成吉思汗 大黒屋 5丁目支店 (2022/04)


名前成吉思汗 大黒屋 5丁目支店

場所:〒070-0034 北海道旭川市4条通-1425 3.4仲通
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR旭川駅 徒歩10分

営業時間:17:00~22:00 不定休

また行きたい度:=☆☆☆=上品で繊細な柔らかいフレッシュラムを楽しめる地元で人気のジンギスカンの店

外部リンク成吉思汗 大黒屋の公式HPへのリンク

備忘録

(2022/05/17記載)
2022年4月上旬の平日のディナーとして利用。
この日で旭川滞在が最後だったのだが、振り返ってみると食べていたのは海鮮とラーメンだけで肉系はゼロ。
ということで、北海道と言えば「ジンギスカン」なので、旭川の人気店を検索してみるとこちらの店が見つかった。
ただ、大人気店ということで、週末の夕食時は1時間待ちはザラという情報も結構見られたので、ドキドキしながら向かってみた。

<お店の場所はどこ?>
場所はJR旭川駅からだと歩いて10分程度のところにある。
駅から四条通り方面まで向かい、四条通りの一本駅よりの道を左に曲がって3.4仲通を1ブロック歩いたところ右側に見える。
蔵のようなが前の店舗の壁には大黒様が書かれているので目立つ。
なお、店舗横はコインパーキングもあるので車での来店の際も便利。
そして人気店ということもあってか、混雑時の「待合室」が店舗前の道路挟んで反対側にある。


こちらが店舗外観。
蔵のようなイメージの店舗は中央が入口になっており、外からは中の様子はうかがえない。
店舗の壁に描かれている大黒様が目印。


人気店ということで、店舗の向かい側には「待合室」まで準備されている。
色々な口コミだと週末は1時間待つこともザラだとか。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の18時半頃の到着。
サラリーマンが帰宅を始める時間ということもあって、若干不安な気持ちになりながらお店に向かうと、店舗の外は待ち客無し。
店舗の中に入るとまだ空きはあるようですぐに案内された。
店舗内は落ち着いた雰囲気で統一されており、カウンター席と通常のテーブル席の他に3名で利用できる小上がり席もある。
トータルで100席近いキャパのある店内は7割程度が埋まっている状況であった。
我々が帰る20時前になるとほぼ満席に近い状況ではあったが、待ちは発生していなかった。
ただ、今回は平日だったのからかも知れないので、休日利用する際には要注意。
なお、焼肉系のお店らしく各テーブルの上にはしっかりと排煙ダクトが準備されており、店内は流石にジンギスカンの匂いこそすれ、煙はゼロ。
煙モクモクが気になる人にとってはありがたい。


こちらが小上がり席。
掘りごたつタイプになっており、予め床にはベンチタイプのクッションが敷かれている。

いくら換気を良くしてもジンギスカンには匂いがつきもの、ということで用意されている荷物入れ。
中にコートなどの身の回りの物を入れて蓋をすれば完璧。


こちらはカウンター席。
隣席とはブラインドで仕切られておりオシャレな感じ。
なお、背もたれの部分がそれぞれの席のコート入れとなっている。

<オススメのメニューは?>
久しぶりのジンギスカンなのでどのようなメニューがあるのか全く分からずに着席したが、メニューを見るとかなりシンプル。
こちらの店は肩ロースとランプとヒレとラムタンの4種類のみ。
そこに加えて羊ソーセージやTボーンステーキ、数量限定のラムチョップ程度とメニューが絞りこまれている。
その他のサイドメニューにはご飯やサラダ、漬物程度とある意味ひたすらジンギスカンを食べるのに集中できるラインナップ。
今回は肩ロースとランプとヒレ肉がセットになった「1番セット(2300円)」と数量限定の「ラムチョップ(900円)」をひとまずオーダー。
その後「ヒレ肉(900円)」を追加オーダーし、ドリンクに地元の日本酒ということで「男山生酛 純米(800円)」をオーダーした。


こちらがレギュラーメニュー。
肉は4つの部位を提供しており、その他にはハーブで味付けしたものやソーセージなどのメニューがある。
サイドメニューもかなり絞りこまれており、ジンギスカンに集中することが出来る。


セットメニューとしてこちらのメニューがある。
これは肩ロースとランプとヒレ肉がセットになったものだが、セットだから得かというと金額は積み上げただけなのでお得感はない。
何度も来ていて好きな肉の部位が分かっている人にはあまり魅力的ではないが、初めて来た人であればとりあえずこれを注文すれば大丈夫そう。


