豊の秋 薫風の涼 生酒 超辛口 純米



購入場所 酒蔵
購入日 2025年06月14日
購入金額(税込み) 1349円
テイスティング日 2025年07月08日

日本酒データ:

地域 島根県
タイプ 純米
使用米種 五百万石100%
好み度(MAX五つ星) ★★★★

コメント:
島根県を訪れた際、公共交通機関で行ける酒蔵を探している時にたまたま見つけた酒蔵の一つ。
酒蔵見学は出来ないものの、試飲販売は可能ということで何種類か新させて頂いた中でセレクトしたのがこちら。
色はほんのりグリーンのニュアンスを感じられるもののほぼクリア。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁に脚がでる。
香りは純米酒ということで程よい穀類のニュアンスは感じられるが、そこのフレッシュな酸とほんのりと米の旨味や甘味の風味が加わる。
とはいえ「超辛口」を売りにしている日本酒なので、シャープなキレを感じさせるアルコール感もそこそこ感じられる日本酒らしいもの。
口当たりはシャープでキレがある。
超辛口の名の通り、透き通るようなキレが口一杯に広がり、そのキレには雑味がない。
中盤には辛口純米らしい穀類の風味が加わり、程よいボリューム感と共にアルコールが喉を刺激する。
余韻は喉を過ぎるとほぼ無くなるのだが、ほんのりとアルコールの刺激が口の中にしばらくの間感じられる。
シャープなキレとアルコール感に加え余計な雑味を一切そぎ落とした文字通り「超辛口」の純米酒。
<アルコール度数14%、精米歩合65%>


この日は本マグロの中落ちをメインに、毎度の野付産ホタテなどを盛り込んだ海鮮丼と合わせてみた。
本マグロは中落ちということもあって、身の味わいと濃厚な脂感がうまい。
そして、野付産のホタテは大振りで、毎度のごとく冷凍ものとは思えない甘味と食感が特徴的。
「超辛口」ということで、甘味や果実感などの味わいは一切なく見事なまでのキレが特徴的だが、その味わいは意外と刺身系とマッチする。
今回は刺身と合わせてみたが、このシャープで雑味をそぎ落としたクリアな味わいはジャンル問わず幅広い料理とマッチしそう。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>

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