男性が食べてもしっかりと満腹になるボリューム感でかなり太めに仕上げられた、いわゆる平打ちタイプの蕎麦。

まずは蕎麦だけで頂くが、程よい歯ごたえと平打ちの蕎麦は口の中でかなり主張し、いわゆる喉ごしで食べるという感じではなくしっかりと蕎麦を頂くというイメージ。
その蕎麦は蕎麦粉ガッツリ系の味わいではないが、しっかりと蕎麦粉の風味と味わいは感じ、丁寧に作られたのが分かる味わい。
軽く塩を振って頂くと、蕎麦の味わいがより強調されるので、まずは塩のみで食べるのがオススメ。

次につけダレを頂くが、しっかりとカツオの味わいが効いた風味豊かでどっしりとしたタイプ。
心なしか、デフォルトで大根おろしのおろし汁から出る独特の風味が感じられなくもない。
特に際立った特徴はないが、それが特徴的な蕎麦を引き立てるという意味で良いのかも知れない。


そしてこちらが「田舎そば 大盛り」。
見た目は「行者そば」とほぼ同じだが、唯一の違いはつけダレの使い方と薬味。
「行者そば」はつけダレの入った器に蕎麦を絡めて頂くいわゆる普通のスタイルだが、「田舎そば」はお椀があるので適宜そのお椀につけダレを補充しつつ頂くというスタイル。
また、行者そばにはつけダレに入れる薬味として味噌が付いているのも違い。

<まとめ>
今回は1人あたまで割り戻してみると、おおよそ2000円強といったところ。
おそばをしっかりと食べて日本酒を1合飲み、そして1品料理もちょこちょこつまんだことを考えれば決して高くない値段設定。
しっかりとした手打ち感と食べごたえのあるそばもさることながら、地元・伊那の美味しい地酒と共にいただくダシベースのボリューム感のある卵焼きや、甘めの醤油ダレを効かせた鴨と野菜の和風鉄板焼きを趣のある古民家野中から大自然を眺めながら頂くという非日常の雰囲気が印象的。
そばの味だけを追求すれば他にも候補となるお店はあるかも知れないが、味覚だけでなく五感をフルに活用して食事を楽しみたいのであれば間違いなくおすすめのお店であった。

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梅庵そば(蕎麦) / 伊那市)

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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