その他にも数量限定として「ラムチョップ」もある。


そしてこちらがドリンクメニュー。
ビール、ハイボール、サワーや北海道のウイスキーや日本酒、ワインなどを一通り取り揃えている。

注文を終えると2、3分で注文の品とラムの脂、そして無料の野菜を持ってきてくれる。


テーブルにはジンギスカン専用の鉄板が載せられた七輪がスタンバイ。
火はガスではなくしっかりと炭を使っている。


最初はスタッフの方が説明がてら野菜と肉を焼いてくれる。
ベストな焼き加減は「7割焼いて1度だけひっくり返す」とのこと。


こちらが無料の野菜。
野菜はメニューには載っておらず、注文するとボウルに入れられて提供される。
また、お替りも何回でも可能なのは嬉しい。


こちらが「一番セット」。
写真の右側から時計回りにランプ・ヒレ。肩ロース。
まずは肩ロースから頂くが、思いのほかラム肉の独特の風味が無く、本当にラム肉なのかと思ってしまう程すっきりとした味わい。
また肉質もとても柔らかく、程よく脂が乗っておりお酒がどんどん進む。
そしてランプだが、こちらも肩ロースに近い味わいだが、肩ロースよりは少し脂が控えめでアッサリした感じではある。
味わいの傾向は肩ロースと全く同じ。
最後にヒレ肉を焼いたが、こちらは脂が少ないこともあって焼くときはコロコロ鉄板の上を転がしながら焼く必要がある。
3,4分焼くと、トングでつかんだ時に程よい弾力感が出てくるので一旦半分に切ってみるととても良い感じのミディアムレアに仕上がっていた。
こちらは脂分がないこともあってかさらに羊感がなく、まるで上質な柔らかい牛肉を食べている感じ。

ここまで食べてようやく気付いたのだが、全くタレを使っていなかった。
羊の味わいが繊細で余計な味付けをしなくとも素材の旨味だけで楽しめる証拠なのかも知れない。

なお、ボリューム的には1名で食べたらそれなりにお腹が満たされるか、という感じ。


今回はタレさえ使わなかったのであまり出番はなかったが、テーブルには味変をしたくなったとき用の調味料がいくつか準備されている。
「大黒屋オリジナルスパイス」を少し試してみたが、塩コショウにハーブを混ぜた、まさにラム肉とはぴったりのスパイス。


こちらが数量限定の「ラムチョップ」。
じっくりと鉄板で焼いて頂くが、こちらも先に焼いた肉同様にラム独特の風味はそこまで感じさせず、それなりに脂感はあるものの気付いたら胃袋に消えていたという感じ。


今回は折角なので旭川の地酒「男山」の生酛純米酒をオーダー。
ジンギスカンと言えばビールという感じではあったが、折角地元の日本酒があるので合わせてみようと思い注文したが、これが意外とマッチする。
恐らくガッツリラムの風味を感じられる肉だとちょっと負けてしまう気がするが、今回は肉がとてもフレッシュな味ということもあって肉もお酒もすすんでしまう。


そしてこちらが追加注文した「肩ロース」。
そこそこ厚みのあるものが6枚入っているが、フレッシュでとても柔らかい肉質ということもあってか、気付けばどんどんとお皿から肉が消えていくという状況。

<まとめ>
ラム肉とは思えないほどラム独特の臭みがなく、またフレッシュなこともあってか肉質がとても柔らかい。
もちろん脂はしっかりと乗っているので、肉の味わいと程よいラムの風味を感じられるのだが、ガッツいて食べまくるというよりは上品に味わいながら食べたいラム肉であった。
今回は2名でセットメニュープラス1皿分肉を追加、ドリンクは日本酒のみという感じで腹8分目くらいの満足感であったが、お会計は5000円少々。
ジンギスカンの相場があまりわからないので金額的に高いのか安いのかは何とも言えないが、それでも日本酒を1本(300ml)注文してこのクオリティーのラム肉が食べられるのであれば満足度は高い。
来店時は週末の混雑時を避けて平日の早めに行けば待ち時間無しで入れるので、観光で旭川を訪れた際にはうまく週末のタイミングを外していくのがオススメ。

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成吉思汗 大黒屋 5丁目支店ジンギスカン / 旭川駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

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